〈ふりかえり・17回目〉
算命学の結婚とは、霊魂の融合を言います。
霊魂の融合というのは、わかりやすく言うと、影響されて変わっていくことです。
徐々に新しい姿に変化していくこと。
結婚してから自分の西の星の意味で、相手が変わっていくことをいいます。
前回まで、西の星から霊魂の持つ結婚相手のイメージ(霊魂の好み)を観てきましたが、お互いにビンゴで、融合しにくい星(客観星)とはいえ、よく融合していました???
いや、している記憶はまったくありませんでしたが。。。
ここの解釈がむずかしいところですが、人間的には、互いの個人の感情としては、まったく融合していませんでしたが、霊魂は勝手に融合していた?ってことなんでしょうか?
いや融合ではなくて、この場合、現実はどうであれ、霊魂の好みの相手といっしょになっていた、というのが正しいのだと思います。(干合縁+大半会縁で霊魂主導)
なぜこんな書き方をするかというと、結婚生活で融合し合うには、その融合がスムーズにいくための役割分担の位置の差が必要になってくるからです。
結論から言うと、この「役割分担の位置の差」を気持ち的に受け入れられていなかったので「融合している記憶はなかった」となったのです。
算命学の結婚は、集団的主義を推奨していて、個が集の制約を受けるのは当たり前と説きます。なので、人生の目的を持つ夫を中央に置いて、妻は西の補佐役。これで夫婦おなじ目的を持っていることになります。ベストポジション。
これが先ほどの役割分担の位置の差のことです。
夫が中央で、妻が西の補佐役。
うちは、こういうカタチになれてなかった。。。。
いや、カタチ的にはこうなっていたのかな?
自営のラーメン屋さんだから、ふたりでひとつの仕事を役割分担する集団プレーとしてカタチ的には成り立っていた???
かもしれないけど、中身が違っていたんです。
中身は個人的主義そのものでした。。。。
主人は「俺のやり方でやる」というタイプなので、私は悶々としながら、すべて夫に従うことになり、「妻は現実を持たずに、精神が中央に座った夫に吸収される」というカタチになって、夫・中央、妻が南となって、これは個人的主義型の夫婦になります。
話しはズレますが、この「妻は現実を持たず、精神は夫に吸収される」は、私を滅私奉公=動力のみ、という扱いとなって、これが私の泳いだ苦の川でした。
この霊魂の好みに合っていたら、現実がうまくいくか、といったらそれはまったく別の問題なのです。 ハイザンネンデスガ
17年かけて泳ぎ切ったおかげで、ガチガチの自我脂肪燃料を燃やし尽くし、骨皮筋衛門になりましたオモンナ
話しを戻します<(_ _)>
さっきの説明で、夫の「俺のやり方でやる」のせいで、個人主義的結婚のカタチになったと、夫ひとりを悪者にしてしまいましたが、実は私も心の中だけは私のままで、ずっと「もう耐えられん時が来たら、、、時が来るまでもう少し、あともう少し、、、」と思っていたので、しっかり個人主義的結婚の片棒を担いでいたのでした。共犯。
算命学のいう真の結婚とは、精神も心も運命も共同であることなので、真の結婚には程遠い結婚生活を送っていました
自営なので、運命は共同的ではありますね。
精神の方は、「俺のやり方でやる」場合、妻は現実も精神も夫に吸収されることになるので、そういう意味では、むりやり共同になっている?のかな?
ただ心だけはS極とS極どうし、宿命相性でも、子vs.卯の旺気刑なので、お互いが滝に打たれる修行僧のように、それぞれのゴールにたどり着くまでひたすら耐えていました。。。。
人から見たら、最初からとっくに終わっている夫婦です
だけど、算命学には「情の結婚」と「理の結婚」という考え方があって、あしたこれで検証してみたいと思います。
〈続きます〉<(_ _)>
【相性・特徴・観る要素】
① 子丑生月天中殺と午未生年天中殺のくみあわせ
② 逆縁夫婦(夫が年下)
③ ふたりとも客観過多(夫は客観100%)
④ ふたりとも配偶者が多剋干
⑤ KAZUE・日月鳳調半会、西から生じられて夫の影響を受ける、夫・日月・自分と妻対冲、妻から剋され妻によって変化する
⑥ 日干支大半会、干合2つ
⑦ 共通領域は現実の2領域
⑧ KAZUEの西の星・貫索星は夫の主星
⑨ 夫の西の星・車騎星はKAZUEの東の星
⑩ 位相法・大半会と方三位だが、中身に散法多し
⑪ KAZUE・夫干は年干にあるが地支にない→結婚すると庚(自分)に入る
⑫ 夫・妻干は偏干が座下にいる
⑬ 中年→晩年の星 KAZUE・中殺天極星→天禄星、夫・天禄星→天馳星
⑭ よく観たらお互い自我過多で少剋干(KAZUE・自己循環、夫・自我半会)
⑮ 日支・申と酉の秋の方三位(ちなみに子どもも申)家庭には秋の風が吹いています。ちょっと涼しめ・・・
⑯ KAZUEは北天運、夫は西天運、ちなみに娘は東天運
いなか町のラーメン屋さんです(ふたりでやってます時々バイト君)
子どもは寅卯の一人娘、いまは離れて暮らしています
【算命学視点レイヤー】※このレイヤーを通して結婚のふりかえりを行っています。
❶人間とは、人間=肉体(有)+霊魂(無)
❷人間が生きるとは、気が反応し合って変化していくこと(気の融合)
人間の死とは、気が融合によって結合されていたものがバラバラになる=元の一つ一つに還ること(気の分裂)
❸人が生きる条件「苦によって心の次元を上げること(自然に近づくこと)で、現実的な存在から精神的な存在へと移行すること」
❹人間視点をいったん外して、霊魂としてどう生きるのかという霊魂視点から観る
【算命学視点・結婚レイヤー】原典算命学体系より引用
①算命学の「真の結婚」とは、運命・精神・心の共同体として、ふたりの霊魂が融合しあうこと。また未来の人間を育てるという、新たな人間の出発を担うものであるということ。(結婚に対する個人の思いや結婚観とは別に考える。←これは人間目線)
②『結婚は集団形成の一番小さい形です。そして、集団生活の本質は、集の中の「個」です。どちらが優先されるかという観点で、算命学では、個が集団の制約を受けるのは当たり前のことで、集団(家族)が主体で、個(家族個人)が従体と定義されています。』
③結婚の意味は霊魂の融合にあって、そのためには役割分担が必要。
④家庭の形成が集団的主義か個人的主義か(算命学は集団>個人、個が集団の制約を受けるのは当たり前のこと)
まちがい・かんちがいは多々
そのうえ自論&推測のおまけつきです
勉強中につきご容赦ねがいます
<(_ _)>
記述のない『』内、図、グラフ等は
青龍塾の講座より引用しています
<(_ _)>
現実的な存在から精神的な存在へ
というプロセスを経ることが
生きるための条件のひとつ
ー青龍塾スピリチュアル算命学よりー
一人ひとりの命に宿された天の真実を
宿命という
運勢とは
天が用意したその宿命が旅する
人生のみちしるべ