一生忘れることがない3月11日午後2時46分の出来事。
今日で1年になりますね。
メディアに流れる映像を見るたび、心が締め付けられます。
ほんの一瞬で変わってしまった景色・・・。
復興に向かっているとはいえ、そのスピードは決して速くはない。
被災地の映像には、今でも信じられないくらいの瓦礫の山がある。
撤去しなければ何も始まらないこの瓦礫を、被災地以外で受け入れると表明したのは、東京都を初めわずか数県。
とある自治体では受け入れようとしたが、住民の反対で進まないと。
この自治体の地域では数年前に大きな地震があり、全国から支援が寄せられた。
その時のお返しにと自治体が計画したのに、
「風評被害が心配」 「子供の未来を奪うな」 というメールが届いたと。
「風評被害が・・」なんていうこと自体が被災地の風評被害を拡大させる。
被災地にもたくさんの子供たちが懸命に暮らしている。
自分の子供を心配する気持ちはわかるけれど、「被災地の子供の未来」は、ほったらかしでもいいのか?
唯一の救いは中学生くらいの女の子が、「支援になるなら受け入れた方がいいと思う。」と答えていたことでした。
まだまだ支援が必要な被災地に、自分ができることは何なのか?
口で言うだけなら簡単。でもそれだけじゃ意味はない。
ひとりひとりにできることは小さいけれど、それをしなけりゃ大きな力にもならない。
『絆』
この一文字が持つ意味を、これからも考え続けていかなければいけない。
自分が他人のために何ができるのか?
永遠のテーマです。