友人がお線香をあげに来てくれました。

娘が幼稚園の時からのママ友です。
歳も同じだったこともあってか
とても気が合い
長いお付き合いとなっています。


夫が亡くなってから
数回訪問してくれていますが、
毎回、
『思ったより元気で
良かった‥‥』

と、心配してくれます。
ありがたいです
泣き笑い


会話の中で、
夫は余命を知る事を
強く拒んだ
と、伝えました。

逆にわたしは絶対に知りたいです。

友人も
同じでした。


生命が尽きる前に、
会っておきたい人もいるし、

子供たちにも(大人ですが)
伝えておきたい事もあります。

やり残したことは
お願いするかもだし‥‥

そんな話をしました。


夫は肝心な事は
なにも語らずに亡くなりました。

緩和ケアに入った時は、
さすがに余命は分かったかと
思いますが‥‥

でも、
何の言葉も残してくれませんでした。
わたしにも子供たちにも。


一度だけ、夫に
『何かわたしに伝えておきたい事ある?』
と、聞いてみたことがあります。

『特に無いなぁー』
と、答えました。

『一つ位あるでしょ??』

『うーん‥‥無い』

真顔真顔真顔


その話を聞くと、友人は

『きっと、余命が分かってたら
言ってたと思うよ
あせる

今までありがとう‥とか』

そうか‥‥‥
夫はもう少し生きれると思っていたのかな?

今になっては真実は分かりませんが‥‥


わたしがもし、病気になったら
延命治療はして欲しくないし、
余命は教えて欲しいと思っていると
友人にも伝えました。

出会ったときは
こんな話をする時がくるなんて
想像もしてなかったよね

と、2人で少し笑いました。

おばあちゃんになっても
ずっと、仲良くしていきたい
友人です。


わたしからは
夫の余命は伝えられませんでした。

治療が出来なければ、
持って3ヶ月と言う医師の診断でしたから‥