母の入院#1 ~二転三転する病名~

母の入院#2 ~AIHA~

母の入院#3 ~プラス4~

母の入院#4 ~ITP~

母の入院#5 ~IgG4関連疾患~

母の入院#6 ~悪性リンパ腫~

母の入院#7 ~間質性肺炎~

母の入院#8 ~退院・転院~

母の入院#9 ~えびの市立病院にて~

 

20260424

11:00えびの市立病院から電話で、母の歯が抜けた(欠けた)とのこと。痛みはないようなので、退院後に、治療くださいということであった。抜けた歯は、とってあるそうである。

 

20260501

10:10えびの市立病院から電話で、現在、歩行器を使って、歩くことができるようにはなっているが、筋力がなかなか元に戻らないので、母の介護認定の区分変更申請を行ってはどうかという提言があった。早速、昼過ぎ、申請に行った。母は、現在、要支援2であるが、客観的に見て、要介護となることは、間違いないと思われる。無論、それに伴い、デイサービスなどの利用日数が増える(正確には、月の支給限度額が増える)ことになる。母は、デイサービスに行きたがっているので、このことは、大きな救いである。

 

20260519

6:00少し前に起床、7:00牛舎着、8:00牛舎出発、8:30えびの市立病院着、8:45えびの市立病院出発、10:10鹿児島市立病院着、外来で月1回の定期受診であった。何せ、前日まで、牧草の収穫で、早朝から20:00くらいまでの激務が続いていたので、かなり疲れた。

母の足や歩様に関しては、前回とさほどの改善はなかったが、血液膠原病内科では、血液検査の項目すべてで改善し、基準値内であるとのことであった。従って、ステロイドホルモンの投与量は、減らすそうだ。糖尿病内科では、まだ、血糖値が高いとのことで、インスリンの量は、継続して投与するとのことであった。ま、ステロイドホルモンの副作用で血糖値が高いのであれば、今後、改善すると思われる。次回受診は、6月16日に決まった。

15:40鹿児島市立病院出発、16:20ヤンマーで機械の部品を受け取り、16:45えびの市立病院着、17:15霧島商事に子牛のミルクを受け取り、17:45牛舎着、子牛にミルクをやり、牛床の清掃・除糞作業、20:10牛舎出発、20:40帰宅。疲れないわけがない。

しかし、世界中の病院がそうなんだろうが、2時間待って、5~10分診察。それが二つの科だから、毎回、病院には、何しに行ってるか分からなくなる。何とかならないものだろうか。

 

20260528

朝、市役所にある包括支援センターから電話で、介護認定の区分が、要介護3となったとの知らせが来た。まぁ、予想通りである。今後は、ケアマネージャーのお世話になることになる。現時点で、まだ退院の具体的な日にちは、知らされていないので、今後どうなるかわからないが、インスリンの注射が必要であること、自力での歩行が困難であることを考慮すると、特別養護老人ホームにお世話になる可能性が極めて高い。

 

20260612

えびの市立病院から、電話があった。退院後のことに関する内容である。その際、ちょうど、来客があったので、いったん電話を切り、直接、病院までお会いしに行った。

病院スタッフ「既に、国が定めた入院期間を過ぎております。退院後は、自宅で看られますか?」

小生「昼間、牛舎の仕事があり、自宅にはおらず、帰宅時間もまちまちで、たまに、泊まることも。ですから、食前のインスリンの注射をすることができません。自宅での介護ではなく、特別養護老人ホーム(特養)入所を考えております。」

病院スタッフ「現在、インスリンは、(スライディング)スケール法という打ち方になっています。これは、血糖値を見ながら、打つ単位を調整するやり方ですので、医療施設でないと難しいと思います。次回(20260616)の鹿児島市立病院の診察の際、今後、スケール法を継続するか、定量投与でも良いか、尋ねてみてください。それにより、今後のこと(入院継続、デーサービスのショートステイ利用、特養入所など)を相談させてください。」

という話であった。少し、疑問に思ったのが、国の定める入院期間のことである。恐らく、包括医療制度での入院期間(上限日数)のことだと思われるが、具体的な日数が何日と定まっているとしても、医療が必要なら、退院を無理強いはできないと思われるが、・・・。

 

20260616

鹿児島市立病院へ診察を受けに行きます。今回は、えびの市立病院から、7:30に来て欲しいという打診がありましたので、

5:00起床

6:00牛の世話

7:00牛舎を出発

7:30えびの市立病院着

9:10鹿児島市立病院着

9:30採血

11:00血液膠原病内科受診

11:30糖尿病内科受診

12:30鹿児島市立病院出発

14:00えびの市立病院着

という時系列でした。

しかし、武岡トンネル、混みすぎ!

ま、結論から言えば、(病気関連の)全項目で改善されているとのこと。投薬も量を減らす方向であり、インスリンも固定打ちで良いとのことであった。更に、良いことは、次回は2か月後(8/18)になったことである。

もう一つの懸案である退院とその後、どうするか、であるが、基本的な流れは、既に、えびの市立病院のマネージャーに申し上げてる通り、特別養護老人ホームへの入所をどうするかである。色々と話をさせて頂いた医療関係者の中でも、トップレベルの方に担当して貰っております。大変、心強いです。

その足で、特養に入所申し込みをしてきた。相方の母親も同じ所だったので、まぁまぁ、知っている場所で、小生の家からも近い。しかし、まだ、空きがないとのことで、待機となった。

 

20260722

特別養護老人ホームから電話(実際は、前日頂いていた)で、入所が出来るとのこと。20260731が入所日と決まった。必要な物のリストに従って、準備し、当日、10:00前に、迎えに行くことになった。

 

20260731

えびの市立病院退院と同時に、特別養護老人ホームに入所した。この特養は、個室で、平屋造りで、理想的な環境であり、自宅から車で数分という地の利も。今後は、ここから、鹿児島市立病院に、通院することになる。次回は、20260818である。暑いだろうなぁ、灰が降らなきゃ良いが。

 

ということで、1月から続いた、長い入院生活が、漸く終わり、帰宅は叶わずとも、何とか、平常の生活に戻ることができました。

ですので、このシリーズ、今回で終了です。

わけもん①  ~突然のオファー~

わけもん②  ~撮影当日~

 

7月29日の「わけもん」の番組の終わりに、次週の予告編があるんですが、その中に、小生とずんのやすさんが、セッションしている様子が数秒、紹介されました。

EPGの番組内容にも、「音楽系YouTuber」という名目で、紹介されています。

収益も上げていないのに、YouTuberというのも、こっぱずかしい限りです。

 

さて、いよいよ、MRTで8月5日19:00、放送されます。

まぁ、どのくらい編集でカットされるかわかりませんが、お見逃しなく。

県外の方は、

▲PCなどで、「TVer」と検索

▲TVerに入り、アンケートに答える(性別年齢や郵便番号)

▲TVerの中で、「MRT わけもん」と検索

あとは、YouTubeなどと同じく、再生するだけです。

民放各社が共同で運営しているため、広告は飛ばせませんが、完全無料です。

恐らく、放送日から最低1週間(通常、次回のわけもんが放送されるまで)は、視聴可能です。

今回も、Youtubeにアップした動画を紹介します。

使用機材等は、全曲、

オーディオインターフェース;YAMAHA AG06

コンデンサーマイク;Audio-Technica AT2035

DAWソフト;Cubase AI 11

動画編集ソフト;shotcut

PC;FUJITSU ESPREMO WD2/F3

です。

また、ギターですが、

D28・・・・Martin D28

AJ・・・・・Gibson Advanced Jumbo

SG2000・・YAMAHA SG2000

SA2000・・YAMAHA SA2000(代替器)

YD-401・・S.Yairi YD-401

YD-304(1974)・・S.Yairi YD-304 1974年製

YD-304(1971)・・S.Yairi YD-304 1971年製

のことです。

 

#276♪勝手にしやがれ♪

言わずと知れたレコード大賞受賞曲です。作詞は阿久悠、作曲は大野克夫、歌は沢田研二。D28、SG2000、カホンでやりました。

 

#277♪Puff,the Magic Dragon♪

PPMの代表曲です。歌詞の一部が、曲解され、放送禁止になった国もあるとか。でも、素直に、子供の成長の歌と解釈した方が、オトナです。D28、カホンでやりました。

 

#278♪黒い雫♪

Superflyの曲です。作詞作曲、越智志帆。2015年、西島秀俊主演の「無痛~診える眼~」という医療超能力ドラマの主題歌でした。この曲、無駄なメロディーが一切無く、どこを聞いても秀逸だと思います。D28、カホン、シェーカーでやりました。

 

#279♪やさしい悪魔♪

言わずと知れた、1977年のキャンディーズの曲です。作詞は喜多條忠、作曲は吉田拓郎です。拓郎本人も後に、セルフカバーしています。D28、カホンでやりました。

 

#280♪こうき心♪

1970年、よしだたくろうがまだ、エレックレコードに在籍していた頃にリリースされた「青春の詩」というアルバムに収録された曲です。恥ずかしながら、この曲、ここ1年以内に始めて聞いたんですが、軽い衝撃を覚えました。妙に耳に残るんです。D28、カホンでやりました。

 

以上、今回は、ここまで。

次回、#285が完成したら、またアップするつもりです。

今回同様、広~い心で、お付き合いください。

そして、同じ世代の方々がおられたら、是非、昔取ったほこりまみれの杵柄を、もう一度、振り回してみませんか。

楽しいですよ。

日本では、野良猫、野良犬という言葉は、よく使われます。

人に飼われているはずの動物が、管理をされず、野生化した動物に使われる言葉です。

元来、野良には、家(所有者)から離れて、外にあるもの・外で暮らすものという意味があるそうです。

 

7月21日午前中、近所の育成牛が、逃走しました。

登録検査を目前に、牛を洗おうとしたときに、ロープが緩み、逃げ出したそうです。

通常は、敷地内で、捕獲することが殆どなんですが、運悪く、敷地を出て、道路を歩いて、近くの森へ、逃げ込んでしまいました。

そこは、シイタケの原木であるクヌギの森で、まぁ、あまり人が入っていけるような場所ではありません。

森の周りには、舗装された道路があるので、そこを歩いたり、重機に乗ったりして、捜索しましたが、発見できませんでした。

所有者の「夜になれば、牛の声に向かって帰ってくるかもしれません。」という言葉で、その日は、解散しました。

7月22日、農協や市役所の職員で、捜索しましたが、見つかりませんでした。

7月23日、地元の人たちで、捜索しましたが、やはり、見つからず、諦めムードでした。

7月24日、朝、小生と相方が、牛舎へ向かう道すがら、まぁ無駄かもしれないけど、一応、その森の方向を見ながら来たわけです。

突然、相方が「おったぁ~(居たぁ~)」と叫びました。

我が相方ながら、粗忽者ですので、岩などと間違っていないかどうか、車を止めて、見に行きました。

すると、こちらをじっと見つめる黒い影。

すぐに、所有者に電話、そして、牛舎へ行き、長靴やヤッケなどに着替え、ロープを持って、現場に戻りました。

牛は、元々繋がれていたので、ロープを引きずったまま、彷徨ったらしく、ロープが木に巻き付き、動けなくなっており、興奮はしているものの、容易に捕獲できたようでした。

さて、ここから、どうやって、元の牛舎まで連れていくかですが、興奮が凄まじく、人間が近づくと、ふんがぁ~ふんがぁ~状態です。

ここは、獣医さんに鎮静剤を打ってもらうのが、先決だろうという意見がまとまり、獣医さん待ちになりました。

トラクターで牽引する牛を運ぶ為のトレーラーを使うことになり、獣医さんを待っている間、取りに行ってもらいました。

そうこうしていると、獣医さん到着、鎮静剤を打ってもらい、何とか、所有者の牛舎へ運ぶことができました。

めでたしめでたし。

 

ま、ここで思うのです。

現在のテクノロジーを利用するなら、GPS発信器を付けるなんてことができればよいでしょうが、まぁ、通常、脱走するなんて想定できませんから、無理があります。

そうなると、武器化しているドローンのお出ましでしょうか。

できれば、サーモカメラ付きなら最高ですね。

森の中の温度の高いものを捉えることは、容易でしょう。

しかし、良くぞ、野良牛にならなかったものです。

逃走から4日目の発見ですから、そうなっていてもおかしくはありませんでした。

ふぅ~。

本日、7月23日は、登録検査でした。

今回5頭の検査で、3頭自家保留、2頭導入牛です。

4頭以上ですので、訪問(庭先)検査してもらえます。

検査手数料は上がりますが、・・・。

 

「ひとみ」

「白隆鵬」×「富久竜」×「美穂国」×「梅福6」

生年月日 ; 2024年7月10日

月齢 ; 24ヶ月齢

母 ; 「ゆかり」号

得点 ; 80.7点

 

「あけみ」

「孔明桜」×「隆福也」×「華春福」×「安福久」

生年月日 ; 2024年8月15日

月齢 ; 23ヶ月齢

母 ; 「やよい」号

得点 ; 81.5点

 

「くるみ」

「北美津久」×「安福久」×「秀正実」×「忠富士」

生年月日 ; 2024年10月7日

月齢 ; 21ヶ月齢

母 ; 「すずか」号

得点 ; 82.6点

 

「つるしん」

「福勝鶴」×「安福久」×「美穂国」×「福桜」

生年月日 ; 2024年10月29日

月齢 ; 20ヶ月齢

母 ; 「ももこ」号(ドナー)

得点 ; 81.8点

 

「ののは25」

「福勝鶴」×「安福久」×「美穂国」×「福桜」

生年月日 ; 2024年11月18日

月齢 ; 20ヶ月齢

母 ; 「ももこ」号(ドナー)

得点 ; 82.5点

「つるしん」号、「ののは25」号は、同一ドナー牛からのET産子です。

昨年の秋に、導入しました。

この頃は、まだ、セリ値的には、高騰前夜でした。

 

販売した子牛の悲劇①  ~概要~

販売した子牛の悲劇②  ~解剖結果~

販売した子牛の悲劇③  ~牛代金の補償~

販売した子牛の悲劇④  ~時系列でみる経緯~

販売した子牛の悲劇⑤  ~獣医の治療記録簿~

販売した子牛の悲劇⑥  ~化膿性線維素性肺炎~

販売した子牛の悲劇⑦  ~獣医の治療記録簿を読んで~

販売した子牛の悲劇⑧  ~時系列でみる経緯(改訂版)~

 

A獣医・・・家畜共済の獣医師
B獣医・・・開業獣医師で、畜連と契約
C獣医・・・家畜共済の獣医師で、A獣医師の上司
D獣医・・・小生が普段お願いしている開業獣医師

K獣医・・・解剖に当たった家畜保健衛生所の獣医
スタッフE・・・畜連のスタッフ
スタッフF・・・畜連のスタッフ、スタッフEの上司
スタッフG・・・畜連のスタッフ、事務担当
スタッフH・・・畜連のスタッフ、牛房の管理担当
スタッフJ・・・畜連のスタッフ、市場長

 

前回の⑧で、時系列でもいる経緯が改訂出来ました。

まぁ、その中には、明確でない箇所(小生が赤字で表した箇所)があり、それに関しての回答を得るべく、また、責任の所在を明確にすべく、畜連スタッフ、獣医さんを交えた話し合いを持ってもらうことを要請しました。

スタッフFには、快諾を頂きました。

まだ、日時は、確定していませんが。

その話し合いの叩き台として、以下の質問を、20260722、直接、お渡ししました。その後、B獣医、C獣医にも、コピーをお渡し頂いたと聞いております。

 

【質問1】「4月15日に、購買者別に房を分け、移動した」とあるが、24頭を何頭ずつに分けたのか。

 

【質問2】4月16日17:00~17:30、A獣医が診療。発熱41℃、発咳、呼吸速迫を確認。セファゾリン(抗生物質)、スルピリン(解熱剤)を注射した帰り際、「何か、あったら、連絡ください。」と、伝えていることは、確認できている。しかるに、4月17日、4月18日に、最終的にA獣医に連絡する必要がないと判断されている。その根拠は?そして、誰が判断したのか。

 

【質問3】「4月17日、熱が39.3℃に下がり、餌を食べ始めたので、元の群に戻した」とあるが、この時点で、単に、解熱剤で、熱が下がっただけだと判断しなかったのか。また、咳や呼吸はどうだったのか。群に戻せば、再発や感染拡大は容易に想像できると思うが。

 

【質問4】「4月19日、熱が40.8℃、餌食べず」とあるが、この時点で、単に、スルピリンで、熱が一時的に下がっただけで、セファゾリンが効いていないと判断できなかったのか。


【質問5】「4月19日、診察の際、肺雑音なし、喉の炎症で発咳」とあるが、喉の炎症で、熱発、頭を下げ苦しそうな息遣いになるものであろうか。


【質問6】「4月19日11:00、B獣医が、カナマイシン(抗生物質)とネオアスP(解熱剤)を注射」とあるが、何故、カナマイシンを選択したのか?

 

【質問7】「4月20日11:30、購買者へ治療の実施を報告」とあるが、何故、このタイミングなのか。

 

【質問8】「4月20日16:30、B獣医が、重曹を打った」とあるが、その目的は?

 

【質問9】「4月21日17:00、B獣医が、補液(重曹)」とあるが、一日に2度も、重曹を打つリスク(アルカローシス、血中二酸化炭素濃度の上昇)はないのか。

 

【質問10】「4月21日17:00、B獣医が、乳房炎軟膏を喉の奥に塗布」とあるが、恐らく、喉の炎症を抑える目的と思われるが、効果は、実証されている?また、誤嚥の恐れはない?

 

【質問11】「4月25日、解剖の結果、肺の癒着が確認された」とあるが、これは、家保からの第一報と思われる。この時点で、市場での治療の効果が出ない要因として、繁殖農家の管理能力を疑うというストーリーにしようと決めた?

 

【質問12】「5月15日、B獣医、スタッフE、スタッフF、スタッフJで会して、届いた解剖所見をもとにB獣医の見解を聞いた」とあるが、その肝心の見解の記載なし。どういう見解だったのか?

 

【質問13】「5月15日、当該解剖所見をみて、C獣医は、肺の癒着がみられるが10日ぐらいでは、癒着は無く、早くて1か月以上かかるので、農家で完治せず癒着した可能性があるとの見解」とあるが、C獣医は、本当に、解剖写真をみて、そう言ったのだろうか。あの仮性癒着の写真をみて、そういったのなら、誤った見解であり、繁殖農家の管理能力に問題があったというストーリーを企て、繁殖農家にも補償の責務があるとの根拠を捏造しているようにみえるが、いかがか。

 

【質問14】あの癒着の件を確かめるべく、家畜保健衛生所のK獣医にお話を伺ったとき、「既往歴があっての今回の事故と聞いておりましたが、・・・」という文言を聞いた。この既往歴というのは、1月の気管支炎のことを指していると思われる。このようなことを解剖に当たる獣医に事前に告げるのは、既往歴ありきというバイアスを掛けることになり、冷厳な判断の妨げになるのではないか。一体誰が、伝えたのか。実際、パスツレラ・ムルトシダが、この度のBRDCの起因菌であることは明白であるにもかかわらず、解剖報告書では、断定が出来ないという結論になっている。K獣医には、失礼だが、この度の解剖所見とパスツレラ・ムルトシダ由来の肺炎の病理は、完全に合致する。このことは、千葉県の家保の文献に記載されているし、直接、電話で確認した。

販売した子牛の悲劇①  ~概要~

販売した子牛の悲劇②  ~解剖結果~

販売した子牛の悲劇③  ~牛代金の補償~

販売した子牛の悲劇④  ~時系列でみる経緯~

販売した子牛の悲劇⑤  ~獣医の治療記録簿~

販売した子牛の悲劇⑥  ~化膿性線維素性肺炎~

販売した子牛の悲劇⑦  ~獣医の治療記録簿を読んで~

 

6月9日に行われた話し合いで配布されたレジュメに記載されていた内容と、既往歴、獣医のカルテ、記録簿などを含め、再度、時系列にまとめました。

無論、個人名などは、伏せてあります。

 

以下、

20260412は、2026年4月12日という意味です。

登場人物一覧

A獣医・・・家畜共済の獣医師

B獣医・・・開業獣医師で、畜連と契約

C獣医・・・家畜共済の獣医師で、A獣医師の上司

D獣医・・・小生が普段お願いしている開業獣医師

K獣医・・・解剖に当たった家畜保健衛生所の獣医

スタッフE・・・畜連のスタッフ

スタッフF・・・畜連のスタッフ、スタッフEの上司

スタッフG・・・畜連のスタッフ、事務担当

スタッフH・・・畜連のスタッフ、牛房の管理担当

スタッフJ・・・畜連のスタッフ、市場長

赤字は、小生の考え・感想です。

 

20251223(火)

D獣医に、去勢術を依頼するも、39.6℃の熱。大事をとって、ドラクシンを打ち、1月の暖かい日に延期。

 

20260117(土)

39.4℃。D獣医により、去勢術実施。念のため、ドラクシンを打つ。五種混合ワクチン接種時には、「必ず検温を」の注意。

 

20260123(金)

39.0℃。五種混合ワクチン接種。

 

20260412(日)

セリ初日に我が家の子は、追い込み房へ。3日間のセリ終了後、計24頭が、同一の房へ。この24頭は、2件の肥育農家さんの合計。

 

20260415(水)

24頭を2件の肥育農家さん毎に、別々の房に移動。

24頭を何頭ずつに分けたかは、不明。12日の午前中から、15日午前中まで、24頭を同じ房にいれるのは、明らかに密飼いではないだろうか。ドミナンス・ヒエラルキー最下層と思われる我が家の子牛は、さぞかし、ストレスが掛かったことであろう。

 

20260416(木)

(恐らく16:00頃)我が家の子牛、餌を食べない。41.0℃の熱発。B獣医と連絡つかず。家畜共済に往診依頼。

17:00~17:30 A獣医が診察。発熱、発咳、呼吸速迫を確認。セファゾリン(抗生物質)、スルピリン(解熱剤)を注射。静注1000mL(恐らく、リンゲル)。

その後、群から離し、1頭飼いに。

 

20260417(金)

熱は、下がり(39.3℃)、餌も食べ始めたので、群へ戻す。

この日、記載がないが、何も治療をしていないのか。この時点で、解熱剤により、熱が下がっただけなのか、抗生物質が効いて熱が下がったのか、判別が付かないことが大問題である。

20260418(土)

この日も、記載がない。前日と合わせて、この2日間で、急速に、肺の中では、細菌による炎症が酷くなっていったことは、疑いようがない。

 

20260419(日)

また、餌を食べない。40.8℃の熱。

どうみても、抗生物質が効いたのではなく、スルピリンで熱が下がったとしか思えない。もう、本当に、この時点で、小生に返品(購買不成立に)してくれれば、この子の運命は、大きく好転したと思えて、とても悔しい。

11:00 B獣医により診察。

T40.5(体温)、P80(脈拍)、R40(呼吸数)、肺雑音なし、喉の炎症により咳を出す、第一胃蠕動(ぜんどう)なし、脱水。
リンゲル2L、レバチオ50mL、テルペラン10mL、ネオアス10mL、硫酸カナマイ250mg15mL

再び、1頭飼いに戻す。

18:00 B獣医の指示により、カナマイシン、ネオアスを注射。その後、39.1℃に。

ネオアスは、まだ分かるが、この期に及んで、カナマイシンを打つ目的が、皆目分からない。

 

20260420(月)

11:30 B獣医、T39.4、症状変わらず、リンゲル2L、レバチオ50mL、テルペラン10mL、ネオアス10mL、硫酸カナマイ250mg15mL
16:30 B獣医、T39.4、症状変わらず、7%重曹500mL、テルペラン10mL、レバチオ50mL、リンゲル2L、ネオアス10mL

 

20260421(火)

(AM) B獣医、T39.3、症状変わらず、7%重曹500mL、ウルソウ2.5%10mL、テルペラン10mL、リンゲル2L
10:30 スタッフEから、小生に電話。「20260416に熱発しました。治療後、熱は下がったんですが、餌も水を殆ど摂取しません。治療歴を調べたいので、個人情報開示の承諾書に署名捺印をお願いします。」
根耳に水で、あんなに元気だったのに、どういうことかと思った。

13:00 スタッフEが来場し、「点滴をしているんですが、まだ、餌を食べません。そちらで与えていた餌を分けてもらえませんか。」との申し出。早速、準備して持たせた。

16:30 B獣医、T39.5、症状変わらず、咳少々、食欲飲水あり、眼部元気が出てきた、頭を下げる、7%重曹500mL、ウルソウ2.5%10mL、テルペラン10mL、リンゲル2L、乳房炎軟膏を喉の奥に塗布。

一日に2回も重曹を点滴する危険性を理解しているのか、ましてや、肺炎が疑われる子牛に。喉の奥に、乳房炎軟膏を塗布する危険性は?誤嚥とか?

 

20260422(水)

僅かに、餌を食べた形跡あるが、反芻は、未確認。

(AM) B獣医、症状変わらず、7%重曹500mL、ウルソウ2.5%10mL、テルペラン10mL、リンゲル2L

スタッフEから、やはり餌も水も摂取しないとの電話があり、一度、見に来てほしいとの申し出があったので、夕方、畜連に行った。それと、治療歴が分かるカルテをD獣医にお願いした。診断書の形式で用意しますとのこと。

 

20260423(木)

7:00 スタッフJ、スタッフEにより、死亡を確認。

スタッフJ、小生とJAの課長に、その旨、連絡。

小生には、連絡、来てませんが?

小生から解剖の依頼が来た。

小生、依頼してませんし、第一、この時点で死亡した事実を知りえませんが?

購買者、死亡牛を確認。解剖の了承を得る。

B獣医により、家畜保健衛生所に解剖の依頼。その後、搬送。

小生、お昼頃、D獣医から診断書を受け取り、その足で、畜連まで行ったが、スタッフGから、スタッフEもスタッフFも、登録検査で不在で、更に、スタッフHから、その子牛は、今朝、死んだと聞かされ、解剖をするために、家保に運ばれたとのこと。

昨日、歩いてみせたのは、最期に良いところを見せたのか。そう思うと、何とも言えない気持ちに。

あの子とは、人工授精から起算すれば、競り市まで、561日間の付き合い。それが、競り市のあと、僅か10日余りで、命がなくなるなんて。ごめんな。

 

20260425(土)

解剖の結果、肺の癒着が確認された。

正確には、「肺と胸壁の癒着」と、解剖所見には、書かれています。

 

20260515(金)

解剖所見をもとに、B獣医の見解を聞いた。出席者は、B獣医、スタッフJ、スタッフE、スタッフF。

また、解剖所見(写真など)をC獣医に見てもらう。「肺の癒着がみられるが、10日ぐらいでは、癒着は無い。早くて1か月以上かかるので、農家で、完治せず癒着した可能性がある」との見解。

これが、小生に解剖所見が渡される前の作戦会議ですね。
それで、B獣医の見解は、どうだったんでしょうか、何も書かれていませんが。
癒着は、数日で形成する仮性癒着と数週間から数か月かかる真性癒着があるので、農家の管理責任に関しては、肯定も否定もできないのでは?それとも、B獣医とC獣医は、写真から、真性癒着と判断した?

 

20260525(月)

小生、解剖所見をスタッフFから受け取る。

 

20260609(火)

11:00~12:10 事故報告&牛代金補償金に関する話し合い

話し合いの後、スタッフEに対して、獣医のカルテ、記録簿の提出を依頼。

 

20260623(火)

13:00頃、都城家畜保健衛生所に電話し、K獣医より、「当該死亡牛の癒着は、仮性癒着で、最近形成されたもの。」との証言を得る。その際、「起因菌が、パスツレラ・ムルトシダであると断定できないのは、病理的に合わないから」との証言も得た。

14:00頃、千葉県家畜保健衛生所の文献執筆者「綿村崇宏」氏の後継者より、「パスツレラ・ムルトシダによる肺炎でも、化膿、うっ血、線維素がみられる」との証言を得た。

 

20260715(水)

獣医のカルテ、記録簿の写しを入手。この際、補償金の請求書も受け取る。

 

20260716(木)

保証金を現金で支払った。この時、畜連、獣医、小生で、話し合いをもってほしい旨を申し出た。スタッフFは快諾。

 

とまぁ、これが、改訂かつ最新の時系列です。

今後は、畜連、獣医、小生での話し合いに向けた叩き台(質問書、時系列解説書)を作成し、当日に臨みます。

販売した子牛の悲劇①  ~概要~

販売した子牛の悲劇②  ~解剖結果~

販売した子牛の悲劇③  ~牛代金の補償~

販売した子牛の悲劇④  ~時系列でみる経緯~

販売した子牛の悲劇⑤  ~獣医の治療記録簿~

販売した子牛の悲劇⑥  ~化膿性線維素性肺炎~

 

2026年7月15日、漸く、この度の事故に関する記録簿の写しが手入できました。

全部で、3通です。

1通は、共済獣医師が、カルテとして書いたもの、1通は、開業獣医師が、事故報告書として書いたもの、残りの1通は、畜連スタッフが事故記録簿として、書いたものです。

これらの書類を入手するのに、申し出(6月9日)から1か月以上を要したわけなんですが、なぜ、これほどの時間がかかったのかといえば、畜連スタッフの対応に問題があったとしか申し上げられません。

要するに、動いてくれなかったわけです。

LINEの既読スルーが、4週間続き、最後は、既読にすらなりませんでしたからね。

一般の民間企業(一応、JAも民間でしょうが)なら、かなりの批判を浴びることは間違いないと思われます。

 

まずは、共済獣医師が書いたカルテですが、今現在、小生が知り得た情報以外で重要なことは記載されていませんでした。

ま、敢えて言えば、病名は、原因不明の気管支炎であろうということと、治療費の請求金額が記載されていたくらいです。

20260416 17:00~17:30

稟告・・・発熱

症状・・・熱41.0℃、呼吸速迫、発咳

病傷名・・・気管支炎(原因不明)

処置・・・静注(1000mL)、セファゾリン(抗生物質)、スルピリン(解熱剤)

 

次に、畜連スタッフが書いた事故記録簿ですが、う~ん、残念、字が乱雑で、判読できない部分が多く、まぁ、はっきり言って、ただの走り書きのメモって感じで、有益な情報はありませんでした。

 

最後に、開業獣医師の書いた事故記録簿ですが、事前(6月9日)に渡されたレジュメの内容よりも、やや詳しく書かれていました。

20260419

(午前中と思われるが、時刻の記載なし)

T40.5(体温)、P80(脈拍)、R40(呼吸数)、咳を出す、第一胃蠕動(ぜんどう)なし、脱水が見られる。

リンゲル2L、レバチオ50mL、テルペラン10mL、ネオアス10mL、硫酸カナマイ250mg15mL

(夕方)

T39.4、症状変わらず、ネオアス10mL、硫酸カナマイ250mg15mLを注射するよう指示

 

20260420

(AM)

T39.4、症状変わらず、リンゲル2L、レバチオ50mL、テルペラン10mL、ネオアス10mL、硫酸カナマイ250mg15mL

(PM)

T39.4、症状変わらず、7%重曹500mL、テルペラン10mL、レバチオ50mL、リンゲル2L、ネオアス10mL

 

20260421

(AM)

T39.3、症状変わらず、7%重曹500mL、ウルソウ2.5%10mL、テルペラン10mL、リンゲル2L

(PM)
T39.5、症状変わらず、咳少々、食欲飲水あり、眼部元気が出てきた、頭を下げる、7%重曹500mL、ウルソウ2.5%10mL、テルペラン10mL、リンゲル2L

 

20260422

(AM)

症状変わらず、7%重曹500mL、ウルソウ2.5%10mL、テルペラン10mL、リンゲル2L

 

20260423

牛舎にて、死亡。

ということでした。

 

これを踏まえ、事前に渡されたレジュメを読み返し、もう一度、時系列で整理します。

そうすることで、責任の所在が、浮き彫りになると思われます。

早速、セリ結果です。

畜連の日計表です。

JACCネット全国のセリ結果です。

ただし、どちらも最近流行りのpdfファイルですので、PCでの閲覧をお勧めします。

 

種雄牛ごとの結果ですが、直接リンクが張れるようになりましたので、閲覧ください。

ただし、これもpdfファイルです。

 

種雄牛掛け合わせごとの結果なんですが、こちらも直接リンクを張れるようになりました。

60ページにも渡る、退屈極まりないpdfファイルです。

一体、誰が見るというんでしょう。

誰も見ない、利用価値のないものを掲載する意味があるんでしょうか。

一刻も早く、EXCELのファイル(CSV)でダウンロードできるようにして頂きたいものです。

是正に向けて、皆で、声をあげましょう!

 

種雄牛別のセリ結果です。

今回も頭数の順位のみ、お伝えします。

福晴茂、頭数1位。

白隆鵬、頭数2位。

美津秋、頭数3位。

孔明桜、頭数4位。

桃白鵬、頭数5位。

美津白鵬、頭数6位。

福勝鶴、頭数7位。

耕富士、頭数8位。

勝美利、頭数9位。

満天白清、頭数10位。

 

但馬市場、11万円ほど、暴落しましたね。

理由は、枝肉価格の低迷のようです。

まぁ、全国的にみれば、神戸ビーフだけが高いことが異常に思えなくもありませんので、やっと、全国平均になったということでしょうか。
インバウンドは、人の思い・欲求で成り立っています。

日本という国が、どれほど魅力的でも、円高になれば、旅行客は、いずれ減少します。

観光・旅行は、そういう脆弱性を内包しています。

そのことは、ギリシャやエジプトを見れば、いわずもがなというものです。

観光で立国するということは、大変、危ういと言わざるを得ません。

きちんとモノづくり、何かを生み出してこそ、立国が可能になるのだと思います。

そういう意味において、和牛業界全体としては、輸出に力を入れるしかないでしょう。

ただ、今の枝肉を作り続けていると、いずれ、今の日本国内と同じように、海外でも、サシを敬遠することが必至でしょう。

今のうちに、黒毛和種の改良方針を大きく転回することが、求められます。

今、やらないと次の世代の若者に、バトンタッチできません。

 

話は変わって、今年、韓国で口蹄疫(1月30日、2月20日、7月1日)、ランピースキン病(7月11日)が発生しています。

それこそ、観光旅行者が、ウィルスを持ち込むことが懸念されます。

徹底した水際対策・防疫がウィルスの侵入を阻みますが、畜産農家も注意しなければいけません。

最終日の結果です。

令和8年7月17日(金)
雌 180頭 平均 745,378
去 188頭 平均 863,243
トータル 381頭 平均 805,592

 

3日間トータルの結果です。

令和8年7月15日~17日
雌 533頭 平均 756,781
去 612頭 平均 861,415
トータル 1,145頭 平均 812,708

前月比 24,167安

昨年同月比 196,870高

 

総括記事は、少々、お時間を賜ります。