今日は法要でした。

一応、長男の嫁なのでいろいろと忙しくしていましたが

お坊さんが念仏の意味についてのありがたいお話をされました。


みんなが幸せになるための言葉です。

誰のためというではなく

お経を上げて

お経に親しんでください。

という話をされ…最後の念仏になりました。


モトは途中で疲れて寝てしまいましたが

カズは一生懸命にお経の本を見ながら唱えていました。


私も小さいときにお盆になると、親族が集まって

おばあちゃんを先頭にお仏壇の前にみんながそろってお経をあげました。

あの頃は、なんだか難しい漢字がたくさん並んだお経の時間が

とてつもなく長くて、退屈だったのを覚えています。

おばあちゃんの節がとても独特で、

あまりにお坊さんの節と違っていたので

お葬式のときに違う宗教かと勘違いしたほどでしたが

その節が自分に染み付いているのを

今はほほえましく思えます。

みんなが一緒にひとつの事をするということに意味があったんだろうな~

従兄弟もおじもおばも、皆でお経を上げ終わった後は達成感と安堵感で

みんなが笑顔になれた気がします。

お経は一種の幸せになる呪文みたいなもの?なのかも。


ちなみにこの独特の節回しの呪文は

私的には結構気に入っているので

いつか、カズやモトに伝授してあげようかと思ったりします。

ちょっと歌みたいで子供には覚えやすいかも?