骨髄提供回想録 4 ドナー登録 | 人生 直球勝負!

人生 直球勝負!

自分の気持ちに正直でいたい。
愚痴は言わない。妬まない。短所より長所に目を向けたい。
やりたいことを「がむしゃらに」やって行きたい。

たまに揺らぐときもあるけど…。

そんな気持ちを忘れないよう、綴っていきたいと思います。

「ドナーになる!」
そう心に決めたものの、当時の自分は病み上がり。さらには転勤。
そして、自営業になったりと、環境の変化が著しく、ドナー登録さえもしないまま、時間が過ぎていきました。

そんなダラダラしていた自分の気持ちを変えるきっかけになったのが、2005年に開催された「愛・地球博」でした。
地元開催ということもあり、かなりの回数会場に足を運びましたが、いちばん印象深かったのか赤十字のパビリオンです。
とても重たい現実を見せつけられたのですが、誰かの役に立ちたい!いや、立たなくてはいけない!という気持ちになり、とりあえず献血を再開しました。
そして、何回目かのときに、献血ルームで骨髄バンクのパンフレットを見つけました。
このとき、「ドナーになる!」という気持ちを思い出し、12年の時を経て、ドナー登録者となることができたのです。

しかしまだこの時は、骨髄バンクというものが、自分にとって大きな存在になるとは、想像もしていませんでした。
何となく、ドナー登録しただけで、満足している自分がいたのです。



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