今年度の読み聞かせボランティア
とても人数が多くて
もう12月の当番はないのですが
図書館で気になった絵本を
借りました。

中学生のモトですが
私が借りてくると
絵本を自然に手にとって読んでいます。

短時間で現実から
トリップ出来るので
気分転換にいいのかもしれません。

(モトは金曜日から期末テストなので
テスト勉強に追われていますから)


昔読んだグリム童話
「死神の名付け親」
が、借りたかったのですが
絵本はないのかな?
童話集には収録されてるのか?
なので
そのお話の落語。「死神」

花らくごえほん「しにがみさん」   
    野村たかあき 作   教育画劇 版

三遊亭圓朝さんが翻案したものを
柳家小三治さんが落語絵本にしたそうです。
こんなお話です~

しにがみさんの見える男が
医者の仕事を世話してもらいます。
しにがみが枕元にいれば助からない。
足元にいれば
アジャラカ・モクレン・キュウライス・テケレッツのパア
という呪文を唱え、手をパンと二つ叩けば
しにがみはいなくなる。
その仕事で男は
すぐに評判の医者になりました。
そんなところへ長者の病気の娘がやって来ます。
お金に目が眩んだ男は
知恵を絞って娘の命を助けてしまいます。

しにがみは男を今にも消えそうな
ろうそくの前に連れていき
「そいつがお前のじゅみょうだ」
と言うのでした。
なんとか消えそうなろうそくの火を
大きなろうそくに火をつける事ができた男。

そこで

へへえ、へへへ、へ…。






これは
落語家になりきって読見聞かせると

うん。

きっと
笑ってもらえるかな?

 

しにがみさんしにがみさん
1,404円
Amazon

 


そして秋から冬へのおすすめの
もう一冊は

花「きつねのでんわボックス」
    戸田和代 作   たかすかずみ 画

こぎつねをなくした母さんぎつねがいました。
取り外すことになった
古い電話ボックスを楽しみにしている
人間の坊やのために母さんぎつねは
電話ボックスに変身します。
母さんぎつねは
なにも知らない坊やとの
会話のやりとりに
心があたたかく、元気が湧いてくるのでした。

電話ボックスの灯りの下には
幸せそうな母さんぎつねがいました。


読んでいる途中で泣けてしまいそうな
お話。
最後のページの優しいきつねの表情に
救われます。

 

 


今回の二冊は何故だか
「命」に関わりのある本です。
家族で過ごすことの多い12月。
クリスマス会、忘年会で
話題のひとつに
家族で絵本に親しんでもらえるといいな~♪



ついでに借りた本
「中村航」どんな話かな?
テスト勉強してる横で読んでます。本