昨日、おまつりの片付けが終わった夜の間に
健殿の実家へ移動した我が家です。
午前中は初盆ということでお寺参りをしてお墓参りも済ませ
午後からちょっと時間がありどうしようか?という感じでしたが
久しぶりに
昆虫博物館へ行くことになりました。
昔、カズが3歳くらいのときにもなんとなく行きましたが
やっと二人とも昆虫の事も分かるようになってきたので…
中に入ると珍しい蝶やカブト虫の昆虫の標本がずらりと並んでいます。
虫好きのモトは「うぉ~、すげええ」
かずも興味深く標本の作り方のビデオが流れているを見ていました。
2階ではクイズラリーもあって
なんと、私の大嫌いなGが!標本に(絶句)
カズもモトも健殿も平気で「お母さん!Gだ!来てごらん」と…
G
=(イコール)
ゴキブリ
のことです。我が家ではGと呼んでいますが…。
本当に本当に死ぬほど嫌いなので
そこはスルーして…
かなり、虫を観察するにはおもしろいクイズでした!
大人も考えてしまうほどで、昆虫の世界は奥深いです。
で、この小さな名和昆虫博物館で小一時間ほど過ごして
出口に出た私達に、いきなり
「健殿~~じゃないか(本当は本名フルネーム)」
なんと、健殿の高校時代の旧友が子供と二人でそこで休んでいました。
その方とは毎年年賀状はやり取りしますが
私が会うのは初めて、しかも本人同士も20年ぶりくらいだそうで…
お互いの年月の経過を感じつつ
高校時代に戻って話しが尽きない感じでした。
彼はとある有名な美術館の関係者なのでおそらく昆虫博物館ではなく
その裏手の歴史博物館に入っていたようですが…
それこそ、なんたる偶然
本当にご縁を感じる出会いでした。
高校時代は毎日のように顔を合わせていても
その後、離れて今に至る友人達は多いですが
何となく関係が切れなくて、年賀状だけでも…と繋いでおいた細い糸が
こういう、ふとした時に繋がるというのは
きっと、やっぱりただの糸ではなかったと思わせてくれる瞬間です。
私達夫婦はこいうい人たちに支えられて
今があると感じます。健殿もおどろいていましたが、本当に嬉しそうでした。
その友人に出会った話を健殿のお母さんに報告したら
その日はまたその話でちょっとした話題になり
なんだか、こころ温まる出会いになりました。
普段は地元を離れて暮らす私達には
希薄になっている旧友との交流が
ちょっと忘れてしまっていた昔話を思い出させてくれます。
本当に 出会えてよかったよね