今日は俳句。

  

日本には季節を表す美しい言葉がある。

 

 三冬【枯木】

落葉樹が冬になって、すべての棄を落とした状態になること。

枯れたように見えることから枯木というが、

立ち枯れの木のことではない。

 

【子季語】

 枯枝、枯木立、枯木宿、枯木星、枯木道

 

【例句】

其のかたち見ばや枯木の杖の長・芭蕉

花みなかれてあはれをこぼすくさのたね・芭蕉

 こんがらかる枯木の中や八幡さま・高澤良一

その形見ばや枯れ木の杖の長・松尾芭蕉

はつきりと月見えてゐる枯木かな・星野立子

 凩に三味も枯木の一ツ哉・正岡子規

午過ぎて枯木の色となりにけり・加藤楸邨

 

 

 裸木の白きにはたと振り返る

 

 

枯木立ゴウゴウと風を割き

 

枯木 1086/1365

 

 

長いような短いような一年が流れた。

 

 

窓の外で風がゴウゴウと鳴った

静かな時間。

懐かしい思い出を語り合った。

 

私達が頑張っていることを

空から眺めてくれているだろうか。

 

 

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