映画「チャンプ」 | カズモのロックなブルックリン▪︎ライフ!

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ブルックリン在住のシンガーソングライター、わたくしkazmo grooveが日々の暮らしや感じた事を綴っていきたいと思います。

7歳の時に父親に「おい、映画を観に行こう」と言われて市内の映画館で観たのがこの映画「チャンプ」だ。何かとっても悲しい映画だったな、という印象だけ覚えていて、ストーリーはもう全く忘れていた。自分と同じ誕生日のフェイ・ダナウェイが出ている事さえ知らなかった。いやー、これは泣けますよ。この子役の演技が素晴らしい。この子がこの映画の全てを引っ張っていく感じ。70年代のフィルムの画質も好きだしね。味がある。80年代は何か中途半端に進歩した感じで映画も音楽もあまり好きではない。ちなみに田舎の映画館は基本2本立てなので、この映画の同時上映は大竹しのぶの「ああ、野麦峠」で、その映画も悲惨なストーリーなので、映画館を出てから家に帰るまで、父親と何も言葉を交わさなかったような気がします。でも父親も亡くなったので、ある意味、いい思い出ではありますね。