1月14日。
私もまた誕生日を迎えました。
生まれたのは午後4時53分。体重3600グラム。身長54センチ。
やぎ座です。
13日に仕事場のアンドリューとの合同誕生パーティーを開いたのでした。彼は16日生まれ。
今まで、エホバの証人に加入していたため、誕生日を祝えなかったらしい。
でも、今は脱退したので、今回が初めての誕生日パーティー。
彼なりに楽しんでたみたい。
オレの隣に座ってるのがアンドリュー。
皆さん、酒やお寿司や笑顔を持ち寄ってくれて、楽しい時が過ごせました。
オレと酒井さんも演奏してね。
ほぼ、スタンダードなロックンロールを演奏しました。
最近はロックンロールがいいね。
シンプルで飾り気が無くてストロングなパンチ。
この会場はクイーンズのアストリアという地域にあるウクレレ・ショップなんだけど、もう10年ぐらい演奏してる。
正直、時として、ああ、めんどくさいな、という時もあるんだけど、ずっと演奏してきてよかった。
今のオレがあるのはこの場所のおかげかもしれない。
ここで演奏する前に自分的な儀式があるんだ。
それは、斜め前にあるアイルランドのパブに寄って、テキーラのショットと赤ワインを飲むこと。
これもずっと続けてるね。
だから、店に入れば、何も言わなくてもその飲み物が出てくる。
顔パスという感じ。
キャットという31歳の女の子がいつもいるんだ。
彼女は少しおデブちゃんだけど、金髪で可愛い顔しててね。
とても優しいんだ。
この娘と結婚してもいいかな、という気になる時もある。
妄想でしか過ぎないかもしれないけど。
まあ、13日はそういう感じで終わった。
そして本当の誕生日の日はまた早く起きて仕事。
もうくたくただったね。
夕方5時に家に帰って、2時間死んだように眠ってた。
午後7時に目を覚まし、いつも演奏しているポーランドのバーに向かった。
家を出る前にルームメイトのベンと鉢合わせてね。
彼もオレの誕生日を祝福してくれた。
ハグしてくれてね。
それで地下鉄に飛び乗った。
ポーランドのバーでいつものバーカウンターの端っこに座って
プロセコを頼んだよ。
オレはこの店が好きなんだ。
なんでだろうね?
前世はポーランド人だったのかな?
亡くなったオレの親父もそうだったけど、独りで飲むのが好きなんだ。
バーカウンターのラファルも、もう10年の付き合いだ。
彼がバスボーイの時から知ってる。
(グラスや氷を運んだりする役)
特別なカクテルを作ってくれた。
美味しかった。
でも何か特別な事があるわけでもなく、オレはバーに座ってチビチビとプロセコをすすってたよ。
帰る時に「いくら?」って訊くと、「今日はいらないよ」という返事。
ああそう。じゃあお言葉に甘えて。
20ドルだけチップを置いて帰る。
電車を乗り過ごすのだけは、今日は避けたい。
なんとか自分の駅まで起きていて、無事に家に着きました。
HAPPY BIRTHDAY!