桜の写真つき 彦根城(滋賀)の歴史 | トラベルライター・歴史研究家・英語/ドイツ語トレーナー 山内一輝のブログ

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トラベルライターとして、歴史・旅行に関する執筆・講演活動をしている山内一輝(山内かずてる)のブログ。個人事業主向けにプロフィール・個人活動冊子の文章作成も手掛けています。英語・ドイツ語を教えていた経験あり。国内外問わず、城や古い街並みを巡るのが好き。


 

 

こちらも江戸時代当時の天守閣が現存する彦根城(滋賀)です。

「ひこにゃん」で有名になったお城です。

 

ただね、そのひこにゃんの格好をよく見ると赤い兜をかぶっていますよね。

これは戦国時代に徳川家康の元で、活躍した井伊直政の「赤備え」を模したもの。

 

この彦根城は、その井伊家の居城でした。

 

 

場所としては中山道と北国街道の交差点にあたり、非常に重要な拠点です。

今でも、JRの東海道本線と北陸本線の乗換駅になる米原(まいばら)から1駅の場所ですしね。

 

それだけ重要な拠点ですが、彦根城は比較的新しい城なのです。

というのも、江戸時代になって、井伊氏がこの一帯に入ってから建てられたからです。
 

 

その前のこの一帯の領主は、関ヶ原の戦いの西軍を指揮した石田三成です。

 

 

今のJR彦根駅の改札を出て右に行くと、このように山が見えますが、

ここに三成の居城だった佐和山城があったのです。

 

井伊直政は、一旦この佐和山城に入りますが、

子の直継・直孝の代で、今の彦根城のある場所に城を建築します。

 


どうやら、かなり工事は急ピッチで進められたようです。

その際に、近江の色々な城から材料を集めたようです。

 

例えば…



天守閣は大津城から



天秤櫓は秀吉が建てた長浜城から


他には浅井氏の居城だった小谷城、

そして、先ほど紹介した佐和山城などから色々とかき集めています。
近江のオールスターが揃っていると言っても、大げさではないかと思います。

 

江戸時代が終わるまで、彦根城は井伊家が代々居城とします。

 

明治時代になって、廃城令により取り壊しの危機にはあいます。

 

1879年の年明治天皇の北陸巡幸の際に、彦根の城を見て、

城を残すよう命を受けたことで、今の姿が残ることとなったのです。

 

 

2020年4月2日現在の事情を考えると、行ってみてはいかが…とは言いづらいですが、

ただ、是非見て欲しい城の1つです。

 

 

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