悪いモノみつかりましたが
結局のところ
『取ってみなければ
分からない』
『でも、多分悪性では
ないかと‥‥』

担当医師は言いました。
『でも、取ってみないと
分からないのですよね??』
『はい』
そんな感じでした。

医師からの説明には家族も一緒に
とは言われましたが
わたしは1人で聞きました。

夫に頼んだとしても、
『俺はいいよ💦』
と言うに決まっていますから。
最初から頼みませんでした。



わたしが入院するまでの間、
夫は早く帰宅するようになりました。
(11時前後に帰宅)
家事や買い物も
手伝ってくれるようになりました。

『やっと人間らしく
なってくれた悲しい

そう思いました。

わたしは入院前に
まるで年末のように大掃除をしました。
退院直後はあまり出来なくなるかな?
と思ったからです。

それを見ていた夫は
『なんだか
もう2度と家に
帰ってこないみたいだ。
見ていて辛い。
掃除なんか
テキトーでいいじゃないか』
と言ったのです。
そしてポロポロと涙をこぼしていました。

えっあんぐり❓❓

『もう、オマエが家に帰ってこないみたいで悲しい‥』
なんて言って泣くのですよ。

うーーん
その言葉と気持ち
信じて良いのだろうか‥‥
とは思いましたが、
やっと人間らしい、
夫婦らしい感情を持ってくれたのかと
少しホッとしました。

不安だったけど、
すごく不安だったけど、
今の夫なら留守を任せられるな‥

安心して
手術に挑む事が出来たのです。