音ヶ淵鉱山の石、シュウ酸に漬けてみました。 | ドーソン石のブログ

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鉱物を集めています。
標本屋さんで買うのも、鉱山で採集するのも好きで休日は徘徊しています。
その徘徊の様子をちょこちょこ書いていきたいと思います。

今日、朝早く、洗濯物を干していると、隣の屋根の上にパンツがあることに気が付いた。


全然動いた様子がない為、数ヶ月そこに留まっているようだ。


男物だったので、ただ、それだけの話なんだが。


女性用だったらなにかしただろうか?


いや、なにもしないけどね。


* * *


まる二昼夜、ブライトに漬けてみた。


変化が無かった。


シュウ酸の飽和水溶液に漬けてみた。


入れたとたん、そこかしこから小さな泡が立ち登って、効果があるように伺えた。



























本体が溶けてしまっても困るので、だいたい、15分程度で取り出して、水洗いを行った。


おお、結構綺麗になってる。


なかなか良い感じ。



























最初、判らなかったが、よく見ると、黄土色の残った部分は方解石のようだ。


小さいけれど、犬歯状の結晶が覗いている。


溶かすべきだろうか?


溶かしたら、もっと硫砒鉄鉱の結晶でてくるんとちゃうかなあ。


最近、溶かして、結構、失敗しとるから、躊躇しています。


溶かして、結晶でれば、OK。


塊であってもOK。


なんにもなくて、他の結晶外れたら、目も当てられん。


ど~しよ~。


下の写真は以前採集してきた香春岳(三の岳)、兎田鉱山、水晶坑の柘榴石。


失敗した例と言っても良い。




























へこんだ部分に方解石が充填していたのだ。


もっと立体的な柘榴石を期待していたのだが、うまいこといかないものだ。


完全に、失敗だったと言い切れないのが辛いところ。



























部分的には、気に入った部分もあるのだ。


小さいけど。


サムネイルサイズの標本に割り出すか?


溶かすと、中から気になるものも出てくる。


この白い結晶なんやろ?


























これも、完全に埋まっていたものだ。


小さいけど、気に入っている。




























これにも小さいが白い放射状結晶が付いていた。


なんやろ?


























気になるなあ。