そして今回、健吉会が特別に拝観させて頂いた
杉本健吉さんの屏風です。
元興寺の絵馬や散華の原画となっている
元興神(ガゼゴ)の絵
棟方志功さんの鬼の書のコラボ
とても素敵な屏風です。
私は右下のかわいらしいお顔のガゼゴが
好きです〜
志功さんの書はとても力強くて畳の跡まで
くっきりと付く程、
力強く筆を押し付けているのでしょう。
溢れるエネルギーがこちらまで伝わって来ます。
そして…健吉さんの掛け軸
近くで観ると、
本当にやさしいお釈迦様。
素敵な体験をする事が出来て感謝。感謝。感謝。
でいっぱいです。
法輪館には元興寺のほとけさま
(国宝や重要文化財など)を近くで見る事が出来たり元興寺の発掘調査から出てきた品や
いろいろな資料などが展示されていました。
撮影もスケッチも禁止でしたが
にて画像を見る事が出来ます
奈良時代からの作品など
本当に歴史あるお寺であることがわかります。
極楽堂(本堂)
元興寺ホームページによると
東室南階大房(僧坊)の三房(室)分を寄棟造、本瓦葺六間四面の聖堂に改造されたもの、僧坊の一室(極楽坊)の身舎部を内陣とし、東妻を正面として前面向拝とした鎌倉時代新和様の堂々たる建造物です。
奈良時代の往生人智光、礼光両法師の禅室として、また、百日念仏講衆の往生極楽院として極楽堂、智光法師感得の浄土曼荼羅が祀られたので曼荼羅堂とも呼ばれました。
お堂の中には知光法師の曼荼羅絵がかかっていました。
元興寺のお庭には
元興神(ガゴゼ)がお庭に5体。
潜んでいます
探してみましょう〜
両肘をついて…テレビでも見てる?
あぐらかいて座ってました。
桜の木の下で空を見上げてるの?
石仏の前にはまちまちの形のカリンが
供えられて?るのかな
禅室の奥には趣のある弁天社が。
あら?お社の足元にこっちを見てる人が
横たわってますよ。
こんなかんじで…
そして、木の足元にかくれんぼしてる元興神
元興神(ガゴゼ)とは。
その昔、元興寺の鐘楼に悪霊の変化である鬼が出て、都の人たちを随分怖がらせたことがあります。その頃、尾張国から雷の申し子である大力の童子が入寺し、この鬼の毛髪をはぎとって退治したという有名な説話があります。この話から、邪悪な鬼を退治する雷を神格化して、八雷神とか元興神と称することになり、鬼のような姿で表現するようになりました。平安時代初期の仏教説話集「日本霊異記記」に見える道場法師の鬼退治説話が原型とされ、江戸時代には護符として配られその姿は広く知られるようになった。元興寺にまつわる鬼のことをガゴゼとかガゴジとかガンゴなどの発音で呼ばれており、
紅葉した木の葉が
奈良の景色を更に趣のある雰囲気に
仕立ててくれています
可愛らしい石仏がたくさん並んでいました。
この景色を
杉本健吉さんも
眺めたのでしょう。
このあとは新薬師寺と
入江泰吉写真美術館へ向います。
さて。
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