↑またやってまいりました、上電こと上毛電気鉄道の中央前橋駅🚉でございます。

前回は3ヶ所の中野駅を巡ってきましたが、「赤坂」という駅名も全国に4ヶ所あります。

今回は都内と東京近郊にある2つの赤坂駅を巡ってきました。ちなみにもうひとつの赤坂駅は、福岡県の福岡市営地下鉄1号線(空港線)の天神駅と大濠公園駅の間にあります。

では、まずは上電の赤坂駅に向かいます。

中央前橋駅から9分で赤坂駅に到着です。

↑群馬県前橋市の赤坂駅。

隣の駅は、中央前橋側が上泉駅(赤坂駅との駅間距離1.1㎞)、西桐生側が心臓血管センター駅(1.3㎞)です。

↑1面1線の駅構造です。

↑ホーム上屋の支柱がカラフルです。

西桐生駅のカラフルなベンチ(2023年11月6日の「群馬 鉄道旅」のブログに載せてあります)といい、700形の8色のフロントマスクと同じ色なのかな?手前の茶色はデハ101?

↑無人駅で駅舎はありません。自販機が1台ありますが、トイレはありません。

↑外側から。

↑駅前。踏切を渡った先に駅の入口があります。

↑赤坂駅に到着する中央前橋行き。

↑では、次の赤坂駅に向かいます。西桐生行きの列車に乗りますが、途中駅止まりの大胡(おおご)行きに乗ります。

上電は中央前橋ー西桐生間の通し運転が基本ですが、中央前橋ー大胡間の区間列車が上下各2本設定されています。

↑乗客は僕1人だけ・・・😢

↑赤坂から7分で、この列車の終点大胡に到着です。大胡は車両基地も併設されています。

↑車両基地には、デハ101(画面右)や12/11に到着したばかりの元東京メトロ日比谷線の03系の姿が見えました。

上電では現在、元京王井の頭線の3000系だった車両を700形として運行していますが、製造から60年が経過するのに伴い、現在在籍している700形8編成16両のうち、3編成6両を元日比谷線の03系に置き換えていく予定です。

今回上電に到着した元日比谷線の03系は、今後整備を行い、800形として2024年2月下旬を目途に運行を開始する予定です。

↑赤坂から大胡まで乗ってきた列車も、製造から57年が経過していました(1966年製)。僕が生まれる前から走っている車両です。東急の急が旧字体になっておる・・・

デハ101は、1928年(昭和3年)11月10日の上電開業時からの車両で、今年で御年95歳!現在も車籍が残っており、イベント時に臨時運行しています。現在のところ、臨時運行の予定はありません。

↑大胡駅の構内踏切。

↑ここにもデハ101?

↑ホームの待合室。

来る時に都内で雨が降っていましたが、群馬では降っていませんでした。

↑ホームにあります。

↑これもホームから。

↑デッキ下もカラフル。

↑上電は開業95周年を向かえました🎊

↑試運転を表示して休む700形。

↑大胡に到着した中央前橋行き。

↑赤坂から乗ってきた列車の側面。このあと車庫に移動します。

↑03系の隣に入庫していきます。

↑後続の西桐生行きに乗ります。

↑この日は曇っていたので、赤城山系の山々は見えませんでした。新屋(あらや)ー粕川(かすかわ)間の車窓から。


↑大胡から24分、赤城に到着です。この駅で東武鉄道の特急『りょうもう』に乗り換えます。

↑9:53に赤城に到着後、10:00発の特急『りょうもう20号』に乗り換えられますが、お腹が空いたのでコンビニへ買い物に行きます。なので乗るのは1時間後の列車にします。

赤城駅周辺にはコンビニがなく(たぶん)、赤城駅の売店も閉まっていたので、散歩がてら約15分歩いて、わたらせ渓谷鐵道の大間々駅前にあるコンビニまで行ってきます。


↑赤城駅から大間々駅まで距離にして約1㎞です。直線道路を直進していくだけです。

ちなみに1つ目の信号を右折すると、マクドナルドさんやドラッグストアーのベイシアさんがあります(案内図の「現在地」辺り)。

↑大間々駅(画面奥)の手前にあるローソンさんで昼食を買います。

↑わ鐵こと、わたらせ渓谷鐵道の大間々駅。

↑駅には、わ鐵で活躍して引退した2両の気動車が保存されています。

↑こちらの車両は、わ89形100番台の101号車です。

↑こちらは、わ89形300番台の302号車です。

↑こちらは現役の車両です。『トロッコわたらせ渓谷号』に使用する4両の客車です。両端の車両は元JRの12系客車、中2両は元京王線の初代5000系電車です。

↑『トロッコわっしー号』用のWKT-550形の551号車。相方のWKT510形の511号車も近くで休んでいました。

トロッコ車両の551号車には冷暖房がありません。また、車椅子対応のトイレがあります。511号車は冷暖房完備ですが、トイレはありません。座席はセミクロスシートです。

551号車も511号車も、1両での運転が可能です。『トロッコわっしー号』の運転がない日は、511号車が普通列車の運用に就くことがあるそうです。

赤城駅に戻ってきました。乗る予定の特急『りょうもう22号』の発車時刻(11:03発)まで、まだ20分あります。
↑赤城駅にて。

赤城山へは、前橋駅(北口6番のりば)ー中央前橋駅ー富士見温泉ー赤城山ビジターセンター間を運行している関越交通さんの路線バスになります。

東武鉄道の特急列車は全て指定席です。券売機では窓側・通路側の席が選択出来る他、座席表から好みの号車・席を選ぶことが出来ます。
↑発車の10分前に乗車。

『りょうもう』で使用する車両は200系(200型および250型)です。

↑500系を使用した『リバティりょうもう』も走っています。

『りょうもう』・『リバティりょうもう』は、浅草ー赤城間はほぼ1時間おきに運転しています。他に太田発着が上下各6本、館林発着、伊勢崎発着、葛生(くずう)発着がそれぞれ上下各1本ずつあります。

『りょうもう』は6両編成、『リバティりょうもう』も一部の列車※を除いて6両編成です。

※『リバティりょうもう』15号(赤城行き)・29号(太田行き)・43号(葛生行き)と12号(葛生発)・30号(赤城発)・44号(太田始発)は3両編成です。

『りょうもう』・『リバティりょうもう』とも、全列車で車内販売と自販機はありません。

ローソンさんで買ってきたお昼ごはんを食べながら車内で過ごします。

↑200系の車内。デビューした1991年~1999年の3月までは急行『りょうもう』でした。

↑座席は回転式リクライニングシートです。窓下には折り畳み式のテーブルがあります。

↑各座席には足掛けがあります。

コンセントは200系にはありません。500系は各座席にあります。

↑案内表示器。列車名の後の号数は表示されません。

↑販売を終了した自販機。自販機の右側にある、くずもの入れは使えます。

車内のトイレは『りょうもう』は1・3・6号車にあります。1号車と6号車は和式、3号車は車椅子対応の洋式です。いずれも男女共用です。4号車は全て客室で乗降口はありません。

『リバティりょうもう』は2号車と5号車です(3両編成は2号車のみ)。男性小用と、男女共用の洋式とバリアフリー対応の洋式があります。乗降口は各車両に1ヶ所ずつあります。

↑荒川を渡ると、まもなく北千住です。半蔵門線直通列車、日比谷線、千代田線とJR常磐線各駅停車、JR常磐線、つくばエクスプレスはお乗り換えです。

下車します。

↑約1時間40分もお世話になった『りょうもう22号』をお見送り👮

↑北千住からは千代田線代々木上原方面の電車に乗ります。

↑北千住から25分で東京都港区の赤坂駅に到着です。

隣の駅は、代々木上原側が乃木坂駅(1.1㎞)、綾瀬側が国会議事堂前駅(0.8㎞)です。

駅構造は島式ホーム1面2線です。

↑一ツ木通り方面の改札口を出ます。

↑3b出入口。階段の手前を左に行くとエスカレーターがあります。

↑東京の赤坂と言えばTBS。写真のビルはTBS放送センターです。

↑39階建ての赤坂Bizタワー。

↑左から読んでも右から読んでもAKASAKA。

では、次の赤坂駅に向かいます。千代田線代々木上原方面の電車に乗り、3つ目の明治神宮前〈原宿〉で降りてJR山手線に乗り換えます。

↑新しくなったJR原宿駅。千代田線・副都心線の明治神宮前〈原宿〉の2番出入口と直結しています。

↑原宿から山手線外回り電車で2駅の新宿に向かいます。

新宿からは中央本線の特急『かいじ31号』に乗ります。車両はE353系です。
『かいじ31号』は先頭が12号車、一番後ろが4号車の9両編成です。

特急列車にご乗車の際は特急券が必要です。

券売機では自由席・指定席・座席未指定券の各特急券の購入が出来ます。

中央本線の特急『あずさ』・『かいじ』は全車指定席です。自由席特急券ではご乗車にはなれません。

指定席は窓側・通路側の選択が出来る他、座席表から好みの号車・席を選ぶことが出来ます。

座席未指定券(指定席特急券と同額)では空いている席を利用することが出来ます。座席上のランプが赤であれば空席です。黄色のランプは、この先の駅から指定券を持った乗客がお見えになります。緑のランプは既に発売済みの席なので、その席に座ることは出来ません。

赤いランプでも既に発売済みの場合があります。あとから指定券を持った乗客がお見えになったら、席を譲らなければなりません。

↑E353系は各座席にコンセントがあります。

↑各車両の一番前の席と一番後ろの席には、壁面にコンセントがないため、ひじ掛けの下にもコンセントがあります。

↑東京23区内は比較的ゆっくりと走ります。

↑三鷹ー武蔵境間にある「三鷹こ線人道橋」。

作家の太宰治さんも愛した跨線橋ですが、1929年(昭和4年)に古い設計基準で建設されており、現在の基準を満たしていないため、まもなく(2023年12月頃より)撤去作業に着手する予定です。

この日(12月15日)から17日まで、渡り納めのイベントが行われました。

↑国立駅の手前で国立支線が合流。武蔵野線西船橋方面と中央線高尾方面とを結ぶ連絡線です。

国立支線は、貨物列車や大宮ー八王子間を結ぶ『むさしの号』が走っています。

『むさしの号』は普通乗車券のみで乗れる普通列車で、平日は八王子発大宮行きが2本、大宮発八王子行きが3本、土曜・休日はそれぞれ4本と3本設定されています。武蔵野線用の209系またはE231系8両編成で運転しています。

↑立川ー日野間で多摩川を渡ります。

↑中央本線最初の踏切、日野ー豊田間にある堀之内踏切を通過。東京駅から42.273㎞の地点です。

↑京王高尾線との乗換駅、高尾を過ぎるといよいよ山岳地帯へ。

↑鳥沢ー猿橋間の新桂川橋梁を通過。

↑新桂川橋梁を下から見る。

↑猿橋を通過。まもなく下車します。

大月に着きました。

↑『かいじ31号』をお見送り👮

↑大月で富士山麓電気鉄道富士急行線に乗り換えます。こちらの改札口はJRとの連絡改札口です。

富士急行線はSuicaやPASMOなど、全国交通系ICカードで利用出来ます。

↑富士急行線の6000系。3両編成です。元JR東日本の205系で、京葉線や埼京線で活躍した車両が走っています。

↑6000系の車内。内外装のデザインは水戸岡鋭治さんが手掛けました。

↑富士急行線は各駅とも全てのドアが開きますが、普通列車は冬季期間は半自動になり、ドア横のボタンを押してドアを開けます。

↑大月を発車しました。前方の風景を見ながら行きます。

写真のE353系は特急『かいじ36号』新宿行き(9両編成)です。富士急行線河口湖始発の特急『富士回遊36号』新宿行き(3両編成)に連結するため、ゆっくりと走っています。

↑JR中央本線ー富士急行線直通列車は右の線路を使います。

直通列車は定期列車では新宿発着※の特急『富士回遊』が3往復(E353系3両編成)、東京発着の中央線快速電車が2往復(E233系0番台4両編成)、高尾発着の普通列車が1往復(211系3両編成)設定されています。いずれも大月駅で分割併合を行います。

※特急『あずさ3号・富士回遊3号』は千葉始発です。

行楽シーズンを中心に、臨時特急『富士回遊』も運転しており、一部の列車はE257系5両編成(分割併合なし)で運転しています。

富士急行線内でも特急列車に乗車の際は特急券が必要です。

ただし、富士山ー富士急ハイランドー河口湖間のみ利用の場合は特急券は不要です。普通乗車券のみでご乗車出来ます。

『富士回遊』は全車指定席ですが、富士急行線内のみ利用の場合は、座席未指定券で空いている席を利用します。

富士急行線内のみ運転の『富士山ビュー特急』と『フジサン特急』も特急券が必要です。指定席と自由席があります。

『富士山ビュー特急』は8500系(元JR東海の371系)、『フジサン特急』は8000系(元小田急の20000形RSE)で運転しています。

両車は1991年~2012年まで、小田急線新宿駅とJR東海御殿場線経由で沼津駅とを結んでいた『あさぎり』で富士山の南側を共に走っていました。

現在は場所を富士山の北側に移して、7両編成から2階建て車両などを抜いた3両編成で引き続き富士急行線内を共に走っています。

海老名のロマンスカーミュージアムでは、20000形RSEの先頭車両と2階建て車両を展示しています。

『フジサン特急』は現在、土休日のみの運転です。平日は2/29まで、臨時特急『富士回遊71・72号』の運転に伴い、代替車両で運転しています。

1200形(元京王線の初代5000系)を使用した『富士登山電車』は運休中です。

富士急行線は整理券がありません。ICカードは駅の簡易改札機にタッチします。紙のきっぷは車内でも発売しています。富士急行線は車掌さんも乗務しています。

また途中駅止まり、途中駅始発の列車は設定されていません。全列車が大月ー河口湖間の運転です。

スイッチバック式の富士山駅では、列車の進行方向が変わります。

↑大月を発車した普通列車の次の駅は上大月です。駅間距離は僅か0.6㎞です。

↑大月から13分、赤坂に到着です。

↑山梨県都留市(つるし)の赤坂駅。

隣の駅は、大月側が禾生(かせい)駅(1.5㎞)、河口湖側が都留市駅(1.5㎞)です。

↑こちらの赤坂駅も1面1線の駅構造です。

↑無人駅です。ホームに入って左に行くと、男女別のトイレがあります。男子トイレは洋式のみです。

↑待合室。

↑赤坂駅周辺は、スーパーやコンビニなどお店が多く、充実しています。駅から徒歩5分圏内には、ドラッグストアー、メガネ店、床屋さん、フラワーショップ、ホームセンター、マクドナルドさんもあります。

↑徐塵機「まもるくん」。目が緑色に光っています。ローソンさんのすぐ近くにあります。

↑徐塵機とは、川で流れてきたゴミを取り除く機械だそうです。

↑これが徐塵機の本体。流れてきたゴミをこれですくい取ります。空き缶が1個入っていますが、流れてきたものなのか、誰かが投げ入れたものなのかは分かりません。

↑赤坂駅に到着する『トーマスランド25周年記念号』大月行き。

『トーマスランド25周年記念号』は普通乗車券のみで乗れる普通列車です。

運用は固定されており、ダイヤは下記のとおりです。

平日
大月発→河口湖着
7:55   →8:53
10:00→10:55
13:50→14:46
16:37→17:35

河口湖発→大月着
6:41       →7:36
8:59       →9:53
12:10     →13:10
15:22     →16:25

土休日
大月発→河口湖着
7:54    →8:52
9:58    →10:55
13:50  →14:46
16:58  →18:04

河口湖発→大月着
6:41        →7:36
8:59        →9:53
12:10      →13:10
15:20      →16:25
平日・土休日とも、富士急ハイランド発は河口湖発の3分後になります。

駅の時刻表は、緑文字の時刻と「(トーマスランド号)」と表記してあります。

都合により、車両が変更となる場合があります。
また、上記のダイヤ以外で運転する場合があります。

↑黄昏時の赤坂駅前。

↑まもなく大月行きが来ます。

↑暗くて分かりづらいですが、この車両は『富士急行線開業90周年記念車両』です。

列車が駅に停車すると、車掌さんは駅の出口まで走っていき、ICカードのチェックや乗車券の回収を行っています。出口が前方にある駅では、車掌さんが車内を最前部まで移動して、運転士さんがドアの開閉、車掌さんはホームに降りてチェックや回収、安全確認を行っています。

↑終点の大月に到着です。

↑大月から中央本線の普通 高尾行きに乗り(写真の列車は大月始発)、高尾から京王線で地元へ。

おわりバイバイ

おはようございます!

また早朝でございます!!

今回は東京駅でございますぅ指差し

↑この列車は山形新幹線『つばさ121号』新庄行きのE3系です。この列車は全区間を単独(7両編成)で走ります。

↑後方10両分はガラーンとしています。

『つばさ121号』は毎日運転の定期列車ですが、東京ー福島間を臨時の『やまびこ121号』仙台行き(E2系10両編成)と連結をして走る日があります。

ちなみに『つばさ』には乗りません。

↑『つばさ121号』が発車した後に入線してきたのはE7系。今回この車両にまた乗ります。

E7系・W7系が走るのは上越新幹線と北陸新幹線のみ。さて、今回向かったのは・・・

↑まもなく大宮に着きます。もちろん降りません。

↑大宮を出ると、鉄道博物館の前を通過。この先で東北新幹線と分かれて上越新幹線を走行します。

↑熊谷を255㎞/hで通過中。大宮を出ると次は高崎です。本庄早稲田も通過します。

↑赤城山系の山々を望みながら神流(かんな)川を渡り、埼玉県から群馬県に入ります。

見えている橋は関越自動車道です。群馬県に入る直前に上里(かみさと)サービスエリアがあります。

☀️今日もいい天気だ!☀️

↑高崎を出ると、線路が分かれていきます。

↑上越新幹線とはここでサヨナラです!

ということで今回も北陸新幹線へ!!

さて、どこまで行くのか・・・

↑安中榛名付近にて。☀️青空と紅葉がきれいです🍁

↑軽井沢到着直前に、雪を被った浅間山が見えました。山の中腹辺りに雲の帯が見えるけど、軽井沢も青空です。

軽井沢では大勢の方々が降りていきました。僕はまだ降りませんよ。

↑佐久平は小海線との乗換駅。この駅は新幹線が地上、小海線は高架で交差しています。

↑先日はこの駅で上田電鉄に乗り換えて、中野駅と別所温泉に行ってきました。でも温泉には入らなかったです。

↑長野に到着。まだ降りません。

長野は全ての列車が停車します。

『あさま』は全列車が東京・上野ー長野間の運転です。

『かがやき』と『はくたか』は、この駅でJR東日本とJR西日本の乗務員さんが交代します。

このため、長野ー上越妙高間はJR東日本の区間ではありますが、全列車がJR西日本の乗務員さんが担当しています。

↑長野を出て1分後、長野総合車両センターの横を通過。逆光で非常に見えづらいですが、在来線時代の特急『あさま』に使用していた189系などが留置されています。

雲が増えてきたけど、青空も見えています。

↑さらに2分後・・・ おやぁ・・・? 何だか急に雲行きが怪しくなってきたぞ・・・ 日本海側はあまり天気がよろしくないとは言ってたけど・・・

↑飯山に到着。JR飯山線はお乗り換えです。路面が濡れとる・・・

↑上越妙高はJR東日本区間最後の駅です。JR信越本線から引き継いだ、えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインはお乗り換えです。

↑JR西日本区間最初の駅は糸魚川。駅名標もJR西日本仕様になりました。JR西日本の大糸線と、JR北陸本線から引き継いだ、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインはお乗り換えです。

I'll get off.

降ります。

ということで、富山県にやってまいりました!

↑東京6:28発の『はくたか551号』に乗ってきました。東京方面からの列車で、黒部宇奈月温泉に停まる最初の列車になります(黒部宇奈月温泉8:55着)。

実は中野駅めぐりをする数日前に、きっぷは購入してありました。

↑黒部宇奈月温泉駅の下り(金沢方面)ホームから望む立山連峰。

天気は回復しました。ただ、この日の富山県内の天気予報は午前中は曇り、午後からは雨となっています。

黒部宇奈月温泉駅に停まる列車は、定期列車の『はくたか』全列車です。

『かがやき』の全列車と一部の臨時『はくたか』は通過します。

『かがやき』は全車指定席です。自由席特急券ではご乗車にはなれません。

↑富山地方鉄道に乗り換えます。

富山地方鉄道(以下、地鉄)は新黒部という駅名です。黒部宇奈月温泉駅とは道路を挟んで隣接しています。道路を渡る際の信号は押しボタン式です。

新黒部の駅前には黒部峡谷鉄道で活躍した機関車とトロッコ車両が展示されています。




↑新黒部駅から地鉄に乗ります。

地鉄の鉄道線(本線の電鉄富山ー宇奈月温泉間、立山線の寺田ー立山間、不二越・上滝線の稲荷町ー岩峅寺間)は、ICOCAやSuica、PASMOなどの全国交通系ICカードの利用は出来ません。

新黒部駅のきっぷ売り場では、駅員さんに行き先を告げて乗車券を発行してもらいます。

駅員さんは9:00~平日は15:00まで、土曜と休日は15:30までおります。繁忙期などは時間が変更となる場合があります。

↑宇奈月温泉に行きますよ。

↑1面1線の新黒部駅。ホームへは階段かスロープで上がれます。

目の前の高架は北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅です。その向こうに見えている橋は北陸自動車道です。すぐ近くには黒部ICがあります。

黒部ICから宇奈月温泉までは、県道53号と県道14号を通って約13㎞です。

地鉄の新黒部駅は2015年2月26日に開業、北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅は、18日後の3月16日に北陸新幹線開通と同時に開業しました。

地鉄が北陸新幹線と同じ駅名にしなかったのは、すでに宇奈月温泉駅があるため、混同を避けるために新黒部という駅名になりました。

ちなみに新黒部ー宇奈月温泉間の営業キロは12.6㎞あります。

↑9:11発(※休日は9:13発)の普通 宇奈月温泉行きに乗ります。

来た列車は元京阪電気鉄道3000系の10030形2両編成です。

※地鉄の休日ダイヤは、土曜・日祝日・振替休日と12/30~1/3です。

新黒部を発着する列車の運転間隔は、約30分~約1時間です。

普通列車の新黒部ー宇奈月温泉間の所要時間は約25分です。途中、9駅に停まります。

本数は少ないですが、特急列車も運転しています。

乗車には特急料金が必要で、新黒部から宇奈月温泉までの特急料金は大人110円、子ども60円です。

地鉄の特急列車は全車自由席です。

平日は『くろべ21号』のみの運転で、新黒部は10:18発です。

休日は
『くろべ21号』が10:37発
『くろべ23号』が12:05発
『くろべ25号』が13:21発です。

特急は新黒部を出ると、次は終点の宇奈月温泉です。所要時間は17分です。

宇奈月温泉行きの特急『くろべ』は全て電鉄黒部始発です。電鉄富山・新魚津方面から『くろべ』に接続する列車はありません。

また、電鉄富山・新魚津方面から宇奈月温泉行きの特急列車も平日・休日ともありません。

↑10030形の車内。座席は転換クロスです。背もたれを前後に動かして座る向きを変えられます。

↑補助席は使用出来ません。

↑車窓からの立山連峰。

↑紅葉と霧氷。所々で見られました。写真は宇奈月温泉駅到着前の車窓から。

↑9:35(休日は9:41)に終点の宇奈月温泉に到着しました。東京から3時間ちょっとで来ることが出来ました。

駅前には温泉の噴水があります。

宇奈月温泉駅は橋上駅舎です。改札内と改札外にエレベーターが1基ずつあります。

今年で宇奈月温泉は開湯100周年、宇奈月温泉駅も開業100周年を迎えました🎊

↑こちら、日帰り入浴施設の宇奈月温泉総湯「湯めどころ宇奈月」さんです。

宇奈月温泉駅を出て踏切を渡り、左折するとすぐです。

1階には入浴受付や観光案内所の他に、お風呂に入る方もそうでない方も自由に休憩が出来るフリースペースがあります。

お風呂は2階と3階にあり、2階は「桃の湯」、3階は「月美の湯」です。日替わりで男女入れ替え制になっています。

↑この日(12/1)の男湯は2階の「桃の湯」です。

温泉に入るのは、どれぐらいぶりだろうか?たぶん10年以上入ってないと思います。

宇奈月温泉の泉質は弱アルカリ性単純温泉。

お肌に優しい、しっとりすべすべな「美肌の湯」と云われています。お湯は無色透明で少しトロッとしています。

浴槽は湯温41℃~42℃と43℃~45℃があります。

3階の「月美の湯」には露天風呂もあります。

入浴料金は高校生以上が510円、小・中学生は250円、小学生未満のお子さまは無料です。

フェイスタオル(110円)、バスタオル(レンタル。150円)などのアメニティグッズもあります。

いずれも受付横の券売機で券を購入して受付に渡します。渡したらロッカーのカギと購入したタオルなどのアメニティグッズを受け取ります。

定休日は12月~4月が毎週火曜日、5月~11月は第4火曜日です。

営業時間はお風呂が9:00~22:00(最終受付は21:00まで)、観光案内は9:00~17:00です。

↑入口の所には足湯(左)と飲泉(右)があります。飲泉は約65℃もあるので触らないように注意

建物の裏側にも足湯があります。足湯と飲泉は無料です。

いや~、久々の温泉♨️、最高でしたわ!

↑宇奈月温泉駅のホーム先端には、水戸岡鋭治さんがデザインした「宇奈月温泉 駅の足湯 くろなぎ 」があります。

目の前には黒部峡谷鉄道の車両基地があるので、トロッコ車両や機関車を見ながら入るのも良いかも。

足湯にはホームからと外からの両方から入れます(間に仕切りがあります)。

↑宇奈月温泉駅から200mほど離れた所にある黒部峡谷鉄道の宇奈月駅。この日から冬季運休期間に入りました(来年の5月頃まで)。

↑前日(11/30)まで営業運転を行っていたせいか、入換作業が頻繁に行われていました。

↑残雪?

↑宇奈月温泉10:37発の普通 電鉄富山行きに乗ります。車両は元西武鉄道5000系レッドアローの16010形2両編成です。

宇奈月温泉に着いてまだ1時間ですが、僕は長湯をしないので、これだけの時間があれば充分なのです。

以降の列車は、
11:02発の特急『くろべ22号』電鉄黒部行き。終点の電鉄黒部では接続する列車はありません。

電鉄黒部から先、新魚津・電鉄富山方面は、上記の10:37発か11:40発の普通 電鉄富山行きの利用となります。

上記の列車は平日ダイヤです。

休日は・・・
10:25発の普通 電鉄黒部行き。終点の電鉄黒部で始発の新魚津方面、普通 電鉄富山行きに接続します。電鉄黒部での接続時間は19分です。

以降は、11:00発の特急 『くろべ22号』電鉄黒部行き、電鉄黒部から先、新魚津・電鉄富山方面は上記の10:25発か11:41発の普通 電鉄富山行きになります。

その他の休日の特急列車
9:02発の特急
12/1~4/14は『うなづき2号』電鉄富山行きです。

4/15~11/30は『アルペン2号』立山行きです。『アルペン2号』は寺田から立山線に入るので、電鉄富山には行きません。上市(かみいち)または寺田で上市始発の普通 電鉄富山行きに乗り換えられます。接続時間は上市で5分、寺田で8分です。

他に12:25発の『くろべ24号』電鉄黒部行きもあります。

電鉄黒部から先、新魚津・電鉄富山方面は上記の11:41発か12:45発の普通 電鉄富山行きになります。

『うなづき2号』の宇奈月温泉ー電鉄富山間の所要時間は1時間13分です。運賃は1880円、特急料金は210円です。

『アルペン2号』の宇奈月温泉ー立山間の所要時間は1時間44分、運賃は2140円、特急料金は210円です。

宇奈月温泉を発車する全ての列車は、北陸新幹線との乗換駅、新黒部を通ります。北陸新幹線で金沢方面にアクセスが出来ます。

新魚津は、あいの風とやま鉄道の魚津駅と隣接しており、乗換駅となっています。

地鉄の新魚津ー電鉄富山間の所要時間は約1時間、あいの風とやま鉄道の魚津ー富山間の所要時間は約25分です。

あいの風とやま鉄道でも金沢方面にアクセスが出来ます。

上市はスイッチバック式の駅なので、列車の進行方向が変わります。『アルペン2号』は寺田でも進行方向が変わります。

電鉄富山は、北陸新幹線・JR高山本線・あいの風とやま鉄道・地鉄の市内電車の富山駅と隣接しており、乗換駅となっています。

『アルペン2号』の終点立山駅は、立山黒部アルペンルートの富山県側の出発地です。12月~4月中旬頃までは冬季運休となります。

↑さて、今度は新魚津まで乗ります。

↑10610形の車内。

↑座席は回転させることが出来ます。さらにリクライニングも使えます。

↑2号車の車端部は、車椅子やベビーカーのスペースになっています。この部分にだけ、つり革があります。

↑1号車の車端部は4人向かい合わせの座席になっています。

↑西武時代にあった客室とデッキとの仕切りは取り払われています。

↑電鉄黒部は電車とホームとの間がかなり狭いです。

↑電鉄石田ー経田(きょうでん)間の片貝川から望む立山連峰。

↑まもなく新魚津です(11:28着)。この駅で、あいの風とやま鉄道に乗り換えます。あいの風とやま鉄道の駅名は魚津です。

乗り換え時間が20分ほどありますが、電鉄富山行きよりも10分ほど早く富山に着けます。運賃も340円安くなります。

↑新魚津に到着した普通 宇奈月温泉行き。この車両は自社発注の14760形です。

↑自社発注車両の特徴でもある引き戸式の乗務員室扉。他の鉄道車両の乗務員室扉は内側に開けますが、地鉄の自社発注の車両は、扉を横にスライドさせて開け閉めします。

↑あいの風とやま鉄道の魚津駅です。

地鉄の新魚津駅とは公共の地下道で連絡しています。新魚津駅と地下道とのアクセスは階段のみですが、こちらの魚津駅側にはエレベーターも完備しています。


あいの風とやま鉄道は北陸新幹線開通に伴い、2015年3月16日にJR西日本の北陸本線から引き継いだ第三セクターの鉄道です。

あいの風とやま鉄道は、全国交通系ICカードの利用が出来ます。きっぷと同額で、富山までは600円です。

↑11:47発の普通 金沢行きに乗ります。車両は521系の2両編成です。倶利伽羅(くりから)から先はIRいしかわ鉄道に乗り入れます。

あいの風とやま鉄道は、平日のラッシュ時に運転している『あいの風ライナー』(全席指定席で300円のライナー券が必要)以外は、各駅に停まる普通列車です。

運転間隔は日中は約40分ですが、1時間ほど間隔が開く場合もあります。

↑ほぼ初めて乗る路線なので、前方の風景を見ながら富山に向かいます。富山までの所要時間は26分です。

「ほぼ」と書きましたが、以前に上野行きの寝台特急『北陸』で通ったことがあります。

↑魚津を出てすぐ、泊(とまり)行きとすれ違いました。

この路線は貨物列車も走ります。いわゆる日本海縦貫線とも言われている路線です。

↑しばらくは地鉄の線路と平行して走ります。

↑魚津ー東滑川(ひがしなめりかわ)間で観覧車が見えました。ミラージュランドという遊園地の観覧車です。

ミラージュランドは乗り物は有料ですが、入場は無料だそうです。

公式サイトによると、「ただいま遊園地は冬眠中~!」(3月中旬まで)だそうです。つまり休園中~!です。

↑東滑川の手前で地鉄は左側に移りました。

↑滑川ー水橋間で地鉄とはお別れです👋

↑12:13、定刻で富山に到着です。

富山駅と直結している商業施設「とやマルシェ」でお昼ごはんにします。お昼時だったので、どのお店も人が多かったです。

↑お昼ごはんの後は、市内電車の地鉄富山港線の岩瀬浜行きに乗ります。

岩瀬浜行きは15分間隔で運転していますが、乗り場が5番のりばと8番のりばの2ヶ所あるので、乗車前にどちらから発車するか確認が必要です。

お昼を食べ終わって外に出たら、予報どおり雨が降っていました。

↑地鉄の市内電車は全国交通系ICカードの利用が出来ます。運賃は現金払いと同額です。

「えこまいか」は地鉄発行のICカードで、地鉄の鉄道線・市内電車・路線バスなどで使用出来ます。高速バスでは使用出来ません。

「パスカ」は富山ライトレール時代に発行していたICカードで、富山地方鉄道への吸収合併に伴い、新規の発行は終了しました。使用は引き続き出来ます。

市内電車の乗車方法
乗車は中ほどの扉からです。運賃が均一なので整理券はありません。また、乗る時にICカードをタッチする必要もありません。

次の駅で降りる時は、路線バスと同じように降車ボタンを押します。

降り口は一番前の扉です。

降りる時に運賃を払います。ICカードをタッチする所は「全国交通系ICカード」と「えこまいか・パスカ」で異なります。「全国交通系ICカード」は扉の右側にあるタッチ機にタッチします。

↑富山港線は奥田中学校前までは併用軌道(いわゆる路面電車)です。奥田中学校前ー岩瀬浜間は専用軌道になります。専用軌道では60㎞/hくらいまで出します。

この路線は国鉄→JR富山港線、富山ライトレールを経て、現在は富山地方鉄道が富山港線として運用しています。

僕はJR富山港線時代に1回乗りに来たことがあります。当時は475系などが活躍していました。確か3両編成だったと思います。JR時代末期には日中はキハ120形が1両で走っていたそうです。

上の写真は、富山駅方面行きの車内後方からパチリ!

↑富山駅から21分の東岩瀬で降ります。

↑この建物はJR富山港線時代まで使用していた東岩瀬駅の旧駅舎です。1924年の竣工なので、来年でちょうど100年になります。

↑内部は休憩所として使用しています。奥には男女別のトイレがあります。洋式はウォシュレット完備です。

↑畳の小上がりもあります。

↑同じくJR富山港線時代まで使用していた旧ホームです。

↑東岩瀬駅の近くには、古い町並みがあるので行ってみたいと思います。

画面左下が現在地(東岩瀬駅)で、オレンジ色の線の岩瀬大町・新川町通りに行きます。

↑こちらの2ヶ所に行ってみたいと思います。

↑東岩瀬駅から歩いて約5分で岩瀬大町・新川町通りに着きました。

↑2階に何かぶら下がっています。

↑何だろう?マリモのお化けのような・・・?

こちらは「北前船廻船問屋 森家」です。
岩瀬大町・新川町通りを歩いて約5分、東岩瀬駅からは約10分です。

北前船廻船問屋←「きたまえぶねかいせんどんや」と読みます。

↑「森家」の隣には「旧馬場家住宅」。こちらは国登録有形文化財です。

どちらも拝観料は100円です。森家・馬場家共通観覧券は180円です。

両方とも見学してきました。館内の写真撮影は、私的に楽しむのであればOKです。

では富山駅に戻ります。雨が降ってきてからは寒くなりました。

↑東岩瀬駅の富山駅方面ホームへは踏切を渡ります。

↑富山駅方面の時刻表。どの電車も富山駅に行きます。

↑東岩瀬駅の上下ホームは千鳥配置になっています。写真の電車は岩瀬浜行き。

↑富山駅方面の電車が来ました。宇奈月温泉で温まった身体が、すっかり冷えてしまいました。

↑富山駅に戻ったら、今度はJR高山本線に乗ります。あいの風とやま鉄道の改札口から入ります。

高山本線はICカード類が一切使えません。乗車券を買って乗ります。券売機で乗車券を買う場合は、先に「高山本線」のボタンを押してから目的地の金額に触れます。

↑改札口を入ったら1・2・3番線へのエスカレーターに乗ります。エスカレーターでホームに上がると、左が1番線、右が3番線です。さらに進むと奥に2番線のホームがあります。

↑高山本線の普通列車は2番線から発車しています。ただし、一部の列車は3番線から発車します。

14:56発の普通 越中八尾(えっちゅうやつお)行きに乗ります。

高山本線は電化されていないので、気動車で運転しています。JR西日本区間の富山ー猪谷間の普通列車はキハ120形が活躍しています。

キハ120形は1両単位での運転が可能ですが、高山本線では基本的に2両編成で運転しており、2両とも車内にトイレ(洋式)があります。

座席はセミクロスで、車両の半分が4人向かい合わせのボックスシート、もう半分がロングシートになっています。

北陸新幹線が開通するまでの富山駅の在来線(北陸本線)には、大阪からの特急『サンダーバード』、名古屋からの特急『しらさぎ』(米原経由)、越後湯沢からの特急『はくたか』(北越急行経由)などの特急列車が発着していました。

現在、富山駅を発着している在来線の特急列車は、名古屋から高山本線経由で来る特急『ひだ』だけになりました。

富山発着の『ひだ』は上下各4本です。富山ー高山間は2両編成で、普通車の指定席と自由席が1両ずつです。グリーン車は高山ー名古屋間での連結となります。富山ー名古屋間の所要時間は約4時間です。車両はJR東海の新型車両、HC85系です。

↑15:20、終点の越中八尾に到着です。この駅で下車します。富山駅からの運賃は330円です。

高山本線は列車の本数が少なく、日中は普通列車が2時間ほど来ないことがあります。

特急『ひだ』は全列車が越中八尾駅に停まります。富山ー越中八尾間の所要時間は16分~18分です。特急列車なので特急券が必要です。運賃330円に760円の特急料金(自由席)がかかります。

越中八尾駅にはエレベーター、エスカレーター、スロープなどはありません。跨線橋の階段は踊り場(階段の途中にある平らな部分)のない、やや急な階段です。

↑越中八尾駅の駅舎。みどりの窓口は9:10~19:10まで営業しています。近距離の乗車券は券売機で購入出来ます。

駅舎内や改札内にトイレはありません。駅舎を出て左に行くと公衆トイレがあります。多目的トイレも併設されています。

八尾は、かつては富山県婦負郡(ねいぐん)八尾町(やつおまち)でしたが、2005年4月1日に富山市に編入されて富山市八尾町になりました。

↑駅前の通り。

ここ八尾では毎年9月1日から3日まで「おわら風の盆」という大きなお祭りが開催されます。

八尾町の旧町と呼ばれる11の町(支部)で行われ、三味線や胡弓(こきゅう。三味線よりも小さめの和楽器で、バイオリンを弾く時に使う弓で弾きます)、太鼓などを奏でながら町流し(踊り)をします。

僕は2005年に訪れました。

メイン会場は駅から歩いて15分ほどの所ですが、駅前から会場に通じる道路も大変な賑わいでした。

越中八尾駅周辺にも11の町(支部)のひとつでもある福島町という支部があります。八尾の町全体がお祭り会場といった感じです。

開催中は交通規制が行われます。

また、前夜祭が8月20日から30日まで行われます。

もちろん今は開催期間ではありませんが、当時を思い出しながら、散策マップを片手に八尾の町を歩いてみたいと思います。

散策マップは越中八尾駅駅舎内のラックにあります。

駅を出た時は小雨が降っていました。町流しは少しの雨でも中断または中止になってしまいます。胡弓は水に非常に弱く、濡れてしまうと使用不能になることや、高価な衣装を保護する必要があるためだそうです。

↑駅から徒歩約7分、2つ目の信号を右折します。

2005年に訪れた時は、晴れて残暑が厳しく人も大勢いました。今回は小雨で寒く、人はあまり見掛けませんでした。

↑井田川にかかる十三石橋(じゅうさんごくばし)を渡った先にある交差点を直進します。

交差点の信号は歩車分離式で、歩行者用信号機は押しボタン式です。ボタンを押さないと青にはなりません。

もっとも、おわら風の盆開催中は、この交差点も通行止めになります。

散策マップでは左下に十三石橋があります。


↑信号を過ぎると「おわら風の盆」のメイン会場のひとつ、下新町です。11の町(支部)のひとつになります。

「坂のまち八尾」。これより緩やかな上り坂が続きます。

↑下新町の隣は今町。今町の聞名寺(もんみょうじ)の鐘。

聞名寺の見事な紅葉。

雨が止んで青空が見えてきました。

↑東町の「八尾おわら資料館」。
開館時間は9:00~17:00(入館は16:30まで)。
休館日は12/29~1/3です。保存等で臨時に休館する場合があります。
入館料は一般210円、高校生以下は無料です。

↑越中八尾駅から来た場合、奥の方になる諏訪町。この道は諏訪町通りで、日本の道百選、残したい日本の音風景百選に選ばれています。

ここでなんと!無念のバッテリー切れガーン

仕方ないので、少しプラプラしてから戻りたいと思います。

諏訪町は越中八尾駅から歩いて30分ほどの所ですが、おわら風の盆のではこの付近が一番賑わっていました。

おわら風の盆開催中は車両の通行が一切出来ず、路線バスも運休になるので、駅からのアクセスは徒歩だけになります。

おわら風の盆の公式サイトでは、8/30頃に各町のスケジュールが公開されます。また、各町の公民館やコミュニティセンターでもスケジュールが張り出されます。

おわら風の盆の行事は17時(3日は19時)から23時までですが、行事時間が終わった後も一部の支部では、自分たちが楽しむために踊ることがあるそうです。

越中八尾駅に戻り、富山駅に向かいます。

夕方になると、高山本線の越中八尾から富山方面の普通列車は1時間に1、2本の運転です。猪谷始発と越中八尾始発の列車が交互に運転しています。

おわら風の盆開催期間中は高山本線でピストン輸送が行われ、富山ー越中八尾間は最短で約10分間隔の運転となります。

富山駅から新幹線に乗って帰京します。

『かがやき』は全車指定席です。自由席特急券ではご乗車出来ません。

富山駅の新幹線ホームの金沢寄りに、駅弁を販売している売店が1ヶ所ある以外は改札内に売店はありません。

また、車内販売ではお弁当やサンドイッチなどのお食事ものは販売しておりません(臨時列車など、車内販売がない列車もあります)。

富山駅の新幹線改札口の横には駅弁などを販売しているお店があります。

↑新幹線の車内でスマホ復活!座席のコンセントで充電して復活しました。

↑帰りはグランクラスを利用しました。

↑座ると目線はこんな感じ。客室内は暗めです。

グランクラスの座席は、回転させて向かい合わせにすることは出来ません。

↑リクライニングなどはもちろん電動です。

『かがやき538号』は臨時列車です。グリーン車・普通車では車内販売がございません。

↑車内販売のない『かがやき538号』ですが、グランクラスには専任のグランクラスアテンダントさんが乗務しており、軽食や飲み物が無料で提供されます。

軽食(洋食か和食を選択)は食べてみたかったけど、まだお腹が空いてなかったのでお断りして、飲み物(温かいハーブティー)を頂きました。

ちなみに写真のハーブティーは少し飲んでから撮りました。

飲み物にはアルコール類もあります。

↑さらに乗車の記念にウェルカムセットも頂きました。

↑中身は、しおちょこ(チョコレート。左上)、紙おしぼり(左)、軽食や飲み物のメニュー(冬バージョン。中央)、ミネラルウォーター(右)です。

北陸新幹線の『はくたか』と『あさま』のグランクラスは、座席のみの利用となります。アテンダントさんは乗務しておらず、軽食や飲み物の提供はありません。呼出しボタンを押してもアテンダントさんは来ません。

東北新幹線のグランクラスのある列車でも、『なすの』、『やまびこ』、『はやて』の全列車と、『はやぶさ』の東京ー仙台間の列車はアテンダントさんは乗務しておりません。

上越新幹線(『とき』と『たにがわ』)は全列車でアテンダントさんは乗務しておりません。

アテンダントさんが乗務している列車と、していない列車ではグランクラス料金も異なります。

北陸新幹線の『つるぎ』全列車と東北新幹線の一部『やまびこ』、上越新幹線の一部『とき』ではグランクラス自体の営業がありません。

グランクラスのお手洗い・化粧室は、隣の11号車グリーン車と共用です。

グリーン券を持っていない乗客は、11号車と12号車への立ち入りは出来ません。

↑『かがやき』は富山を出ると次は長野に停車。

長野でJR西日本の乗務員さんからJR東日本の乗務員さんに交代します。

到着ホームや乗り場を案内する際、JR西日本は◯番のりば、JR東日本は◯番線と案内するのが興味深いです。

長野の次は大宮です。群馬県内には停まりません。

↑新幹線車窓からのお月さま。

↑東京に戻ってまいりました。赤羽付近にて。

↑21:20、終点の東京に定刻で到着。東京も寒かったです。富山とあまり変わらないような・・・

↑『かがやき538号』はJR西日本のW7系でした。折り返し回送列車となります。

おわりバイバイ

おはようございます!
早朝の東京スカイツリーでございます🌅

↑こちらは早朝の浅草雷門🏮

↑早朝の仲見世通りは人がまばらです。お店はまだひとつも開いていません。

僕は東京生まれの東京育ちですが、仲見世通りは恐らく初めて歩きました。

↑仲見世通りを抜けると宝蔵門。

宝蔵門を抜けると
↑浅草寺でございます。たぶん初めて来ました。

良い旅になりますように🙏

↑という事で、早朝の浅草散策の後は、浅草駅から旅(日帰り)をスタートいたします!

↑乗る列車はこれ!500系『リバティ』です。

浅草駅の特急列車の乗り場は3番・4番ホームです。7/15に運行を開始した新型特急車両『スペーシアX』の乗り場は5番ホームです。

3番・4番ホームの入口にあるインフォメーションカウンターで係員さんに特急券を見せます👮

↑浅草6:48発の特急『リバティりょうもう1号』に乗ります。

車内販売はありません。また車内に自販機もないので、乗車前にお買い物を済ませておきましょう!ただ、早朝は駅の売店がまだ開いていなかったです。

東武の特急券券売機では、座席表から好みの号車・座席番号が選べます。

↑500系の客室内。

500系は3両固定編成で、お手洗い・化粧室は2号車(6両編成時は5号車も)にあります。

↑テーブルは、ひじ掛けに収納してあるのと、背面テーブルがあります。

↑各座席のひじ掛け内側にはコンセントがあります。左の黒いボタンはリクライニングボタンです。

↑浅草を出発するとすぐ、隅田川を渡ります。

↑浅草の隣駅、とうきょうスカイツリーに停車。とうきょうスカイツリーの次は北千住に停車します。

↑日光、鬼怒川温泉方面の特急列車が停車する春日部を通過。

↑北千住の次は東武動物公園に停車。日光線が分岐している駅ですが、日光、鬼怒川温泉方面の特急列車は通過します。

東武動物公園の次は久喜(くき)に停車です。

東武動物公園と久喜の特急乗降口は2号車と5号車です。それ以外の号車は扉は開かないのでご注意を!

↑久喜の次は館林です。浅草から1時間少々です。

『りょうもう』と『リバティりょうもう』は、夕方以降の上下列車と朝方の浅草行きは加須(かぞ)と羽生(はにゅう)にも停車いたします。

館林からは伊勢崎線伊勢崎方面、小泉線西小泉方面、佐野線葛生(くずう)方面の3方向に線路が分かれます。

乗り換え客なども含めて館林では大勢の方々が下車しました。

『リバティりょうもう1号』は、引き続き伊勢崎線を走ります。

館林からは単線になります。分かれていく線路は佐野線です。

葛生発着の『リバティりょうもう12号』と『リバティりょうもう43号』は佐野線を走ります。

↑単線区間では上下列車との行き違いのための運転停車(扉は開かず乗客の乗り降りはできない)があります。

上の写真は県(あがた)駅で行き違う伊勢崎発浅草行きの『りょうもう10号』。

『リバティりょうもう1号』は福居(ふくい)、野州山辺(やしゅうやまべ)でも運転停車があります。

列車により、運転停車する駅が異なります。

↑太田は3面6線の大きな駅。

太田でも線路が3方向に分かれます。伊勢崎線伊勢崎方面、小泉線東小泉方面、桐生線赤城方面です。

ただ3線とも日中は普通列車がそれぞれ1時間おきの運転、赤城発着の特急『りょうもう』または『リバティりょうもう』も約1時間おきの運転です。伊勢崎発の『りょうもう』(朝)と伊勢崎行きの『リバティりょうもう』(夜)も各1本運転しています。

『リバティりょうもう1号』はこれより桐生線に入ります。

↑浅草から2時間弱(8:47着)の相老(あいおい)で降ります。最後部の6号車が階段に最も近い車両です。

↑相老で、わたらせ渓谷鐵道(以下、わ鐵)に乗り換えます。3週間ちょっとぶりのわ鐵です。

わ鐵はSuicaやPASMOなどのICカードが使えないので、相老駅で一旦改札口を出て、券売機で乗車券を購入します。券売機は、わ鐵と東武が1台ずつ並んでいるので、間違えないように注意しましょう!

わ鐵の運賃が合計で大人1880円以上、小児940円以上になるようであれば、一日フリーきっぷの利用がお得です。相老駅では窓口または、わ鐵の券売機で購入できます。

↑9:05発(到着は9:00)の間藤(まとう)行きに乗ります。

前回、相老から神戸(ごうど)まで乗った時と同じWKT-520形の522が来ました。

車内の座席はオールクロスシート、車椅子対応のトイレがあります。

↑わ鐵の車両は運転室が半室構造なので、進行方向右側は最前部まで客室として解放されています。前面窓の所には、わ鐵の観光ガイドのパンフレットや、全駅全列車(臨時列車も含む)を掲載した時刻表が置かれています。

↑『トロッコわっしー』の車両を使用した臨時の普通列車(大間々発桐生行き)との行き違いを行ってから発車します。この『トロッコわっしー』車両を使用した列車は桐生で折り返し、臨時列車『トロッコわっしー1号』間藤行きとして運転します。

↑わ鐵の本社と車両基地がある大間々では4分停車します。この間に、前に1両を増結します。

↑貫通扉を開けます。

↑増結車両が近付いてきました。

↑まもなく連結します。連結すると、ここまで担当してきた運転士さんが渡り板をセットして、幌を接続して車両間の行き来ができるようにしてくれます。

↑幌を接続して連結完了です。

連結した車両は、WKT-500形の502です。車内の座席はオールロングシートでトイレはありません。この502も前回乗りました。

↑502にはこのようなヘッドマークが付いていました。

ちなみに、1988年10月25日のわたらせ渓谷鐵道設立から、今年で35周年を迎えました(運行開始は翌1989年3月29日)。それまでは国鉄→JR足尾線として運行していました。

足尾線の開通(当時は足尾鉄道)は1911年なので、100年以上もの歴史がある路線です。

そのため、38もの鉄道施設が国の登録有形文化財に、また多くの関連施設が土木学会選奨土木遺産に認定されています。

沿線は今が紅葉最盛期のようです。乗務していたアテンダントさんが仰るには、今年は例年よりも紅葉が遅く、前回訪れた10月末辺りには紅葉が見頃だと見込んで多くの観光客が訪れていましたが、その時はほんの少しだけ紅葉が始まった程度でした。

そして今回訪れた日は、前回よりも明らかに観光客が少なかったです。





↑車窓に流れる紅葉🍁

↑9:42、最初の目的地に到着です。

↑中野駅です。ここは群馬県です。

↑東京都中野区のJR中央線・東京メトロ東西線の中野駅とは違い、山に囲まれた自然豊かな駅です。

↑1面1線の中野駅。無人駅で駅舎はありません。

↑駅前にはお店はありません。自販機も見当たりませんでした。

↑駅を出た向かいには、トイレ(和式)があります。

↑駅を出て踏切を渡った所から。

↑中野駅のホームから。この日は気温が高めで、少し暑いぐらいでした。

↑ホームから間藤方面。

↑踏切から桐生方面。

↑わ鐵では12/3から2/29まで、各駅でイルミネーションが点灯するそうです。

↑中野駅でもイルミネーションらしきものが。

中野駅は15分少々の滞在でしたが、車が1台通っただけで、他に人とは会いませんでした。そして動物とも。

各地で熊による被害が相次いでいますが、この付近にも居るのだろうか・・・

↑10:00発の桐生行きに乗って次の中野駅に向かいます。来た列車は1990年に登場した、わ89形310番台の313です。

無人駅では後部扉から乗ります。乗る時に整理券を取ります。

↑313の車内。乗降扉は折戸式、座席はセミクロスシートでトイレ(和式)があります。

来る時もそうでしたが、この列車にもアテンダントさんが乗務しており、乗車券やグッズの販売をしていました。

僕もアテンダントさんから声を掛けられて、乗車券を発行していただきました。

このアテンダントさんが紅葉の状況や、最近の観光客数の状況などを話してくれました。

前回訪れた10月末の時は、アテンダントさんは乗務していませんでした。

↑水沼駅温泉センターは当面の間、休止中です。

↑下新田からはJR両毛線に入り、10:44、終点の桐生に到着です。

線路は複線に見えますが、右の線路は留置線への線路です。両毛線は前橋ー駒形間と佐野ー岩舟間が複線で、それ以外の区間は単線です。

↑神戸(ごうど)駅にある元東武鉄道の特急車1720系DRCを活用した「レストラン清流」さんですが、12/25(月)から1/4(木)まで休業となります。また、3月までの期間は月曜日が定休日です(月曜日が祝日の場合は、翌日休業)。

↑桐生で両毛線に乗り換えますが、乗り換え時間が40分もあるので一旦改札口を出ます。

↑駅舎内にピアノがありました。篠原涼子さんは桐生市の出身で、桐生市観光大使でもあります。

↑11:24、両毛線の高崎行きに乗り、終点の高崎まで行きます。高崎には12:20に着きます。

↑高崎でお昼ごはんを食べて、13:00発の北陸新幹線『あさま611号』長野行きに乗ります。

乗車時間は40分弱なので自由席を利用します。高崎ではある程度の下車があったので席は空いていました。

↑E7系・W7系も各座席にコンセントがあります。普通席では窓側席は壁の下の方にあるコンセントを、

↑通路側席はこちらのコンセントを使用します。

↑軽井沢駅の標高は940mもあります。これは日本の新幹線の駅では最も高い所にあります。

↑上田で降ります。13:38の到着です。

上田駅は長野県上田市にあります。しなの鉄道と上田電鉄はお乗り換えです。

↑新幹線の上田駅は待避線がない2面2線の駅です。

↑上田電鉄に乗ります。

↑上田電鉄の上田駅は1面1線の駅で、当駅が始発駅です。

車両は元東急の1000系で、上田電鉄でも1000系として使用しています。2両編成でVVVFインバータ制御を搭載しています。

上田ー別所温泉間11.6㎞の路線で全線単線の電化路線(直流1500V)です。1路線しかありませんが、別所線という線名が付いています。

駅間距離が短く、途中に13の駅があります。

全列車が各駅停車でワンマン運転を行っています。

ダイヤは平日と土曜・休日の区別がない全日ダイヤですが、一部の列車は土曜・休日と12/30から1/3までは運休となります。

運転間隔は日中は約1時間、朝と夕方以降は30分前後です。

基本的に上田ー別所温泉間の運転ですが、一部の列車で上田ー下之郷(しものごう)間の列車があります。

上田駅と下之郷駅以外の駅は無人駅です。無人駅の乗降口は先頭車両の一番前の扉です。無人駅から乗車の際は整理券を取ります。

上田ー別所温泉間の運賃は590円です。所要時間は30分かかるか、かからないぐらいです。

SuicaやPASMOなどのICカードは使用できません。

上田電鉄では、乗り降りが自由な「1日まるまるフリー切符」(大人1180円、小児600円)や、「外湯入浴券つき切符」(別所温泉駅までの往復乗車券と別所温泉共同浴場(外湯)3ヶ所のうち、2ヶ所に入浴できる入浴券がセットになった乗車券。上田駅からは1350円、大人用のみの発売)などの乗車券もあります。上田駅と下之郷駅で発売しています。

では、上田14:00発の別所温泉行きに乗ります。

↑上田を出るとすぐに千曲川を渡ります。写りが悪くてすまぬ!

この鉄橋は2019年10月の台風19号による千曲川の増水で、橋の一部が崩落してしまい全線で運休となりました。

2日後に下之郷ー別所温泉間で運転を再開、さらに1ヶ月には城下(しろした)ー下之郷間で運転を再開しましたが、上田ー城下間の1駅間(0.8㎞)は引き続き運休し、運休期間中は代行バスが運行されました。

そして1年半後の2021年3月に復旧工事が完了して全線で運転再開となりました。運転再開当日は全線で運賃が無料だったそうです。

↑下之郷の車両基地には、元東急の5200系(上田電鉄でも5200系として使用)が保存されています。こちらも写りが悪くてごめんなさい・・・

↑14:20、中野に到着です。

↑長野県の中野駅。この駅も1面1線の無人駅です。

同じ長野県を走る長野電鉄には、信州中野駅があります。

↑待合室。駅舎はありません。

↑階段とスロープがあります。こちらの中野駅も駅前には商店や自販機はありません。さらにトイレもありません。

↑駅前の道路。カーブミラーの所を左に行くと駅があります。

↑駅名標が見当たりません。ホームにもありません。

↑駅名標、というか看板が踏切の前にありました。

↑そしてホームの待合室にも!

隣の駅名が書かれた普通の?駅名標はありませんでした。

↑線路が不自然にカーブしています。1943年頃までは2面2線の駅だったようです。

↑中野駅に停車中の上田行き。

↑中野駅を発車した上田行き。

↑中野駅のホームから。のどかな雰囲気です。風が少し強めでしたが長野も暖かかったです。

↑これも中野駅のホームから。別所温泉方面を写したものです。

↑中野駅には1時間滞在しました。上田駅には戻らず、15:20発の別所温泉行きに乗って、終点の別所温泉駅まで行ってみたいと思います。

来た列車は6000系です。これも元東急の1000系ですが、中間車だったのを先頭車化改造した車両です。正面のデザインが1000系と異なっています。

↑15:27、中野から7分で終点の別所温泉に到着です。

↑別所温泉駅には立派な駅舎がありますが、この駅も無人駅なのです。きっぷや運賃・整理券は降りる時に車内で回収します。

ただ、この駅には券売機があるので、乗車の際は券売機できっぷを買い、整理券を取る必要はありません。

↑別所温泉駅の上田寄りには、5250形の5252が保存されています。側面の丸窓が特徴の電車です。

↑別所温泉駅前から。かなり登ってきました。



別所温泉は神社仏閣も多く、国宝や重要文化財など、数多くの文化財が点在しています。

↑温泉街を散策します。右の道路を行き、左の道路から戻ってきます。時間があれば共同浴場に入りたかったんだけど・・・

日が影ってくると、少し寒いです。

↑共同浴場のひとつ、「大湯」。

共同浴場は3ヶ所あります。写真の「大湯」の他に、「石湯」と「大師湯」があります。

上田電鉄の「外湯入浴券つき切符」で2ヶ所まで利用できます。

共同浴場はそれぞれ定休日が異なります。
「大湯」が第1・第3水曜日
「石湯」が第2・第4火曜日
「大師湯」が第1・第3木曜日
が定休日になります。祝祭日が絡むと定休日が変更となる場合があるそうです。別所温泉のサイトで定休日の確認ができます。

営業時間は3ヶ所とも6:00~22:00です。
入浴料も3ヶ所ともそれぞれ200円です。

「大湯」から少し下った所にある足湯「大湯薬師の湯」。こちらは無料で入れます。
ただ残念なことに、こちらの足湯は12月から3月までの冬期間は休業となります。

4月~11月は6:00から21:00まで入れます。この期間の定休日はありません。

もう1ヶ所ある足湯「ななくり」は年中無休です。こちらも無料で入れます。

「ななくり」は3月~10月は6:00から21:00まで、11月~2月は9:00から18:00までです。

ここで宿泊時の温泉に入る時の注意事項。

宿に着いてもすぐに温泉に入らない。乗り物や観光の疲れで体のリズムが不安定になっていて、そのまますぐに入浴するのはちょっと危険だそうです。

お茶菓子を頂きながら1時間ほどリラックスしてから入りましょう。

食事後の入浴。
食事直後の入浴は避ける。最低1時間以上経って、胃の中の食べ物が消化してから入浴。

浴槽に入る前に掛け湯、掛かり湯を。
まず、つま先から膝へ。指先から腕、肩へ。その後全身へ。

入浴時間。
はじめは5分~10分。慣れれば、ぬるめのお湯で30分以内、高温のお湯で10分以内。

入浴回数。
一日2回が適当。むやみに回数が多いと、湯あたりなど、かえって逆効果になるそうです。

入浴後。
お風呂から出たら必ず水を飲む。

別所温泉には飲泉ができる所があります。
場所は北向観音参道、共同浴場の「石湯」と「大湯」の前です。

飲泉の注意事項。
夕食後から就寝前は避ける。食前30分~1時間前、または空腹時に飲むと効果的だそう。

飲む量。
コップ1杯を目安に、一日約200ml~1000mlまで。大量に飲むと下痢をすることがあるので少しずつ飲む。

↑北陸・長野県限定の巨峰のい・ろ・は・す!

ゲッツ!

名残惜しいけど、別所温泉をあとにします。

中野から別所温泉まで乗ってきた6000系が、ずっと停車していました。

16:09発の上田行きに乗り、終点の上田まで乗ります。

↑16:40、終点の上田に到着。ホームの窓が丸窓です。

お腹も空いたし、指定した新幹線まで40分少々あるので、何か食べよう。(ラーメンを頂きましたラーメン

↑黄昏時の上田駅。

↑駅前には大きな水車があります。画面右に写っているバスよりも高いです。

さて、そろそろ新幹線のホームに行きます。

↑帰りはグリーン車を利用します。

↑乗る列車の前に『かがやき510号』が高速で通過。上越妙高駅付近での風規制の影響で2分ほど遅れています。

↑17:23発の『あさま628号』東京行きが到着しました。この列車も2分ほど遅れての到着です。

それでは、最後の中野駅に向かいます。もちろんあの駅です!

↑E7系・W7系のグリーン車は、リクライニングやフットレストなどが電動になっています。

↑こちらのひじ掛けにはドリンクホルダー。

↑別所温泉駅前で買った、い・ろ・は・すを飲みながら過ごします。

もちろんコンセントも備わっています。

遅れていた『あさま628号』ですが、大宮には定刻で到着しました。

↑そして終点の東京駅にも定刻で到着しました。

↑折り返し、『はくたか575号』金沢行きになります。

う~ん・・・ 宇奈月温泉もええなぁ・・・

↑東京駅からは中央線の快速電車に乗ります。

19:05発の通勤快速 河口湖行きです。

これは富士山麓電気鉄道 富士急行線に直通する列車ですな。富士急もええなぁ・・・

そして東京駅から19分、ついに!

↑19:24、東京都の中野に到着ですぅ!

東京の中野駅は賑わっております!

↑こちらは中野ブロードウェイへと続く中野サンモール商店街。

↑そして中野と言えば中野サンプラザ。

中野のランドマーク的な存在でしたが、今年の7/2に閉館してしまいました。

これまで数多くのアーティストがコンサートを行ってきました。

2024年度から解体工事に入るとのことです。

おわりバイバイ