読み聞かせの日 4-4
今朝のグランドは泥だらけ。
そんな朝は外で走り回れない子ども達にとって
ちょっと退屈です。
本当はたくさん読み聞かせてあげたかったのですが
4年生ともなると
担任の先生がしっかりと目を光らせていて
チャイムが鳴るまでは始められない雰囲気。
そして、チャイムと共に始めたのは…
「どろんこそうべい」
たじまゆきひこ 作 童心社
「とざい、とうざい」一世一代の綱わたりに、
またも綱から落ちてしまったかるわざしのそうべえ。
間一髪、山伏のふっかい、歯ぬき師のしかい、
医者のちくあんの三人に命を助けられ、
のんで食べての大宴会に。
それをみていたオケラが数をかぞえると、
そうべえたちは子どもになって地底の世界へ
吸い込まれてしまいます。
ミミズの結婚式をじゃまするモグラを捕まえてほしい
と頼まれますが…。
奇想天外で豪快なストーリーと、
奇想天外で豪快なストーリーと、
子どもになったそうべえたちのしぐさや会話が楽しい。
一方で、モグラたち地底の生き物たちとの出会いは、
わたしたちが「いのちあるものをたべている」ことを
教えてくれます。
関西弁が小気味よいリズムを出してくれました。
友の会07-22(2018年度)