今日は俳句。
日本には季節を表す美しい言葉がある。
晩冬【葉牡丹】
アブラ菜科の越年草でキャベツの変種。
クリーム色や赤紫色などがあり、
牡丹のようだというのでこの名が付いた。
正月用の生け花や鉢植として観賞される。
【子季語】
牡丹菜
【例句】
葉牡丹の一枚いかる形かな・原石鼎
二株の葉牡丹瑠璃の色違ひ・西山泊雲
葉牡丹の深紫の寒の内・松本たかし
葉牡丹に鉢の木をこそ謡ひけれ・松本たかし
葉牡丹のうさぎ跳ねるか楽し年 よしえ
葉牡丹
もう花壇には紅白の葉牡丹が植えられて
少しずつ新しい年を迎える準備が進んでいます。
岡崎市の管理する奥殿藩陣屋跡。
毎年
新年は葉牡丹が庭園に干支の姿を
描いてくれています。
うさぎが跳ねる
楽しい年になれ、嬉しい年になれ。
皆で過ごすお正月を
心待ちにして〜