5月の読書②~『星を編む』『サイレンス』 | カズ&トモのリレーブログ

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『星を編む』

凪良ゆう

 

 

「流浪の月」に続き、

2度目の本屋大賞「汝、星のごとく」

その続編が「星を編む」です。

 

とても心に沁みるお話でした。

温かくて優しくてラブラブ美しい文章です。

心地よく読めました。

 

 

 

 

複雑な家庭環境や夫婦の関係

様々な家族の形

それぞれの愛があり

生き方がある

血は繋がっていなくても、

気持ちが繋がれば家族だね。

 

キャリア女性が仕事に打ち込むと

家庭がおろそかになる。

出産のタイムリミットも気になる。

夫は理解あると思いきや…えー

理解ある姿とは裏腹に…本音はねぇ…。

やっぱり難しいなぁショボーン

 

暁海を含め身近な人たちの

人生の終着点は…

それぞれの幸せ気づき

人と比べることなく生きよう飛び出すハート

 

 

「櫂(かい)は煌めく火花 北原先生は海」

でもねぇ、、、

暁海の心の真ん中にはずーっと櫂がいる。

それでも暁海を大切にする北原先生は

優しすぎるし、いい人過ぎるおねがい

 

 暁海と北原先生の

互助からの変化も良かったラブラブ

 

 

読後感も心地よく

心温まるいいお話でした。

 

 

 

 

 『サイレンス』

秋吉理香子

 

 

登場人物は好きになれない。

途中から先が読める展開だけど…

最後まで飽きずに読めました。

 

 

 

 

都会の華やかな生活に憧れ島から出た深雪

婚約者の俊亜貴は深雪のお金をあてにして浮気をするクズ男。

深雪はそんなクズ男に異常なまでに執着し、尽くす。

 

俊亜貴は、本土から遠く離れた島の深雪の実家に結婚の挨拶に行くのだが…。

田舎独特の古い風習が残る島。

親戚がわんさか集まるが、俊亜貴は嫌な顔もせず皆に付き合う。

(彼は意外と礼儀正しいぞニコニコ)

 

久しぶりに実家に帰った深雪は、まあ、はしゃぐこと。

東京では彼に遠慮ばかりする重い女なのに…

なに?このはしゃぎようはむかっ

少しは彼のことも気にかけようよえー

彼に同情しちゃうな。

 

クズの俊亜貴よりも、深雪の方が嫌な女だハッ

 

ところが……

俊亜貴は謎の失踪ピリピリ

雪の中からスマホが見つかり…

 

独特の閉塞感、本家や分家、島の連帯感…

降りしきる雪と重苦しい閉塞感!

イヤミス、ホラー的な終わり方でしたゲッソリ