果てしない旅の終わり① 釧路 | 気まぐれ・・・なkazunブログ

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主に映画、旅、温泉などとたまに愚痴がでるかも

もう1ヶ月近い前だったけど、ここから怒涛の3週間でした。
その第一弾が釧路から厚岸を通って根室、中標津そして野付半島から斜里、網走、北見の旅は
カミさんが道東に行きたいと言ったのもありました。
が、青春時代に私が居候していた親友とツーリングした思い出の地を元気なうちに巡りたく思って
1ヶ月ちょっと前に決めました。

 

 

釧路まではいつも国道274号で帯広まで行くのだけど、今回は(年のせいもあって

有料道路を使ったので途中で休憩しても早い早い。

それでも320kmは走りました。

釧路駅の北口(裏口)は南口よりも低い建物が多いのですが、安くてお得なホテルありました。

いつもチェーン店は避けてB級ランクに穴場があるんですよ。

 

 

釧路駅南口には地下道を通れば近くて、直ぐですがここはカミさんが一番好きな33作目の寅さん

『男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎』にも出てきた歩道橋を渡ります。

線路は40年前の撮影当時よりも随分と少なくなっていましたね。

JR北海道は釧路も撤退しようとしているのが見えミエ。

バス転換もままならない、こんな時代だからこそ鉄道は逆にチャンスでしょうに、

国も道も地方も発想を変えなきゃ通勤、通学、通院、買物など生活は車しか無くなる。

結果、悲惨な事故や環境破壊は当たり前になって来る。

 

 

釧路駅から右側あるいて直ぐに和商市場は健在でしたが、観光客は少ないような気がしました。

公園にSL C58があって懐かしさが湧いてきました。

彼(C58)が現役だった頃の釧路は漁業の水揚げ量で日本一で、札束が毎夜降っていたとか。

1977年の200海里、排他的経済水域の国際取り決めにより日本の漁業は衰退していきました。

 

 

なんでも金の現在に国民の血税は何処に消えているのでしょうね。

年金にも税が天引きされて小遣いもままならず。

政治に期待できなければアナキーの次の一手は・・・・。

 

 

14時ともなれば遅めの昼ラーでした。

釧路ラーメンの老舗銀水に入って私はワンタンメン塩でカミさんは醤油ラーメンを頼みました。

釧路ラーメンの麺は細い縮れ麺であっさりした癖のない熱々スープにワンタンがつるりんと喉ごしを通ります。

暑くない日で良かった。


 

 釧路は醤油なんだろうに何故か塩ワンタン麺を 頼んでいました。


 

 2個食べた後の餃子はコンロを使うの旅館みたいでした。

瓶ビールも飲んでましたが車をホテルに置いて来ていますからご安心を。


 

駅前から幣舞橋(ぬさまいばし)までの北大通りは廃墟ビルでYouTuberが取り上げて有名だけど特に幣舞橋手前の旧繁華街に多い。

屋根や上からいろいろと落ちてくる恐れがありますので要注意です。

 


 壊しているビルもありましたが、ごく一部で殆どが廃墟ビルのままでした。

 

 

石川啄木さんも訪れたであろう幣舞橋からの夕日がきれいとか、彼が見た時にはこんな未来を想像したでしょうか?

 

 

観光客はまばらも居なくて啄木の時代に戻ったのでしょうか?

 

 

 美川憲一さん「釧路の夜」の歌碑は健在でちゃんとご本人の歌が流れました。