回想録11でも書きましたが、きれいな個室でした。
入院初日は、確認のための採血と、麻酔科の医師の問診があります。
麻酔科の医師はまだ研修医でしたが、キチンと説明してくれました。
・・・当たり前か(笑)
その時言われて知った自分の身体のこと。
「肺活量が平均の1.5倍ありますが、何かスポーツされてましたか?」
・・・何もしてません。
そう言えば術前検査で肺活量を測った時、
「うわ、すごい!6000mlもある!!」
って言われました。
確かに子供の頃、潜水で50mくらいは普通に泳いでたな。。
肺活量が多くて悪いことは何もないそうです。
次の日は、いよいよ骨髄採取です。
さすがに寝付けず、24時を過ぎた頃、ナースステーションへ睡眠薬を貰いに行きました。
そして遂にその時が来ました。
16年間待ち続けてきた時が。
病人ではないので、自力で歩いてオペ室へ行きます。
人が多く、意外と賑やかなオペ室。
今から思えば、見学の人がいたんでしょうね。
点滴の針を打ち、
「眠くなる薬を入れますね。」
という看護師さんの言葉を聞いて、あっという間に眠りに落ちました。
骨髄採取スタートです。