今日は俳句。
まだ、ほんとは季節は冬ですが、
猫柳を手に入れてしまったので
春の準備という事で春の句。
日本には季節を表す美しい言葉がある。
初春【猫柳】
水辺に自生しているヤナギ科の植物。
早春、葉が出る前に銀鼠色の毛に覆われた
花穂を上向きにつける。
その やわらかな、ふっくらとした感じが
猫のようだというので名が付いた。
【子季語】
ゑのころやなぎ、川柳
【例句】
あたたかや皮ぬぎ捨てし猫柳・杉田久女
猫柳日輪にふれ膨らめる・山口青邨
一本の杭ぜの飛沫猫柳・西山泊雲
猫柳高嶺は雪をあらたにす・山口誓子
店先でほうけていくや猫柳 ・よしえ
花屋さんでおまけの
アレンジメントをいただきました。
もう売り物にならなくなったお花を
小さな卓上のアレンジメントにして
無料で下さるのです。
最後までお花の命を大切にしている
店主の優しさが伝わってきました。
まだ寒い冬ですが
小さなお花達がぽっと心を温めてくれます。