これは過去の出来事です。

思い出しては書いているので、
時系列がバラバラです。

分かりづらくてごめんなさい悲しい


過去のお話はここからです。






『夜が怖い』

『どうして怖いか

分かる?』

と、義母が言いました。


義母でも

夜の病院は怖いのかあんぐり

そんな事を考えていると


『この病室は

夜になると

 虫が出るんだよ』


ん?虫??

『カーテンに

虫がたくさん這ってる』


『何千匹って

いるんだよ』


『見たことない虫だよ』

『真っ黒な虫だよ』

不安不安不安


これがせん妄なんだ‥‥


もう一つ覚えているのは

赤い色の目覚まし時計⏰

をりんご🍎と言いました。


『このりんごが食べたい』

⏰を手にとって言うのです。


否定することは良くないし、

病院のショップで

りんごを買ってこないと‥

なんて考えているうちに

怒り出した義母。


『りんご一つ

剥けないのか⁉️』

『わたしに食べさせるのが

嫌なのか⁉️』

悔しそうでした。


この時、

⏰をりんごに見立てて

剥く真似をすれば

よかったのでしょうか?


正直言って

この時の義母は怖かった。

足が震えました。


義母はその後寝てしまいました。

またりんごが食べたい

と言うかもしれないので

買いに行きました。


目が覚めた義母は

何事もなかったように

普通でした。


その後看護師さんに

せん妄が現れた事を知らせました。


この出来事は

鮮明に記憶しています。