早速、セリ結果です。

畜連の日計表です。

JACCネット全国のセリ結果です。

ただし、どちらも最近流行りのpdfファイルですので、PCでの閲覧をお勧めします。

 

種雄牛ごとの結果ですが、直接リンクが張れるようになりましたので、閲覧ください。

ただし、これもpdfファイルです。

 

種雄牛掛け合わせごとの結果なんですが、こちらも直接リンクを張れるようになりました。

60ページにも渡る、退屈極まりないpdfファイルです。

一体、誰が見るというんでしょう。

誰も見ない、利用価値のないものを掲載する意味があるんでしょうか。

一刻も早く、EXCELのファイル(CSV)でダウンロードできるようにして頂きたいものです。

是正に向けて、皆で、声をあげましょう!

 

種雄牛別のセリ結果です。

福晴茂、頭数は、最近、ずっと第1位です。ま、全体のセリ値平均を上げてくれている立役者です。実にありがたい。

耕富士、頭数は、2位です。競り値が高いのは、雌の高値が要因ですね。

白隆鵬、頭数3位。セリ値、雌が好調のようです。

二刀流、頭数4位です。競り値、全体平均に届きませんでした。

宗守富士、頭数は第5位。セリ値は、う~んですね。

桃白鵬、頭数6位、競り値は、全体平均を大きく上回っています。若干、増体が良くないようです。

富久竜、第7位です。セリ値は、全体平均を下回っています。

美津秋、頭数8位、競り値は、全体平均を下回っていますね。

福之姫頭数9位、頭数30頭と維持されていますね。セリ値は、この相場では、やはり異次元の高さです。

満天白清、頭数10位。セリ値、やや持ち直しています。

 

結果的には、1月に比べて、上げています。

枝肉相場が、横ばいか、やや下げているにもかかわらず、です。

これは、上にも書きましたが、福晴茂のお陰だと思います。

質量兼備の種雄牛に注目が集まるのは、当たり前の話です。

 

最近、と言っても、数年前からですが、「F1でも、12番が出るんだってよ」という話題が出るようになりました。

この業界、通常、F1と言えば、Formula1のことではなく、交雑種のことを指します。

つまり、種類の違う牛の親から生まれた子ということです。

恐らく、最も多く飼養されているのは、ホルスタインの母牛に黒毛和牛の精液で人工授精した交雑種(F1)だと思われます。

つまり、乳用種であるホルスタインと肉用種である黒毛和種の良いとこどりを目指した交配です。

この交雑種を肉牛として扱うなら、逆に言うと、マイナスの面もあります。

つまり、肉はたくさん採れるが、肉質には、物足りなさがある。

で、冒頭の話に戻りますが、「F1でも、12番が出るって」ということは、肉質でも十分な結果が出ていることを意味します。

最近(でもないですが)、「アンクロ」という牛肉が出回っています。

これも、F1の一種で、アバディーン・アンガス種の母牛に黒毛和種の精液を使用したF1です。

アンガスの「アン」と黒牛の「クロ」を合わせて、アンクロということのようです。

このアンクロ、人気のようで、某スーパーでは、黒毛和種(恐らく、経産牛)より、高値で売っています。

もうこうなると、「黒毛和牛の牛肉でなくても、いんじゃね。」てことになってきます。

黒毛和種の種雄牛のBMSの改良をやればやるほど、「ならF1で、いんじゃね。」となって来るということは、ある意味、自己破滅への改悪と言えなくもありません。

バルス(いつまで、ラピュタや)!

 

また、お気づきの方もおられるかも知れません、昨年7月辺りから、熊本のあか牛(褐毛和種)の子牛のセリ価格の方が、黒毛和種の全国平均を凌駕している現実があります。

無論、頭数は、圧倒的に少ないことも関係しているかも知れませんが、何か、消費者の動向を反映している気がしないでもないですね。

それと、余談ですが、やっぱりというニュースが飛び込んで来ました。

例の奴です。

コオロギ倒産

う~ん、SDGsも大概にしないと。