6日間・2000キロ「北海道&東日本パス」を使って津軽海峡まで 【2017年7月】 | トラベルライター・歴史研究家・英語/ドイツ語トレーナー 山内一輝のブログ

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トラベルライターとして、歴史・旅行に関する執筆・講演活動をしている山内一輝(山内かずてる)のブログ。個人事業主向けにプロフィール・個人活動冊子の文章作成も手掛けています。英語・ドイツ語を教えていた経験あり。国内外問わず、城や古い街並みを巡るのが好き。

 

2017年に1週間ほど時間ができたため、だったら東北をゆったり巡ってこようと思い、普通列車で東日本と北海道を7日間まで回れる、「北海道&東日本パス」を使いました。
 

「北海道&東日本パス」の詳細はこちら

 

JR北海道と東日本限定の普通列車だけの旅だと思ってもらえれば十分です。

 

上野発・上野着の6日間でおよそ2000kmの旅、写真と文章とで振り返りたいと思います。

 

 

1日目:上野(東京)⇒宇都宮(栃木)


JR東日本快速のグリーン車

 

昼間に、京都⇒東京の高速バスで移動。

東京1泊しても良かったのですが、翌日の移動距離のこともあったので、

快速列車のグリーン席で、宇都宮(栃木)まで移動。

 

 

宇都宮駅前餃子の餃天堂

 

晩御飯は、もちろん宇都宮の「餃子」。

宇都宮駅前の餃天堂さんにて。

 

 

 

2日目:宇都宮⇒仙台(宮城)⇒盛岡(岩手)⇒八戸(青森)

 

 

宇都宮二荒山神社

 

この日はひたすら、八戸(青森)を目指して、ひたすら列車に乗る日なのですが、朝6時頃に目が醒めたのもあって、宇都宮市内にある「二荒山神社(ふたあらやまじんじゃ)」にお参りしてから出発。

 

 

東北本線+いわて銀河鉄道
 

仙台駅・牛タン弁当

 

宇都宮~八戸(青森)・約530kmをひたすら乗りに乗る!

途中、仙台で昼食(40分)と、盛岡での休憩(1時間半)を除いて、計12時間の旅程。

休憩を適当に取りながらなので、意外に楽ではありました。

 

ひたすら列車に乗り続けるのであれば、食事も駅弁で。

こういうのが雰囲気があっていいんですよね。

 

 

 

3日目:八戸⇒三厩(竜飛崎/青森)⇒弘前(青森)

 

八戸・鮫駅近くの蕪島(かぶしま)

 

青森駅前の青函連絡船

 

竜飛崎から津軽海峡

 

今回の旅の目的の1つが津軽海峡が見える竜飛崎まで行くこと。

最寄りの三厩駅(みんまやえき)まで行ける列車は、1日5本程度と、さほど多くないので、

待ち時間はゆったりと風景を見て巡っていた日でした。

 

こういう海のある風景は、心洗われて好きなんです。

ここまで北に来ると、夏は海辺に出るととても涼しく、心地よい風を感じるんですね。

時間をかけてここまで来てよかったなと思える風景でした。

 

 

 

 

4日目: 弘前⇒東能代(秋田)⇒弘前 

 

弘前城天守閣

 

青森まで来たからには、やはり見ておきたかったのが、弘前城

江戸時代以前の天守閣が残る、「現存十二天守」のうち、一番北にあるのがここ弘前なのです。

石垣の改修中で、天守閣自体は本丸の中央に引越中。

岩木山を背景にそびえる天守というのも、普通ではない姿だったりします。

(元の位置へ2021年に戻る予定)

 

観光列車・リゾートしらかみ(青森~五能線経由~秋田)

 

千畳敷(青森)

 

午後からは、観光列車・リゾートしらかみに乗って、日本海側をゆったりと見て回ることに。

観光列車だけあって、スペースはゆったり。

乗る便によっては、途中、千畳敷などで停車して、観光する時間がある場合もあります。

 

この弘前~東能代の間の路線・五能線も、1日7本程度と本数が少ない区間です。リゾートしらかみなどの観光列車と合わせて上手く回れば、意外に時間を有効活用して旅ができます。

個人的にはまた行ってみたい区間です。

 

この後、弘前駅に戻ると…青森夏の風物詩・ねぷたの姿もありました。

涼しい東北の熱い夜が間もなくといった雰囲気でした。

 

 

 

 

5日目: 弘前⇒秋田⇒鶴岡(山形)⇒新潟 

 

秋田市内・久保田城

 

青森からの帰りは日本海側を移動。

秋田駅での待ち時間で、市内にある久保田城を一目。

城跡が公園として整備され、緑豊かな空間となっていました。

夏場はかなり涼しい場所ですので、秋田駅で降りた際にはちょっと寄ってみてもいいかと思います。

 

   

鶴岡市内

 

新潟までの道中で、どこかに寄ろうと思い、以前庄内に寄った時にも行きたいと思っていた、鶴岡(山形)を巡ることに。

鶴岡市内は、そこかしこに、堀と石垣が造る、城下町の雰囲気を残しています。また、街のところどころにある、橋やちょっとした建物が、明治風のモダンな建物だったりと、見ていて私には楽しいものでした。

 

弘前から新潟まで、移動距離としては、430kmほど。

普通列車の本数が、比較的少ない区間なので、11時間くらいかけて、途中下車を組み合わせながらゆっくりと南下してきました。

 

 

6日目: 新潟⇒上野(東京) 

 

新潟・弥彦神社

 

新潟・群馬の山中にある水上駅

 

新潟から東京・上野まで、普通列車で行こうとした時に、どうしても本数の少ない区間があります。

乗継の関係で、午前中に時間が空くことになったので、新潟の弥彦神社

 

以前に新潟に訪れた際にもお参りしていました。境内の雰囲気がかなり澄んでいますので、新潟に行った際には寄ってみるのをおすすめする場所の1つです。

時間がある方は、是非ロープウェーで弥彦山の山頂まで行って、風景も含めて楽しんでほしいところですよ。

 

新潟から上野まで、約370kmほどの旅程でした。

 

 

以上、上野発上野着で…およそ2000kmほど、6日間普通列車だけで巡る旅でした。普通の人は、この旅程をさすがに真似しようともしないかも知れません。

普段時間に追われて生活している人も少なくないかと思うのですが、1日とか2日とかだけでも、こうしてゆっくりと時間をかけて、色々な所を巡る経験をたまにはするのもいいのではないのでしょうか。

 


<お話会の予定>

2019/8/22 (木) 13:30~ 「数秘と旅のお話会」@京都河原

場所:京都河原町 (阪急河原町駅 徒歩2分)

※参加者に詳細お知らせします。

参加費:3800円(税込)

旅する占い師 星見かおる さん × 元旅行屋ライター 山内のコラボ

前半は数秘を元にあなたの性格をズバッと解析!

後半は旅行経験豊かな2人の対話をお楽しみください。

「数秘と旅のお話会」 お申し込み

 

 

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