今日は俳句。
仲春【初花】
その年の春、初めて咲く桜のこと。
一輪二輪、枝に咲いている姿は
初々しく可憐である。
心待ちにしていた開花を喜ぶ気持ちが
「初」という文字に現れている。
初花の垂れてお堀も華やいで
初花 417/1000
◆笑い仮面さんからの講評
かなり悩まれた様子がありありとうかがえますね。
句意はしっかり伝わってくるのですが、
ごちゃごちゃ感がいなめません。
《初花》だけで、じゅうぶん華やかなんだろうから、
下五《華やいで》は機能していないということになります。
どこをピックアップし、どこを削るのか……
その取捨選択の妙は絵手紙と同じなんですよ。
《華やか》ということばを使わずに《華やか》さを
表現するにはどうしたらいいのかを考えて詠んだら、
もっとすてきな句になるはずですよ。
>掘割の初花どうと枝垂れたる
こんな感じでどうでいいんじゃないでしょうか。
で・す・よ・ね~
下五《華やいで》本当にそうです。
自分でも、花と華でいいのか悪いのか…
迷いながらのアップです。
でも、堀割だという言葉も
桜の枝が堀の景色をカット割している様子が想像できて
素敵な句に感動です~
本当にありがとうございます。
来週も頑張ろー!
先日のスケッチした
岡崎城にも
少しだけ咲いている桜を
見かけました。
すごく考えて考えて…
今日の俳句は苦戦したな〜
友の会07-22(2018年度)
季節を表す美しい言葉がある。
この言葉の俳句を教えてくれたのは
笑い仮面さん。↓