鈴鹿越えの難所 東海道の旧宿場町・関(三重)の街並みがオススメ | トラベルライター・歴史研究家・英語/ドイツ語トレーナー 山内一輝のブログ

トラベルライター・歴史研究家・英語/ドイツ語トレーナー 山内一輝のブログ

トラベルライターとして、歴史・旅行に関する執筆・講演活動をしている山内一輝(山内かずてる)のブログ。個人事業主向けにプロフィール・個人活動冊子の文章作成も手掛けています。英語・ドイツ語を教えていた経験あり。国内外問わず、城や古い街並みを巡るのが好き。

 

 東京の日本橋~京都の三条大橋まで江戸時代に整備された東海道五十三次。

その伊勢から関西に抜ける、鈴鹿越えの難所の東側にあるのが「関」(三重)の宿場町です。

 

旧東海道に沿って並ぶ、木造の瓦屋根の建物。

綺麗に揃って見事な町並みです。

百五銀行もまた、このような建物になっています。

 

 
 
そして、郵便ポストも、明治のものに。
 
 

 ここから西に行くと鈴鹿の山。高い山が並んでします。

鉄道がある今でも、ここの関から西の区間はこんな状態です。

 

 

こんな山深い所を超えて、琵琶湖や奈良に抜けていたのです。

歩いて超えていたら本当に大変でしょう。

もちろん、百数十年前でも鉄道を通すのは難工事だったでしょう。

 

 

 

そういう事情もあって、この関の宿場町は比較的規模の大きいものでした。

距離にして1.8キロほど。

端から端に行くだけでも歩き慣れていない人であれば大変です。

 

 

関でも有名な地蔵のある地蔵堂。

奈良時代には建てられたと言われています。

関と言えば、この地蔵堂と言われるくらい、有名な建物です。

 

 

 

 

関宿のある休憩所の2階から北を見た風景。

鈴鹿の山脈が見えます。

これから西に向かう人はこの山を越えて、向こうに行くのです。

それだけに、ここで休むことがかなり重要だったわけなのです。

 



この関宿に並行するように、JRに関西本線が走っています。

そして、関駅(三重)からであれば、徒歩5分もあれば、関宿の街並みが見られます。

 

名古屋からであれば、「亀山」駅で乗り換えて一駅の場所です。

JRでも名古屋方面からであれば意外に来やすいです。

 

関西方面からだと、ちょっとした普通列車の旅になります。

京都からであれば草津(滋賀)・柘植(滋賀)を経由して、順調に行って2時間弱になります。

青春18きっぷでも、京都発着の往復でも1日分の元が取れる距離です。

 

鈴鹿山中の風景を愉しみつつ、関に少し寄って、名古屋に向かうルートもいいかも知れません。

関駅に列車が来るのは1時間に1本です。

計画の際にはご注意を

 

 

<電子書籍 Amazon Kindle で発売中>

いずれも kindleunlimited(読み放題)の対象です!

 

新刊! 「京都観光のいろは」

 

京都観光のお得なパス、スケジュールの組み方など

元旅行業者×京都在住の私がお答えします

 

 

 

鉄道旅行の面白さを描いた一冊

金沢・新潟・長野など北陸新幹線沿線の途中下車の旅を描いています!

 

 

 

山内一輝 電子書籍 既刊

 

 

 

<トラベルライターとして活動中>

国内外の現地情報、旅行手配、歴史、外国語を軸に、

記事執筆&講演活動をしています。

 

ライター・電子書籍作家 山内一輝のHP

トラベルライター 活動内容&メニュー

執筆&講演のお問い合わせ・ご依頼はコチラ

 

 

<よろしければアメブロ・SNSのフォローどうぞ>

アメブロ 

FB

ツイッター

メインアカウント / 旅行・歴史アカウント / 外国・外国語アカウント

 

 

<個人事業主様向けに文章書いています>

セルフマガジン(個人活動冊子)の作成メニュー

その他の個人事業主様向けメニュー

プロフィール作成、仕事・紹介文の作成、リライト承っています。

 

ライティングメニュー お問い合わせ・ご依頼はコチラ