アルツハイマーの父 + 家族4人 -18ページ目

何とかならないのか!!高額な差額ベット!


毎日、病院に行っていて、感じたことなのですが。

藤一さんが入院している病院の病室は、特別室A・特別室B・個室・6人部屋とそれぞれ分かれているのです。


藤一さんは緊急入院ということもあり、病室が空いていないとのことで、最初に特別室Bに入りました。
緊急ですから患者の家族としては部屋を選ぶことより、兎に角患者を診てほしいのが先ですよね。

病室料金1日6万・3万・1万5千7百五十円・0円となっています。
《それぞれの病院によって料金は違うようです》

藤一さんは入院が2月9日でしたから、今日3月1日でちょうど3週間です。
病室料金だけで30万円を越えました。《高いのか、安いのか、当たり前なのか》

これはちょっと不合理ですよね。
6人部屋に入っていれば掛からない料金です。


今の時代、1万5千円出せば良い旅館泊まれます。
良い食事が付き、温泉入り放題、ショーも見れまよ。


病室代以外にまだ治療費掛かるのですよ!!


お金が払えない人には、病院は親切にも、ローン先を教えてくれます。
親切ですね!



お年寄りが緊急入院するということは大変なことです。

病院も選べず、病室も選べないのです。


《救急車に病人を乗せると、まず病院を探します。病院に救急隊の人が問い合わせをします、病院側は症状と年齢を聞きます、高齢であれば、痴呆であるかどうか尋ねてきます、痴呆であればほとんどの病院は受け入れてくれません》

60歳を過ぎると年金生活の人が増えますよね。
1日15750円簡単に払えますか?

痴呆で、尚且つ、お金のない人は今の制度では良い医療は受けられないということですか?


何か変ですね!

病室風景


藤一90歳です。
昨日、デジカメラ持っていったので藤一さんを写してきました。




昨日からしっかりと食事をとれるようになり、体温も37度に落ち着いてきたので、本人も少し楽になったようで盛んに手を動かすようになってきました。

いま、典子さん《私の奥さん)が藤一さんにお昼を食べさせに行っています。

3時過ぎに私も病院に出掛けます。





天使が爪を切る



今日も朝から皆で藤一さんのところへいってきました。

今日も病院で素敵なことがありました。

安保さんと言う看護婦さんが藤一さんの爪を切ってくれました。

安保さんは気配りのきくとても素敵な看護婦さんなのです。
藤一さんが入院してから、便秘になったので、私が浣腸して出してもらえないかと頼んでいたのです。

安保さんが藤一さんの担当の時そのことを話したら、直ぐに浣腸してくれて、出きらない便を手でかき出してくれたのです。

肉親の私がやるのは当たり前ですが、看護婦さんが嫌な顔もせずに藤一さんの顔を見ながら丁寧に便をかき出してくれたのには、正直感激しました。


それで、今日もさり気なく藤一さんの手をとって、ちょっと爪伸びているので切りましょうと、淡々として切ってくれたのです。

肉親としては、こんな看護婦さんが居てくれると思うと、安心して藤一さんを病院に預けることが出来ますよね。


安保さんは看護婦さんの鏡です
他にも天使のような立派な看護婦さんが居るので、又書きますね。



妻も娘も感激して、何度もお礼を言っていました。

みんな嬉しい気持ちで病院から帰ってきました。


また後で、藤一さんの夕飯を食べさせにいきます。