冬の18きっぷのシーズン(12月中旬~翌年1月10日前後)が終わって、
やっと1年が終わったように思う乗り鉄の私。
去年の今頃は、まさか仕事を辞めることになるとは、と思っていなかった。
ある日、身体が動かなくなって、仕事ができなくなった。
身体もだいぶ回復して、夏から秋にかけて派遣で旅行手配の仕事をしていたものの、
年末から絶賛仕事募集中である。
今シーズンの18きっぷの旅は、比較的近場で、思いつくままに行った感じである。
1日目 (12/28) 城崎温泉 日帰り
2017年までに背負ってきたものを、何も考えずに洗い流してきた。
そして、文豪たちの愛してきた風景を楽しんできた。
2日目 (12/31) 姫新線経由 津山 (姫路泊)
2017年中に行こうと思っていて、逃していた、城と鉄道の街・津山
これまた、まだ乗れていなかった、姫路からの姫新線と併せて巡る。
年末なので、流石に静かだった。
けれども、風情のある風景はゆったり独りで楽しめた。
1泊してゆっくり回りたいと思える街だった。
そして、姫路に引き返して、年越そばを「まねきそば」さんで。
岡山方面の乗り換えでは、何度もお世話になっている立ち食いそばのお店で、
なんと和風の出汁に中華めんの取り合わせで出てくる変わり種。
乗り鉄らしい、年越そばだと思って、戻ってきた。
3日目 (1/1) 姫路城+因美線+智頭急行線
初日の出を姫路城で拝む。
朝ゆっくり目に出発して、智頭急行+因美線で、鳥取まで。
復路は鳥取⇒因美線経由・東津山⇒姫新線経由・姫路⇒東海道山陽線・京都と乗り継いで帰る。
年明けから、ローカル線での醍醐味を堪能できる、満足の1日
注)智頭急行は、18きっぷの範囲外のため、別の切符を手配しています。
4日目 (1/5) 浜松
年明けごろから、無性に「餃子」が食べたくなって、思い立って浜松へ。
「餃子」も中国では縁起物。年明けにふさわしい。
そして、「出世城」とも呼ばれる、浜松城へ。
独立してから、この街に拠点を移した家康に思いをはせる。
5日目 (1/8) 福知山
福知山 在住の盟友の元へ。
「鬼そば」さんは、身体にやさしい料理を出してくれる。
冬の間、地そばの「北陵そば」を使うようにしているのと、
出汁にしても素材にしても、自然のモノをできる限り使っている。
だから、食べてももたれることもない。
営業時間後にその彼と、時間を創って話をした。
今後色々と一緒に仕事をすることになりそうで、お互いエネルギーを得ることができたように思った。
そんな冬シーズンを過ごして、やっと私自身が前向きに戻ってきたように感じる。
これから色々と、自分の中身を吐き出していきたい。