4/30は魔女の夜だった? ワルプルギスの夜って何? | トラベルライター・歴史研究家・英語/ドイツ語トレーナー 山内一輝のブログ

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トラベルライターとして、歴史・旅行に関する執筆・講演活動をしている山内一輝(山内かずてる)のブログ。個人事業主向けにプロフィール・個人活動冊子の文章作成も手掛けています。英語・ドイツ語を教えていた経験あり。国内外問わず、城や古い街並みを巡るのが好き。

 

4月中ヨーロッパの北の方のような、日本の春とは思えない寒さだったのですが、

4/30の昼間、関西はやたら暑かったです。

 

ちょうどこの時期は、古代のヨーロッパにいたケルト人の暦でも、

「寒い季節」から「暖かい季節」への切り替わりの時期で、ケルト語ではBealtaine(ベルテイン)と言うらしいです。

 

ケルト人はどうやら、

「寒い季節」と「暑い季節」の2つに分けて季節を考えていたようで、

この季節の変わり目には、この世と死者の世界の境目が曖昧になり、
幽霊やら精霊やらがウロウロすると考えていたようです。

 

その悪霊が跳梁跋扈するというイメージから、

魔女の「ワルプルギスの夜 (ヴァルプルギスの夜/Walpurgisnacht)」という話が出てくるのです。

この時期になると魔女が森の中に集まって何か集会をやっているなんて話になるのです。

 

 

ドイツのハルツ山地は、その魔女の伝承で有名な地域だったりします。

魔女伝説が残る ドイツ・ブロッケン山へ 鉄道で行った時の話

 

ハルツ山地に限らず、ヨーロッパの森は深くて、昼間でも基本的に暗いのです。

だから、何が出てきてもおかしくない、非日常の世界だったりします。

 

 

そんな悪霊を防ぐために、

かがり火を焚いたり、いたずらを仕掛けたりする風習になったと言われていて、

ドイツの一部やバルト海沿岸では、今でも見られるようです。

 

 

夜にかがり火とか、いたずらとか、どこかで聞いたことありませんか?

 

ちょうど半年後、10月の末日が、

「暖かい季節」から「寒い季節」に変わる時期で、

「ハロウィン」として知られていますよね。

 

はい、ちょうどその裏側が今日なのです。

 

ヨーロッパだと特に冬が暗くて長いので、暖かくなるこの時期を心待ちにしているのです。

 

 

今の時期、なかなか旅行にも行けないので、

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住んで分かった ドイツの魅力

 

 

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