〈ふりかえり・13回目〉天中殺回光条件
私にとっての苦行は、約17年間続いたのですが、それは同時に夫ロッシにとっても苦行の日々でした。
お互いの存在が、やすりというか、砥石というか、、、
だからこそ、お互いに燃焼すべきものを、燃やすことができたんだと思います。
ロッシの魄(燃やすべきもの)は、家系の流れを終わらせる位置にうまれた宿命ゆえに、父母からだけではないし、当然本人が作ったものもあると思いますが、彼の背負ったものは、かなり大きなものでした。
実はもしかしたら、私の霊魂は最初から、このくらいの重量のある魄(ハク)の持ち主を探していたのかもしれません。結婚相手の条件といったら変ですが、自分が抱えていたもののよどみが深く大きかったために、普通の相手では、そういう意味で打ち負かしてしまうと感じていたからです。
こういうと聞こえはいいですが、原典にはちゃんと、そういう意味で釣り合いのとれた相手しか神さまは寄こさないと書かれてありました(どこに書いてあったかわからなくて今引用できません(´;ω;`)見つけ次第書き記します<(_ _)>)
バランスが取れていないと、出会わないし、出会っても続かないとのことです。
要は、私たちの出会いは、次元の低さ加減、抱えた魄(ハク)の重量、自我の分量が似た者同士で、研磨し合うには最適な相手だったというわけです。
ずいぶん前から霊魂同士は手を組んでいたかもしれません。
やはり私たちの結婚は、霊魂主導で進んでいるようです。
人間的には苦の河の中で、ひたすらもがいていたわけで、その苦しみの河を何年もかけて向こう岸に渡るしか抜け出せる方法がないという感じでした。
その抜けだす方法も、渡り切ったからこそわかっただけで、その中にいる時はわかっていませんでした。
このまま流されて逃げ出したいとずっと思っていました。
我のつよさ故、最初の頃はその苦の河の中でさえも、抗っていました。
なんという我の強さ。。。
天中殺をみる占技には、何種類かあるのですが、今回は「回光条件」で観てみます。
回光条件とは、真に生きる(精神の高みを目指す)ための条件です。
といっても、なぜ今回これで観るのかというと、知らず知らずのうちに、こっちの生き方を選んでいたからです。
私だって人間らしいよりよい現実生活を送りたいと、心のどこかでは思っているんです。
が、
それをするには、この自分が抱えているよどみを処理してまずは普通の人にならない限り無理だろうとわかっていたので、先にその処理のために知らぬ間にやっていたのが、回光条件のうちの一つだったのです。(ただこれをクリアしてもそこに「実」や「思い描いた幸福」はありませんその代わり別のものが用意されています)
ここで言う真に生きるとは、『人間の精神、あるいは「心」というものの旅は実から虚へ、有から無へ進んでいくのであります。(原典算命学体系より)』
虚、無という算命学が目標とする「無為自然」の世界のことです。
ここで紹介されている真理をつかむ方法にはふたつあります。
ひとつは精神の欲望100で現実行動0の座禅、瞑想などにより真理を見出すというもの。
もうひとつは逆の精神の欲望0、現実行為のみ、千日回峰行的方法。何も考えずひたすら行動するというもの。
精神と現実のバランスの取れた生活では真理はつかめないのだそうです。
両極端に極めなければ、神の入り口には到達できないよとされています。
意識的にそこを目指したわけではありませんでした。
ただ、自分たちの生活がそうなっていた、ということなのです。
仕事に明け暮れる日々、、、
ロッシは、生年天中殺(社会で思い通りに生きようとすると、強い風圧を押しのける信念と才能を持つ必要がある)の影響と、天干龍高星✖中殺鳳閣星での神経すり減らし、プラス自我半会で納得いくまで自分を追いつめて、100%客観の無意識になれない大変さの中、自分の欲求を削ぐ仕事現場の12時間。
その風圧は私に直撃、もろに圧を受けたまま、毎日11時間仕事場にいて、私の意見はもちろん通ることなく(ロッシ月年自我半会)、ひたすら動力となる日々。家のことはワンオペで協力もマイナスに傾いて0以下、(これ以上は書けませんご想像ください縦横ともに0ではなくマイナス)
去年まで年中無休で、年間個人休日は、平均45日。(今は定休日作って休んでいます)
夏休み・冬休み・春休みには個人休もなくなり、お正月もお盆も明けてました。
人がいない時は1年以上、ふたりともまったく休まず、、、、、
結果的に自分たちのやっていたことが、千日回峰行的な行為だったということだったということなのです。
相手の存在が苦を生み出して、そこから逃げられない、逃げちゃいけない、、、中での17年間。。。
〈続きます〉<(_ _)>
【相性・特徴・観る要素】
① 子丑生月天中殺と午未生年天中殺のくみあわせ
② 逆縁夫婦(夫が年下)
③ ふたりとも客観過多(夫は客観100%)
④ ふたりとも配偶者が多剋干
⑤ KAZUE・日月鳳調半会、西から生じられて夫の影響を受ける、夫・日月・自分と妻対冲、妻から剋され妻によって変化する
⑥ 日干支大半会、干合2つ
⑦ 共通領域は現実の2領域
⑧ KAZUEの西の星・貫索星は夫の主星
⑨ 夫の西の星・車騎星はKAZUEの東の星
⑩ 位相法・大半会と方三位だが、中身に散法多し
⑪ KAZUE・夫干は年干にあるが地支にない→結婚すると庚(自分)に入る
⑫ 夫・妻干は偏干が座下にいる
⑬ 中年→晩年の星 KAZUE・中殺天極星→天禄星、夫・天禄星→天馳星
⑭ よく観たらお互い自我過多で少剋干(KAZUE・自己循環、夫・自我半会)
⑮ 日支・申と酉の秋の方三位(ちなみに子どもも申)家庭には秋の風が吹いています。ちょっと涼しめ・・・
⑯ KAZUEは北天運、夫は西天運、ちなみに娘は東天運
いなか町のラーメン屋さんです(ふたりでやってます時々バイト君)
子どもは寅卯の一人娘、いまは離れて暮らしています
【算命学視点レイヤー】※このレイヤーを通して結婚のふりかえりを行っています。
❶人間とは、人間=肉体(有)+霊魂(無)
❷人間が生きるとは、気が反応し合って変化していくこと(気の融合)
人間の死とは、気が融合によって結合されていたものがバラバラになる=元の一つ一つに還ること(気の分裂)
❸人が生きる条件「苦によって心の次元を上げること(自然に近づくこと)で、現実的な存在から精神的な存在へと移行すること」
❹人間視点をいったん外して、霊魂としてどう生きるのかという霊魂視点から観る
【算命学視点・結婚レイヤー】
①算命学の「真の結婚」とは、運命・精神・心の共同体として、ふたりの霊魂が融合しあうこと。また未来の人間を育てるという、新たな人間の出発を担うものであるということ。(結婚に対する個人の思いや結婚観とは別に考える。←これは人間目線)
まちがい・かんちがいは多々
そのうえ自論&推測のおまけつきです
勉強中につきご容赦ねがいます
<(_ _)>
記述のない『』内、図、グラフ等は
青龍塾の講座より引用しています
<(_ _)>
現実的な存在から精神的な存在へ
というプロセスを経ることが
生きるための条件のひとつ
ー青龍塾スピリチュアル算命学よりー
一人ひとりの命に宿された天の真実を
宿命という
運勢とは
天が用意したその宿命が旅する
人生のみちしるべ