今日は俳句。

 

 

日本には季節を表す美しい言葉がある。

 

 

初春【蕗の薹】
蕗は菊科の多年草で山野に自生する。
早春、新葉が出る前に根茎から
卵の形をした緑色の花茎を出す。
花茎は数枚の大きな鱗のような葉で包まれ、
特有の香気とほろ苦い風味が喜ばれる。
花がほうけたものを蕗の姑という。
 
【子季語】
蕗の芽、蕗の花、蕗のしゆうとめ
 
【例句】
にがにがしいつまであらし蕗のたう・宗鑑
里山や下葉撥るる蕗の薹・嵐雪
山陰やいつから長き蕗の薹・凡兆
莟とはなれもしらずよ蕗のたう・蕪村
皆水に浮きぬ手桶の蕗の薹・星野立子
ほろ苦き恋の味なり蕗の薹・杉田久女
 
 
風荒れていの一番の蕗の薹 よしえ
 

ちゅーりっぷちゅーりっぷちゅーりっぷちゅーりっぷちゅーりっぷ

 

春の味というと

土筆や蕗の薹

筍など苦みやえぐみの或るものが多い。

その苦みを食すことで人間の体が

冬から春へと切り替える準備を始めると

何かで読んだ気がする。

今日は風が唸るような

音を立てていた。

窓越しに差し込む日差しが

心なしか

角度を上げてきたように思える。

 

木々の枝が白っぽく見えている。

きっと

花を咲かせる準備をしているのでしょう。

少しづつ少しづつ

春は近づいていますね。

 

 

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