江ノ電で罵倒の撮り鉄に思う 通行人や風景も含めて鉄道写真だと思った方が気楽なのでは? | トラベルライター・歴史研究家・英語/ドイツ語トレーナー 山内一輝のブログ

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トラベルライターとして、歴史・旅行に関する執筆・講演活動をしている山内一輝(山内かずてる)のブログ。個人事業主向けにプロフィール・個人活動冊子の文章作成も手掛けています。英語・ドイツ語を教えていた経験あり。国内外問わず、城や古い街並みを巡るのが好き。

私が鉄道ファンなのは、付き合いの ある方や、ブログを読んでいらっしゃる方はご存じかと思います。

鉄道ファンなのですが、苦々しく思っているのが「撮り鉄」と呼ばれる人たちです。

ニュースなどでも何度も取り上げられていますが、車両の写真を撮るために、傍若無人な振る舞いをする人が少なくないのです。

 

昨日、神奈川県の江ノ島電鉄(以下江ノ電)の試運転車両が歴史のある列車で、その列車の撮影をしようと撮り鉄が集まっていたようです。

その車両がコチラです。

 

 

その列車と並走するように自転車に乗ってきた人がいて、その人に対して撮り鉄が罵声を浴びせるわ、恐喝するわの酷い有様だったのです。

その様子の動画を見ましたが…これは酷いです。

 

その自転車に乗っていた人も、路面電車のの区間とは言え、列車と並走するのは道交法上どうなのかというのはあります。

江ノ電は、路面電車の区間があって、普通の人が道路を走っていることは至って普通のことです。

 

撮り鉄がその通行人に対して罵声を浴びせる理由は一切ないのです。

しかも、当の撮り鉄たちが、道路上を占有している訳で、それは問題なのでは?と感じたのです。

 

それに、自転車に乗っていた人はお調子者っぽい感じはありましたが、むしろ何かが一緒に走っていた方が、日常感があるのでは?と私は思うのです。

もちろん、電車を撮るタイミングは本当に一瞬なので、タイミング悪く、思ってもいないものが映ってしまうことは残念ながらあります。

それは味だと思った方が精神衛生上いいかと思うんですね。

 

好きなだけで上手い訳ではありませんし、どちらかと言うと乗った記録として写真を収めている意味合いが私は強いです。

鉄道はあくまで日常や使われる人たちの中にあってこそのものです。

町・自然・人々と色々な人たちがその場にいる訳です。

それを大事に撮ったらいいんじゃないの?と私は考えています。

 

 

 

人が殺到する撮影スポットで密で撮らなくても、実際に歩いて色々観察していれば、ここなら綺麗に撮れそう…と感じる所もあるのにな、と私は感じてしまうのです。

私は車両にさほど執着がないのは差し引いたとしても、自分がある程度満足できる絵を撮ることを考えた方が幸せだと思います。

 

無料で完璧な構図の絵を撮ろうというのが、そもそも虫が良すぎる話です。

どうしてもというなら、撮影会の企画を鉄道会社に持ち込んだらいいのにと思う訳です。

 

正直、撮り鉄のマナーに関しては、私は酷いと感じています。

良心的な方がいないわけではないのでしょうが、正直同類だとは思われたくはないです。

 

今は鉄道会社が撮るのを黙認しているだけで、マナーがあまりに酷いと沿線の撮影禁止とかになっても文句が言えない訳です。

禁止になってからでは遅いんですよ。

 

 

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