ずーとお休みしてましたが
このテーマは約1年ぶりでございます。
めちゃくちや久しぶりに…
今日は俳句。
日本には季節を表す美しい言葉がある。
三夏【明易】
夏の夜の明けが早いことをいう。
科学現象としては短夜と同じだが、
短夜は夜が短いことをいうのに対して、
明易は、明け急ぐ夜を嘆く思いが増さる。
春分を境に一日一日昼の時間が長くなり、
夏至にいたってそれが最長になる。
【子季語】
明易し、明やす、明早し、明急ぐ
【例句】
足洗ふてつい明け易き丸寝かな・芭蕉
象潟や苫屋の土座も明やすし・曾良
廻廊に夜の明けやすし厳島・涼菟
明け易き夜やすり鉢のたまり水・梅室
明易や花鳥諷詠南無阿弥陀・高浜虚子
すぐ来いといふ子規の夢明易き・高浜虚子
明け易き瞬きの間に夜を超え・よしえ
明けやすしお山の上の丸亀城・よしえ
旅の朝だからなのか夏が近くなったからなのか
丸亀で迎えた朝はとても早く目覚めました。
早朝の丸亀城は朝日に照らされて
たいへん綺麗でした。
友の会07-18(2023年度)