『結果は良くないです』

『うちでは無く
専門の病院に‥‥‥』

血液検査検査の結果は
明らかに異常値の項目がありました。
それもたくさん。

膵臓、腎臓、肝臓の数値は
上限の遥か上です。

レントゲンとエコーの画像も
あってはいけないモノが‥‥

素人の勘違いであって欲しい。
そう思いました。

形成外科の診察室を出ると、
MR Iの撮影。

ここでも随分待ちました。
通常の予約がある中、
間に入れてくれたようですが💦💦


『もう無理‥』

夫はそう言うと
空いている椅子に横になって寝てしまいました。

我慢の限界だったそうです。

『もっと早く受診していれば‥
こんな事にはならなかったのに』
※心の声※

夫は履いて来たサンダル(笑)を脱ぎ、
椅子を数個使って
本格的に横になってしまいました。

MR Iの待合室からは少し離れた場所だったので、

名前を呼ばれても所定の場所まで
歩くのに時間がかかりました。

足取りは重く、
フラフラしています。

顔色は血の気が引いていて
青白いような、
薄いグリーンのような、

ミイラのような顔色だったと
後で伝えました。


終わっていよいよ内科。

混んでいて、またまた診察室から
遠い場所に座りました。


夫の状態から考えて、
ものすごく悪い状態だな‥‥
癌は間違いないな‥

ステージはどのくらいなんだろう‥
そう考えていました。

どんどん脱力していく夫。

ドキドキしました。
血圧も上がる気がしました。

わたしの予感は当たるのです。

良いことも、
悪いことも‥