今日は俳句。
三夏【夏草】
夏に生い茂る草のこと。
抜いても抜いても生えてくる雑草や、
山野をおおう青芒、萱のたぐい。
炎天下、強い匂いを放ち、
雨が降らなくても枯れることもない。
夏草や
わが畑とて
身丈越えゆく
夏草 200/365
◆笑い仮面さんからの講評
本当に、ちょっと目を離しているうちに
草ぼうぼうに。
わが家の庭も、もはやジャングルみたいになっちゃってます。
>夏草やわが畑とて身丈越えゆく
これはすごいや。
無駄なことばが削り落とされていて、臨場感満点です。
ジャングルになりかけた庭を見てあっぽろけになっている
よしえさんの姿も声も再生できちゃっています。
ただ、切れ字《や》は、その前にあることばを強調するものです。
だから、芭蕉の《兵どもが夢の跡》みたいに、
ぜんぜん関係のない状況を描くと、
ドキュメント・フィルムみたいな効果が出せます。
このままでもOKですが、これはちょっとしたトリビアってことで
また今度、活かしてみてください。期待してますようww
この季語には苦戦しました。
絶対ダメな予感がします。(´;ω;`)ウゥゥ
自分の発想の乏しさに泣けます。
夏草や兵どもが夢の跡 松尾芭蕉
この句の存在感に引っ張られます
お盆にのんびりすると決め込んで
ゴロゴロと過ごした。
と、我が家の小さな畑が「あっ」という間に
トマトも茄子もしし唐も草の中に覆われるほど。
夏の1週間での
草の生命力の偉大さを感じる。
雑草がすべて食べられる野菜だったら
と、思わずにはいられません。
とはいえミニトマトやしし唐は
毎日食べられるほどの収穫。有難いことです。
友の会07-22(2018年度)
季節を表す美しい言葉がある。
この言葉の俳句を教えてくれたのは
笑い仮面さん。↓