骨髄提供回想録12 想いが叶った日 | 人生 直球勝負!

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自分の気持ちに正直でいたい。
愚痴は言わない。妬まない。短所より長所に目を向けたい。
やりたいことを「がむしゃらに」やって行きたい。

たまに揺らぐときもあるけど…。

そんな気持ちを忘れないよう、綴っていきたいと思います。

受付を済ませ、病棟に入りました。


回想録11でも書きましたが、きれいな個室でした。


入院初日は、確認のための採血と、麻酔科の医師の問診があります。


麻酔科の医師はまだ研修医でしたが、キチンと説明してくれました。


・・・当たり前か(笑)




その時言われて知った自分の身体のこと。


「肺活量が平均の1.5倍ありますが、何かスポーツされてましたか?」


・・・何もしてません。


そう言えば術前検査で肺活量を測った時、


「うわ、すごい!6000mlもある!!」


って言われました。


確かに子供の頃、潜水で50mくらいは普通に泳いでたな。。


肺活量が多くて悪いことは何もないそうです。



次の日は、いよいよ骨髄採取です。


さすがに寝付けず、24時を過ぎた頃、ナースステーションへ睡眠薬を貰いに行きました。



そして遂にその時が来ました。


16年間待ち続けてきた時が。



病人ではないので、自力で歩いてオペ室へ行きます。


人が多く、意外と賑やかなオペ室。


今から思えば、見学の人がいたんでしょうね。



点滴の針を打ち、


「眠くなる薬を入れますね。」


という看護師さんの言葉を聞いて、あっという間に眠りに落ちました。


骨髄採取スタートです。