先日、テレビで103歳の
書家であり芸術家でありエッセイストの
篠田桃紅さんが
インタビューを受けている姿を
拝見しました。

「毎日、毎日迎える同じような朝でも
 かならず、どこか
 少しずつ違うのです。
 決して同じ朝は無いのです」

と言ったようなお話をされていました。
(うろ覚えですが…。)

本当に
本当に
その言葉に心を打たれました。

自分の体調も、心持ちも
毎日迎える朝でも
ひとつとして同じ朝はない。
という
だからいつも一度きりなのだと思って
過ごすということなのでしょう。




また、書家としても素敵な作品を
創作されています。

日本橋浜町の画廊ギャラリー
サンカイビさんのブログより画像を拝借しました。



桃紅さんの「風」という字です。

とても自由でそれでいて
鋭く暖かく、厳しい風の
面々を表しているようで
素晴らしい作品です。

こんな風に一字で
いろいろなものを表現する。
憧れます。





他にも
桃紅さんは次のような言葉も
記されています。



十人十色どころか、
百人百色。

それぞれが
誰にも似ていない、
誰にも真似られない
何かを持っています


「誰にもわかってもらえない」
ことに苦しむ人もいるけれど、
これまた当たり前。

ひとりひとり違うのだから、
理解しあえなくて、
モトモトなのです。


あきらめられないから
悩みが尽きず、

あきらめられないから
希望も続く。

人生は、
その繰り返し。



どの言葉も
ずっしりと
心に響いて

もっともっと
篠田桃紅さんが知りたくなりました。


岐阜県の関市に
岐阜現代美術館左クリック
にて桃紅さんの作品を
観ることができるそうです。

是非、
訪れてみたいところですおんぷ♪