⇒ひとつ前のブログからのつづき
府中本町駅から南武線の南多摩駅まで歩いてきました。

駅間距離は2.4㎞と、ちょっと長めです。


↑府中本町駅の改札口を出て斜め左方向にあるこの階段を下ります。ちょっと長めの階段です。

階段の途中で南武線立川方面ホームの目の前を通ります。

階段よりも駅側にはエレベーターもあります。改札口を出て左方向、おそば屋さんの先です。


↑階段またはエレベーターで下りたら写真の方向に行き、線路沿いの道を歩きます。

線路沿いの道は、自転車と歩行者専用の広めの道です。

その線路を通る電車は


↑JR南武線。川崎―立川間を走っています。

車両はE233系8000番台に統一されています。6両編成です。

↑JR武蔵野線。鶴見―府中本町―西船橋間の路線です。

鶴見―府中本町間は旅客列車の運転はありません。

旅客列車は全て府中本町から西船橋方面の運転で、ほとんどの列車が京葉線に直通しています。

行き先は、東京行き・南船橋行き・新習志野行き・海浜幕張行きなどです。

ちなみに、府中本町―東京間の走行距離は約96㎞、所要時間は約1時間50分です。

府中本町から東京駅へは、西国分寺で中央線に乗り換えると、1時間前後で行く事ができます。

さらにちなみに、府中本町から東京ディズニーリゾートの最寄り駅、舞浜へは、どちらから行っても大差はありません。

府中本町発東京行きに乗ると、舞浜まで乗り換え無しで行けます。各駅停車ですが・・・。所要時間は、だいたい1時間半ぐらいです。

中央線を使うと、西国分寺での乗り換えと、東京駅では京葉線への乗り換えに15分ほどかかります。

1時間半ずっと座りっぱなしで行くか(府中本町は始発駅なので、ほぼ確実に座れます)、それとも乗り換えで歩くか、東京駅には色んなお店がいっぱいありますよ♪さて、どっちを選ぶ?!

武蔵野線には他に、本数は非常に少ないですが、府中本町―大宮間直通の『むさしの号』の運転もあります。

府中本町での折り返しはホームではなく、引き上げ線に引き上げて行います。

上の写真は、引き上げ線で停車中のE231系0番台。

他に209系500番台も走っています。

旅客列車は全て8両編成です。


↑武蔵野線の貨物列車。

コンテナ車(写真の列車)や石油などを積んだタンク車などが通ります。

たま~に、甲種輸送列車も通ります。

武蔵野線鶴見―府中本町間は貨物列車だけが走る貨物線で、武蔵野貨物線とも言われています。

南武線、武蔵野線とも特急列車の運転はありません。

両線とも全列車が4つドア、ロングシート、トイレなしの通勤形車両です。


↑府中本町駅から約3分の矢崎町防災公園前の道路。この道も自転車・歩行者専用です。

ここには、国分寺駅から分岐していた国鉄下河原線の東京競馬場前駅がありました。

この事は2018年3月1日のブログ「廃線跡めぐり(東京都国分寺市・府中市の国鉄下河原線)」にも載せてあります。

上の写真の道には行きません。このまま直進して、線路沿いの道を引き続き歩きます。

矢崎町防災公園にはトイレと、自販機が2台設置されています。


↑電車がいない時は、東京競馬場の大きなスタンドが見えます。


↑矢崎町防災公園から3分、中央自動車道をくぐります。

ここでは左に競馬場(の照明塔)、正面にビール工場が見えます。

中央道をくぐる前に、金網フェンスが少し低くなっている所(矢印の所)で、ちょっとだけ撮り鉄人になりますグラサン


↑府中本町駅を発車した南武線の川崎行き。


↑まもなく府中本町駅に到着する南武線の立川行き。


↑EF65がけん引する貨物列車が、武蔵野貨物線の鶴見方面に向かいます。

武蔵野貨物線は定期旅客列車の運転はありませんが、臨時の旅客列車の運転はあります。

行楽シーズンの土曜・休日に、武蔵野線南越谷―横須賀線鎌倉間を武蔵野貨物線経由で走る臨時の快速列車『ホリデー快速鎌倉』です。

停車駅は、南越谷、南浦和、武蔵浦和、北朝霞、東所沢、新秋津、西国分寺、横浜、大船、北鎌倉、鎌倉です。

西国分寺―横浜間(約40㎞)は通過となります。北府中、府中本町には止まりません。

府中本町駅は、武蔵野線のホームから武蔵野貨物線に通じる線路がありません。

府中本町を通過する時は、貨物列車用の通過線(ホームがない線路)を通過します。

府中本町の通過時刻は、南越谷発鎌倉行きが8:52、鎌倉発南越谷行きが18:22です。

府中本町―鶴見間(約28㎞)は貨物線なので旅客駅はありません。また、この区間はほとんどがトンネルです。

最長約10㎞の生田トンネルもあります。

京浜東北線が止まる鶴見では、乗務員交代のため停車しますが、停車する線路にはホームがないので、乗客は乗り降りできません。

鶴見の先で東海道線に合流して横浜駅に至ります。



今後の『ホリデー快速鎌倉』の運転予定は、2021年1月9日から11日までの3日間です。各日とも1往復の運転です。

快速列車ですが、特急車両のE257系500番台5両編成を使用した全車指定席です。

乗車には運賃の他に、指定席券が必要です。

グリーン車は連結していません。

コロナの状況によっては、運転できるか、できないか、といったところです。


↑南武線から武蔵野貨物線に入ってきて鶴見方面に向かうEF210けん引の貨物列車。

府中本町駅の南側(川崎・鶴見側)には、武蔵野貨物線と南武線が行き来できるポイントがあります。


↑鶴見方面からのEH200けん引の貨物列車。

引き上げ線に停車中の武蔵野線の旅客列車が見えます。


↑これも鶴見方面からの貨物列車の最後部。

貨物列車は11時台が比較的多く来ます。

他の時間帯は30分~1時間くらい来ない時もあります。

また、土曜日や休日は運休する列車もあります。



中央道をくぐって少し行った所で、南武線と武蔵野貨物線からは一旦離れます。


↑中央道をくぐって1分、サントリーさんのビール工場があります。

ここには見学施設があり、最後にはビールの試飲もできます。

が!

残念ながらコロナの影響で、ショップを含む全ての見学施設が休止中です。

もちろん試飲もできません。

結果、タイトルにある、ほろ酔い気分にはなれませんショボーン

また、電話でのお問い合わせ受付も休止しています。

再開時期はまだ未定ですが、見学の際には事前予約が必要です。


↑ビール工場の隣には、大東京綜合卸売センターという市場があります。

一般の方も利用できて、飲食店もあるので、ここでお昼ごはんにします。


↑市場の内部。写真は第3通路。

見た感じでは、人があまり居ないようにも見えますが、場所によっては多少混んでいる所がありました。


↑飲食店の多くは、建物の一番左側の第1通路にあります。

一部の飲食店は、建物の一番右側の第5通路にもあります。


↑市場のショップガイド。

表紙(写真)には飲食店の案内があります。

開くと場内マップが、裏面には業種別に各店舗の営業時間などが記載されています。

市場なので、早い所では早朝4時半から開いているお店があります。

閉店は早い所で午前10時、飲食店を含む多くのお店が14時から15時までの間に閉店、17時には全てのお店が閉店となります。

屋外にあるコイン精米所は24時間稼働しています。


↑お昼は、まぐろ丼を戴きました。

メニューには、豊洲直送のまぐろ丼としか書かれていませんが、味はトロです!

めっちゃ旨かったです!!

僕が利用したお店は、17時まで営業しています。

どの飲食店も、通路を挟んでお店の前にある飲食コーナーで食べる事ができます。もちろん、店内でも食べられます。

また、市場内には休憩所も所々にあります。

飲食コーナーも休憩所として利用できます(食事をしなくても大丈夫)。

トイレは屋外に4ヶ所あります。

喫煙所も屋外に2ヶ所あります。



各店舗ごとの定休日は、ショップガイドに記載されていないので分かりません。

ちなみに、東京都の市場は(他の道府県の市場は分かりませんが)、日曜・祝日と水曜日が休市日(お休み)です。ただし、祝日がある週の水曜日は開市日(やってます)です。

土曜日も祝日を除いてやっています。

都の条例では、年末年始を除いて4連休以上が出来ないので、5月のゴールデンウィークは祝日に臨時開市日(やっている祝日)があります。

他の月でも4連休以上がある場合は、祝日でも臨時開市日があります。

2020年は、5月4日、7月24日、9月21日が臨時開市日でした。

年末年始のお休みは、12月30日から1月4日までです。

なぜこんなに詳しいのかと言うと、身内に市場で働いている人がいるからです。



食後は市場内の色んな業種のお店をプラプラと見ながら、おさんぽ再開です。

市場を出たら右へ右差し


↑多摩川の手前にある金塚桜広場。ベンチやトイレがあります。
色んな桜が咲くようです。

一番早いのは、カンザクラとカワヅザクラで2月中旬~だそうです。


↑市場から5分ほど歩くと、多摩川の土手に出ます。

多摩川を渡る武蔵野貨物線が見えます。

この位置からは見えづらいですが、武蔵野貨物線と並んで南武線の鉄橋もあります。


↑鶴見方面に向かうEH500けん引の貨物列車。
多摩川の川幅よりも長い編成でした。
鶴見方面(画面右方向)は多摩川を渡った後、すぐに第二稲城トンネル(やや長め)に入ります。

続いて第一稲城トンネルを抜けると、すぐそばに稲城駅がある京王相模原線と交差、そして百村トンネルを抜けると、長さが10㎞もある生田トンネルに入ります。


↑鶴見方面から来たEH200けん引の貨物列車。



↑武蔵野貨物線の隣を走っている南武線。写真の電車は立川行きです。

南武線の川崎方面(画面奥方向)は、多摩川を渡っている途中で左カーブが始まり武蔵野貨物線から離れていきます。

多摩川を渡った後もカーブが続き、ほぼ90°カーブした所に南多摩駅があります。


↑土手から河川敷におりてきました。

府中本町方面の線路には、橋の上に信号機があります。

列車の先頭車が信号機を通過中に信号が赤に変わり、さらに1つ先の信号機を、最後部の車両が通過すると、写真のように黄色が2個点灯の“警戒”に変わります。

次の列車が近くまで来なければ、この状態が続きます。


↑列車が近づいてくると、まず黄色が1個点灯の“注意”に変わります。

この時、信号機の下にある進路予告機も点灯します。

写真のは2個点灯しているので、進路は武蔵野線になります。


↑そして10秒後くらいに青の“進行”に変わります。

撮影するのであればスタンバイしましょう。


↑ちなみに、進路予告機が左側1個だけ点灯の場合は、進路は南武線です。

南武線へは、ポイントを左に曲がって入ります。


↑青に変わって、だいたい2分ぐらいで列車が来ます。それよりも早く来る場合もあります。

また、黄色1個点灯の“注意”のままで列車が来る事もあります。その時は徐行しながら来ます。

写真のEH200形電気機関車の愛称は、「ECO POWER Blue Thunder(ブルーサンダー)」です。


↑ブルースカイにブルーサンダー

車体側面にBlue Thunderのロゴが入っています(試作機の901号機を除く)。

EH200は関東地方では見る機会が比較的多い機関車です。

ほかにも何種類かの機関車もやってきます。


↑EF210。これも見る機会が比較的多い機関車です。


↑愛称は「ECO POWER 桃太郎」です。


↑このEF210は側面に白いラインが入っており、桃太郎、サル、イヌ、キジのイラストも入っています。

パンタグラフが下枠交差形です。


↑こちらのEF210は黄色のラインが入った300番台。




↑EH500。愛称は「ECO POWER 金太郎」です。

EH500は在来線全ての電化方式(直流1500ボルト、交流20000ボルト50ヘルツおよび60ヘルツ)に対応した電気機関車です。


↑EF66。国鉄時代からある電気機関車です。

ただし、写真の100番台はJRになってからの製造です。


↑EF65。EF66よりも古い機関車です。


↑国鉄色のEF65。

どの機関車も、走行中はモーターの音よりも、架線とパンタグラフが擦れる音の方がよく聞こえてきます。



ちなみに、写真を撮った河川敷の目の前には・・・

↑野球場が4面あります。地面が黒っぽくなっているのはピッチャーマウンドです。

野球場の向こうにはサッカー場もあります。

この後、サッカー場に人が増えてきます。


↑スコアボードと国鉄色のEF65。

スコアボードにはチョークと黒板消しが完備されています!(画面右下)



そろそろ帰ります。

風景写真でも撮りながら

光のカーテンにも見えるし・・・


シャワーにも見える?


↑年末の凧上げ。

サッカー場では大勢の少年たちが練習をしていました。


↑トンビ?


↑はるか上空を飛ぶ飛行機。


↑どでかく32.0の数字。


↑海から32㎞という意味でした。

左岸(さがん)とは、河口(下流)に向かって左側の事を言います。右側は右岸(うがん)と言います。


この先「是政橋」方面、通り抜けは出来ます。

「多摩川かぜのみち」を通行しません。

てか「多摩川かぜのみち」がどこなのか分かりません。

このまま土手を歩いて是政橋(これまさばし)に向かいます。

しかし・・・


低いのぉ・・・びっくり

南武線の鉄橋がこんなにも低いのです。

これが理由で通り抜け出来ませんになってるのかな?

なので


↑一段低い土手に下ります。もしかしてこれが「かぜのみち」?分からないけど。

傾斜が急なので、ドテッ!と転ばないように・・・

土手だけに・・・ムキー

手前には階段もあります。


↑南武線の鉄橋をくぐったら元の高さの土手に戻ります。

ここもちょっと急なので・・・


↑10メートルぐらい先に階段もあります。

この先も2つか3つぐらい階段があります。


↑南武線川崎行きの電車。


↑土手を5分ほど歩いたら、是政橋を渡ります。


↑是政橋の手前には、緩やかな坂もあります。


↑是政橋とは反対方向に行くと、西武多摩川線の是政駅があります。


↑是政橋からの下り坂を下るとすぐ、右側に是政駅があります。

先ほどまで貨物列車の写真を撮っていた河川敷からは、是政駅が一番近いです。


↑是政駅は、西武多摩川線の終着駅です。


↑終点是政駅に到着する新101系の赤電復刻カラー。

信号機が消えているように見えますが、ちゃんと点灯しています。

西武多摩川線に乗ると、途中の白糸台駅からは、徒歩10分くらいで京王線の武蔵野台駅に行く事ができます。

終点の武蔵境駅では、JR中央線に乗り換えられます。



ゴールは南武線の南多摩駅なので是政橋に戻ります。
↑是政橋を渡ります。

なんかギロチンみたい・・・ポーン

是政橋は歩道も広々としています。

橋を渡るのに5分ほどかかります。

車道は片側二車線の府中街道です。


滝汗

おーっ!

↑是政橋からの南武線。武蔵野貨物線の橋も見えます。


↑最近、雨が降ってないけど、普段から水量はこれぐらいなのかな?

こちらの右岸からも南武線や武蔵野貨物線の橋の下へ行けるようです。


↑是政橋を渡り終えた所で府中市から稲城市に入ります。

ここでは押しボタン式の歩行者用信号機で府中街道を横断します。横断したら右に行って坂を下ります。


↑次の南多摩駅西交差点をそのまま横断してから左に行きます。

見えているアーチ形の橋は南武線です。


↑是政橋から5分、南武線の南多摩駅到着でゴールです。

南多摩駅は2013年に高架化されました。

現在は改札口を入った左側に、アルコール消毒液が置いてあります。


↑南多摩駅ホームの府中本町側から。

南多摩駅を発車した立川行きは、右にほぼ90°カーブして、第二稲城トンネルから出てきた武蔵野貨物線と並走しながら多摩川を渡ります。

多摩川を渡り終えると、立川方面の線路だけ武蔵野貨物線の上下線をくぐり抜けて一番左側の線路を走り、府中本町駅の4番線に到着します。



↑こちらは稲城長沼側です。

写真の列車は、南多摩駅に到着する各駅停車 立川行き。

南多摩駅は快速は通過します。

2011年に運転が始まった南武線の快速列車は、2015年まで南多摩駅にも停車していました。

現在の南武線の快速列車は、全区間で快速運転が行われていて、南多摩駅は通過します。

南多摩駅を発車する全ての立川行きは、終点立川駅まで先着します。

川崎行きは、終点川崎駅まで先着する列車と、登戸駅で快速 川崎行きの待ち合わせをする列車があります。

おわりバイバイ


↑府中本町駅前にあるラウンドワンさんの電車でGO!

山手線、中央・総武線各駅停車、名古屋地区の中央線、名鉄線、大阪環状線、阪神本線の運転ができます。

画面は3画面です。


↑ラウンドワンさんが入っているこの建物は、ちょっと古い建物です。

以前は、イトーヨーカドーさんでした。

では、良い2021年を!グッ