今日は俳句。
日本には季節を表す美しい言葉がある。
初冬【神の留守】
陰暦十月は神無月と呼ばれ、
全国の八百万の神様が
こぞって出雲大社に集まる。
神が留守となった神社の氏子たちは不安を覚え、
恵比寿様などを留守神として祀る。
【例句】
留主のまに荒れたる神の落葉かな:芭蕉
何人のいひひろげてや神の留主:北枝
開山忌となりは留主のいなり山:浪化
なら山の神の御留主に鹿の恋:一茶
うつせみの羽衣の宮や神の留守:正岡子規
椋鳥の頭そろって神の留守
夕方。
仕事も終盤になって来た頃に
なんだか外が騒がしく思えて
見てみると
電線がスゴイ事になっていました。
信じられないほどの鳥達が
皆一斉に
同じ方向を向いています。
何故ここに居るのか?
しばらくすると
ここを飛び立ち
一羽もいなくなってしまいました。
どこへ行ったのでしょうね。
ひょっとしたら
神の集う出雲へ旅立ったのかも
しれません。
友の会07-22(2020年度)
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