今日はもう家へと戻ります。
あっという間でしたが
健殿のお母さんも元気そうで安心しました。
かえる前に健殿が2階の物置部屋へこもって何かごそごそ。
「カズ~」
と何か大きな箱を持って降りてきました。
なんと、
子供のときにお父さんから買ってもらった顕微鏡です。
カズが5年の科学でついてきた顕微鏡を見て
自分の顕微鏡を思い出したようで、出してきてくれました。
「カズのより倍率がいいぞ~~大事に使うんだよ」
と子供になっています。
そして、更に
「健殿のアルバム」と書かれた大きな袋も…。
住んでいない人の荷物があるのは困るだろうからこれも、うちへ持って帰るか~~。
中をパラパラめくると
見たことのない少年が…。
どれが健殿なのかすぐには分かりません
こんなものなのか?今でも変わり続けているのか?
男の人は顔がころころ変わるものなのかな?
なんとなく、カズは私に煮ていると思っていましたが…
きっと、私ににているのかも?と思えました。
モトは健殿の弟に似ている気がします。
若かりし頃の健殿の家族の姿に一喜一憂しつつ
思い出の品を車に満載して、渋滞の岐路へと向かいました。