「好きな場所」で過ごせることで手に入れた「安心感」 | トラベルライター・歴史研究家・英語/ドイツ語トレーナー 山内一輝のブログ

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トラベルライターとして、歴史・旅行に関する執筆・講演活動をしている山内一輝(山内かずてる)のブログ。個人事業主向けにプロフィール・個人活動冊子の文章作成も手掛けています。英語・ドイツ語を教えていた経験あり。国内外問わず、城や古い街並みを巡るのが好き。

ウユニの水鏡の話が何日か前に出ていたので、 「 #フシミの水鏡 」を撮ってみた昨日。<br />ただし、水鏡に自分は映らない。<br /><br />#京都伏見



京都ではなく、伏見の街が好きなんだな…と実感した。

今の行政区の割り方だと、「京都市内」となるけれども、
「伏見」という別の街だとワタシは、思っている。

そもそもが、京都-奈良の南北の街道と、大阪へ抜けていく淀川の交点にある、
京都の「港町」として発展した街。

だから、別の街であるのは、その通りだったりする。


伏見からだと、大阪でも京都でも、色々な場所に出やすいことは大きい。

今まで京都市内に住んでいて、一番困ったのが交通関係。
目的地に行くまでに人混みや渋滞を通らないといけなかったため、
往復だけで疲れてしまって、氣分転換が全然できなかった。それが、一番の悩みだった。

それも伏見に住むようになって、見事に解消した。


そして、歴史も京都のそれにはかなわないが、400年くらいはある。
雰囲氣のある建物が残っていて、京都の中心部と比べたら、かなり静かな所。

いくつも酒蔵があるので、氣が向いた時にお酒を楽しめるのも、かなりいい。

歴史好きなワタシが、ちょっと街歩きするには、最高の場所である。



子ども時代から、「居場所」がない感じがあった。
だから、「安住の地」を求めている感じが、人生を通してずっとあった。

大学時代から、何度か引越しているものの、
今回は、予算から、場所から、全てを自分で決められた。

その結果が、最高の場所だった。
これは、飛び上がるような感じではなく、静かな喜び。


そのおかげで、身辺で何があったとしても、安心感がある。
この間、身辺で色々あったけれども、何とかなっている感じがする。

これは本当にありがたいこと。


今後、ワタシがどんな感じになっていくのかは分からない。
でも、しばらくは、この街にいることになると思う。