奈良の元興寺を訪れた後の続きです。
 
 
このあと、杉本健吉さんの親友
写真家の入江泰吉記念奈良市写真美術館へ向かいます。
 
奈良にはお寺も神社もたくさん~
歩いてぶらぶらするのも楽しいです。
足元にもこんなマンホール。鹿さんミッケ!
 
瓦を挟み込んでいるこんな土塀もあって
これが奈良っぽい。(気がします)
 
 
途中「吟松高畑店」にて食事。
街路樹の紅葉も美しくて、見とれてしまいます。
途中、新薬師寺へもちょっと寄り道をして
 
そして、到着した
入江泰吉記念奈良市写真美術館。
 
入り口からまっすぐに降りる階段の正面壁面には
陶器のレリーフがたくさんついていますが
これこそ
愛知県を代表する杉本健吉画伯の作品。
陶壁『華精』 作 杉本健吉
 
陶壁『華精』は、入江泰吉の親友、画家・杉本健吉が花をイメージして常滑焼で制作したものです。
かつて入江は、楚々として野の花が好きで、「美の究極は花である」と書き残し、杉本も『華精』制作にあたり、「花はよく見れば、花の中にほとけがごじゃる」との言葉を添えています。
『華精』は杉本の胸中の花が、いろいろな形でいっせいに花開き花の中にはほとけが、やさしく微笑みかけているのです。
 
 
とあるように
レリーフひとつひとつの中には
可愛らしい仏さまがいらっしゃります。
 
 
そして、
入江泰吉さんの撮影している
美しい奈良の景色。
「春日野」を観覧します。
「春日大社の神苑のかもす雰囲気には、同じ信仰の対象を祀られながらも隣接する東大寺の境内などの場合とはおよそ異なり、清浄のうちに優雅さが漂っている」と入江は語り撮影してきました。また奈良の一年の最後を締めくくる伝統行事、春日若宮の「おん祭」については、1136年に始まって以来、歴史の波にもまれながらも大和の民衆の力によって護り伝えられています。そうした古都の祭りには、「何かしらの『古代』の息吹きのようなものが感じられる。そんな写真を撮ってみたい」と語っていました。
本展は、春日若宮の式年造替を記念し、入江泰吉が撮った春日大社界隈の自然豊かな四季や伝統行事を58点で紹介します。
 
 
四季折々の春日野の風景が
目の前に広がります。
 
 
 
杉本健吉さんもまた
このような風景を目にして
同じこの景色をスケッチブックに切り取っていたのではないでしょうか。本当に美しくて懐かしくて温かい景色です。
 
奈良の景色を堪能して
外へ出ると
入江泰吉記念奈良市写真美術館の瓦当は
奈良の「奈」と桜をモチーフにしたものでした。
こんなセンスも素敵です。
 
今回の奈良の旅は
ここまで~
また、何度でも訪れたい町です。
 
 
入江泰吉記念奈良市写真美術館
〒630-8301 奈良市高畑町600−1
0742(22)9811

 

 

さて。

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