- 読み聞かせ 1-1
- 日曜日にメールが届き、急遽ピンチバッターに入りました。
- なので…いえにあった本をチョイス。
- 「ぺこぺこライオン」 月刊こどものとも598号
- 2006年1月刊
- きむら よしお 作 福音館書店
これは月刊こどものともの冊子なので、
図書館とかにはないかもしれませんが
こんな絵本です。
ちへいせんから たいようが のぼってきた
かぜは まだねむっている
ライオンは めを さました。おおきなあくびをした。
それを みていたラクダもあくびをした。
このライオンはとてもおなかをすかせていてラクダをみて追いかけます。
それをみてラクダも走って逃げます。
ライオンはおなかが空いていてスピードが出ません。
ラクダもそれをみてスピードを緩めます。
そんなことを繰り返し、ラクダを食べることも出来ず
ライオンは夜を迎えます。
そして、また朝がやってきます。
- ←これがその本です。
- こどものともの古本屋さん↓にもなかったなぁ。
- 興味のある方は下をクリック。
子供達は、すぐに迫力ある絵に飲み込まれて
ライオンとらくだの静かなやりとりを息を潜めて見つめてくれました。
この話の最後は読み手の想像にゆだねられているので
読み終わった後、それぞれが、結末を想像してくれて
それも、また子供達には楽しかったようです。
- 「あめだまをたべたらいおん」
- 今江祥智 文 和田誠 絵 フレーベル館
あるあさライオンのルルの前に
空からなにかひかるものが
ぽたんと、おっこちてきました。
それはあめだまでした。
ルルは飴玉をたべると
「ニイ」と、ねこのようななきごえになってしまいました。
何をしてもニイ…という声しか出ないのです。
ルルは穴の中でじっとする日が続きました。
おなかがすいてぼんやりしているところへ
こうさぎがやってきました。
そして…ルルはこうさぎと仲良くなります。
この話は気持ちがほっとするような結末で、
よんだあとも子供達はその余韻を楽しんでくれて
しばらく静かな風が吹いたようで…
みんなの気持ちに優しさが満ちてくれたようで嬉しかったです。
- あめだまをたべたライオン (おはなしえほんシリーズ)/今江 祥智
- ¥1,260
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今回はおなかがすいたライオンさんのお話を2つしましたが
それぞれ、趣の違う2冊でいろいろと感じる話でした。
よんだ教室は1年生でしたが、それなりに
いろいろな気持ちを感じて聞いてくれたようで、すがすがしい朝になりました。
さて、来週は2年生です。