〈ふりかえり・最終回25回目〉
今日は結婚占技の最後の締めくくりとして、結婚の総合判定をするふたりの「縁」を観ていきたいと思います。
この占技は前に出した結婚占技①②を踏まえて観ていく占技なのですが、どういうことかというと①②で出した矛盾を乗り越える可能性がどれだけあるのかを観る占技になります。
『矛盾を持った相性となって、このまま結婚して子供でも生まれれば、よけいに矛盾は拡大します。
それを乗り越えることが無理とは言い切れませんが、矛盾は結婚生活に苦しみをもたらすであろうことは予測できます。そこで、矛盾を乗り越えられる可能性がどれだけあるのかを観る必要がでてくるわけです。』〈青龍塾スピリチュアル算命学講座より引用〉
矛盾を乗り越えるには、縁が必要ってことです
結婚占技①②を踏まえるということなので、少しふりかえってみたいと思います。
結婚占技①では、お互いの西の星に表れている霊魂の好みとその霊魂が融合したがっている「部位(場所)」をみました。
夫ロッシの西の配偶者の星は車騎星で、KAZUE妻の東(仕事場)に出ていて、人間性そのものの理解ではないが、妻の仕事や役割への理解が出来るというものでした(専業主婦では良さが出ない)
私の西の配偶者の星は貫索星で、夫の中央(主星)に出ていて、夫という人間そのものに理解が及ぶというこちらは理想的な形でした。
結婚占技②、ふたりの共通の行動領域によって判定する夫婦関係の在り方では、
南方型二領域で、同士型タイプとなり、慌ただしさのある共通領域でしたが、矛盾はありませんでした。
占技①②の答えとしては、霊魂同士のおおきな矛盾はみつからなかったということです。
私たち夫婦の抱える矛盾は、、、霊魂ではなく、現実にありました
行き止まりからのスタート➡どこへも向かえず➡不○で妻KAZUE逃げ出す➡毒親になる➡反省して➡戻る(復縁)➡改めてマイナスからの結婚生活・子育てという自業自得のアパルトヘイト的滅私奉公17年間
占技③は占技①②で出た答えに矛盾があっても、それをも乗り越えることの出来る「縁」が果たして二人のあいだにあるのかどうかを観るものです。
私たちの場合は、現実(実際)の矛盾なのですが、これを踏まえて、占技③を観ていきたいと思います。
「縁を観る」というのは、両者の間に、大半会、納音、律音、羅状干支法という縁が生じるかどうかで判定するものです。
私たち夫婦の間には、私の年干支と夫の日干支のあいだに「大半会」という縁が成立しています。
大半会の縁は「十干」が同じで、「十二支」が半会する組み合わせです。
●大半会の縁を持つ夫婦
『結婚占技①および結婚占技②でなんらかの矛盾があったとしても、「大半会」が成立する夫婦相性であれば、その矛盾を乗り切ることが出来る夫婦という答えが出せます。』
『いずれにしても宿命の干支配列の中に「大半会」を所有する夫婦の在り方は、強い絆に結ばれると解釈してよろしいわけです。(中略)
何と言っても、この大半会所有夫婦は諸々の矛盾を乗り越え得るエネルギーを持っている形なのであります』〈原典算命学体系より引用〉
「大半会縁」はすべてを凌駕する?!
ここでの答えに、現実矛盾の話は出てきませんが、「諸々の矛盾」の中に現実の矛盾も入れてもいいかと思います。
結果として一例がここにあるので。
『しかし、矛盾があっても、かつ乗り切れるわけですから、夫婦の心情的内容は相当に波乱多く、苦しみも多いものであることを踏まえておかなければなりません。
これは苦しみがあっても、この二人が形成する家庭は崩壊を食い止めることが出来るということであります』〈原典算命学体系より引用〉
この太字のところですね
崩壊を食い止める、、、と言っても、内々では崩壊していました。とっくに。
外面で食い止めていた感じです。
いい例えかどうかわかりませんが、イモムシがさなぎになる、、、
さなぎの中って一度すべてがとけてドロドロになるそうで、外面さなぎの皮で、内側崩壊的状態を包んでいた感じです
いままで観てきて、やはり「霊魂」のつながり、「霊魂」の融合が、結婚の意味なんだなと改めて思います。
恋愛当初の現実人間レベルの「好き」とか「タイプ」とかと、まったく世界が違います
そう考えると、恋愛って運命の共同体、次元の共同体となる相手を見つける大事な「霊魂探し」なのですねぇ
となると、人間部分をどれだけ抜きにして観ることができるかが大事になります。
そのための結婚占技です。
この占技を勉強して一番残っているところは、
『天性に所有した宿命と両親の影響と、本人の自由意志が、三者一体となったところに結婚運が展開していくということのようです。
霊魂目線でいうと、そういうことを消化するための結婚であり、それは永遠に継承されるのではなく、どこかでクリアになるのだと思います。
人生の不思議な運命や因縁を霊魂目線で見ると、霊魂の継承された役割とか、霊魂の個別な願望や意志みたいなものの現れという解釈が可能になって、運命の一端が解けていくようにも思えます。』〈青龍塾スピリチュアル算命学より引用〉
諸々を消化するための結婚、、、正に、です
『結婚とは○○君と○○さんの結婚ではなく、○○家と○○家の結婚なのであります。そして神前での誓いは形だけものではなく、また結婚相手との約束だけでもなく、大宇宙の「神」と「自分」と「配偶者」の精神世界での三者契約を結ぶ式なのであります。
従って離婚に際しても、相手を説得し得たとしても大宇宙の神を如何にして説得するかが、それ以後の運命を作り出していくのであります。神との約束を破って、どうして神が味方してくれるでありましょうか』〈原典算命学体系より引用〉
味方どこにもおらず、ただただダメになっていく一方でした。それでもなかなか現実から離れることは出来ませんでした。
現実を求めて彷徨って10年間、、、行き止まりスタートから猛反省まで、外れに外れた道の上でした。
『神を説得する方法は言葉では通じません。心で念じても駄目であります。
長い時間をかけた自分の「生き方」にのみ方法が存在しているのであります』
10年かけて作った矛盾を17年かけて消化しました、、、とこんなに単純ではないけれど、まったくもって肝に銘じております。<(_ _)>
これで、「算命学視点でじぶんの結婚を客観的にふり返る」を終わりたいと思います。長い間お付き合いいただきありがとうございました
次回からは、次元を上げるための、天中殺回光条件を自分の宿命で観ていきたいと思います。
【相性・特徴・観る要素】
① 子丑生月天中殺と午未生年天中殺のくみあわせ
② 逆縁夫婦(夫が年下)
③ ふたりとも客観過多(夫は客観100%)
④ ふたりとも配偶者が多剋干
⑤ KAZUE・日月鳳調半会、西から生じられて夫の影響を受ける、夫・日月・自分と妻対冲、妻から剋され妻によって変化する
⑥ 日干支大半会、干合2つ
⑦ 共通領域は現実の2領域
⑧ KAZUEの西の星・貫索星は夫の主星
⑨ 夫の西の星・車騎星はKAZUEの東の星
⑩ 位相法・大半会と方三位だが、中身に散法多し
⑪ KAZUE・夫干は年干にあるが地支にない→結婚すると庚(自分)に入る
⑫ 夫・妻干は偏干が座下にいる
⑬ 中年→晩年の星 KAZUE・中殺天極星→天禄星、夫・天禄星→天馳星
⑭ よく観たらお互い自我過多で少剋干(KAZUE・自己循環、夫・自我半会)
⑮ 日支・申と酉の秋の方三位(ちなみに子どもも申)家庭には秋の風が吹いています。ちょっと涼しめ・・・
⑯ KAZUEは北天運、夫は西天運、ちなみに娘は東天運
いなか町のラーメン屋さんです(ふたりでやってます時々バイト君)
子どもは寅卯の一人娘、いまは離れて暮らしています
【算命学視点レイヤー】※このレイヤーを通して結婚のふりかえりを行っています。
❶人間とは、人間=肉体(有)+霊魂(無)
❷人間が生きるとは、気が反応し合って変化していくこと(気の融合)
人間の死とは、気が融合によって結合されていたものがバラバラになる=元の一つ一つに還ること(気の分裂)
❸人が生きる条件「苦によって心の次元を上げること(自然に近づくこと)で、現実的な存在から精神的な存在へと移行すること」
❹人間視点をいったん外して、霊魂としてどう生きるのかという霊魂視点から観る
【算命学視点・結婚レイヤー】原典算命学体系より引用
①算命学の「真の結婚」とは、運命・精神・心の共同体として、ふたりの霊魂が融合しあうこと。また未来の人間を育てるという、新たな人間の出発を担うものであるということ。(結婚に対する個人の思いや結婚観とは別に考える。←これは人間目線)
②『結婚は集団形成の一番小さい形です。そして、集団生活の本質は、集の中の「個」です。どちらが優先されるかという観点で、算命学では、個が集団の制約を受けるのは当たり前のことで、集団(家族)が主体で、個(家族個人)が従体と定義されています。』
③結婚の意味は霊魂の融合にあって、そのためには役割分担が必要。
④家庭の形成が集団的主義か個人的主義か(算命学は集団>個人、個が集団の制約を受けるのは当たり前のこと)
⑤情的結婚か理的結婚か(結婚とは出発時の状態が最も大切であり、いったん進み始めたら最後まで修正がきかないもの)
⑥自分の西の星が相手のどこに出ているか
⑦ふたりの行動領域によって判定する夫婦関係の在り方(共通領域)はどうか
⑧「縁を観る」の縁はあるかどうか
まちがい・かんちがいは多々
そのうえ自論&推測のおまけつきの上
同じことをなんども繰り返しています
勉強中につきご容赦ねがいます
<(_ _)>
記述のない『青文字』内、図、グラフ等は
青龍塾の講座より引用しています
<(_ _)>
紫色の文字は原典算命学体系より
引用しています
<(_ _)>
現実的な存在から精神的な存在へ
というプロセスを経ることが
生きるための条件のひとつ
ー青龍塾スピリチュアル算命学よりー
一人ひとりの命に宿された天の真実を
宿命という
運勢とは
天が用意したその宿命が旅する
人生のみちしるべ