レシチンについて3 (2) | もものブログ

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41歳。元々疲れやすい体質で最近は更に体調悪化…でも少しずつ改善中。
妊娠&将来やりたい事の為に、今は体調を整えることが目標。
体質改善に向けて、健康、妊娠、アンチエイジング、栄養などの情報をまとめる為の自分用のメモとして、他のサイトからコピペしています。


老人ボケ対策のカギはレシチンにあり

「老人ボケが、大豆などに含まれるレシチン摂取で効果!」
 かつて、こんな新聞記事が全国の紙面をにぎわし、非常な反響を呼びました。レシチンの存在がクローズアップされるまでは、まさに打つ手なしだった老人ボケの問題に、
 一条の光を投げかけたのです。
 中村助教授は、レシチンの成分のひとつであるコリンの働きに注目しました。コリンは体内に入るとアセチルコリンという物質の材料になり、このアセチルコリンは脳の神経伝達物質になるのですが、老人ボケの人の場合、この神経伝達物質の量が通常の人より大幅に減少していることがわかったのです。
 そして、老人ボケ対策のカギは脳内の神経伝達物質の量を増やすことにあると考えた中村助教授は、実験を繰り返した結果、良質のコリンを大量に含む天然の大豆レシチンの摂取に効果があることを突き止めたのです。「神経細胞の中心的存在である受容体が、まだ壊れていないごく初期の段階の老人性痴呆症(老人ボケ)については、大豆レシチンを多く含む食事をとることで、ある程度は予防できる」これが中村助教授の結論です。
 いかがでしょうか? いまや社会問題となっている老人ボケにレシチンの効果が証明されたのです。
 とにかく、老人ボケは予防が肝心。変わらぬ若さと健康を維持したいすべての人に、レシチン健康法をおすすめします。

「肝臓、大丈夫かな?」という人に朗報

 肝臓は"沈黙の臓器"と呼ばれ、いったん自覚症状があらわれたら、症状はすでにかなり進行していることが多いといわれています。
 普段からアルコールを欠かさない人には、「オレの肝臓は大丈夫かな?」と大いに気になるところですが、まさに肝臓にとって、大量のアルコールは敵といえます。アルコールは、肝臓で水と炭酸ガスに分解されます。
 こうして、アルコールという"毒"が無害化されるのですが、アルコールを飲みすぎると、肝臓の中性脂肪という脂肪分が蓄積していきます。一方、もともと肝臓に5%ほど含まれているレシチンを中心とするリン脂質の量は減少するのです。
 その結果、肝臓全体に占める脂肪分の割合が大幅に上昇し、肝機能が低下して脂肪肝をつくってしまいます。脂肪肝を放っておくと、ついには肝硬変という恐ろしい病気へ移行することはご存じのとおりです。
 したがって、酒好きの人が肝臓病から身を守るためには、アルコールを摂ることによって減少していくレシチンの不足を解消してやらなくてはなりません。
 そのことが結局、肝臓への中性脂肪の蓄積を防ぎ、脂肪肝にならずに済むことにつながるのです。
 日ごろから肝臓を酷使している人は進んでレシチンを摂るようにするとよいでしょう。また、脂肪肝は酒好きばかりでなく、肥満ぎみの人や糖尿病の人もなりやすい症状だといわれていますので、こうした人たちも毎日レシチンを摂って、かけがえのない大事な肝臓をいたわってあげてください。かといって、レシチンを摂っていればいくら大酒を飲んでもいいというのではありません。肝臓には、"いたわり"が第一と覚えておいてください。

脳卒中の危険因子を取り去るレシチン
 アルツハイマー型痴呆のみならず、脳血管性痴呆の予防にも、レシチンは効果を発揮します。
 脳血管性痴呆は脳卒中が原因です。ご存じのように、脳卒中は高血圧や動脈硬化などがもたらします。
 つまり、高血圧や動脈硬化を予防することが脳卒中を防ぎ、ひいては脳血管性痴呆になる危険性も激減できることになります。
 大豆のレシチンには血圧を下げる効果があり、また、血液中のコレステロールを減らし、動脈硬化を予防する働きもあります。
 運動不足や高カロリー食品の摂りすぎなどに注意することはもちろん必要ですが、大豆ふりかけのような大豆食品を毎日とるようにすれば、少しずつですが、高血圧や動脈硬化は改善していくはずです。

大学の実験で大豆レシチンを6週間摂ったら 中性脂肪が平均26%減り最高は45%減

 ここでは、慶應義塾大学医学部と同大学病院が行った実験をご紹します。
 健康な人と、高脂血症(血液中に中性脂肪やコレステロールが増えすぎた状態)の患者さんの両方を対象に行いました。参加したのは、36歳から70歳の男女22人です。実験では、毎日の食事のときに、1日15~20グラム(大さじ2、3杯)の大豆レシチンを摂ってもらいました。
 大豆レシチンは、そのまま水といっしょに飲んだり、牛乳やみそ汁、サラダなどにまぜたりして摂ってもらいました。大豆レシチンを摂ってもらった期間は2~6週間です。
 そして、大豆レシチンを摂る前と摂った後で、血液中の中性脂肪やコレステロールの量を測定したのです。その結果は、次のようなものでした。
 第一に、肥満のバロメーターといわれる中性脂肪について、著しい低下が見られました。大豆レシチンを摂る前の全員の平均値は213ミリグラム(基準値は50~149ミリグラム)でしたが、摂った後は、ほぼ正常域に近い158ミリグラムと、平均で26%も下がったのです。
 特に大きな効果が現れた女性(64歳)の場合、大豆レシチンを摂る前に338ミリグラムだったのが、摂った後は216ミリグラムと、122ミリグラム、約45%も低下していました。

●コレステロール減らしにも効果大
 コレステロール値にも明らかな効果が見られました。全員の総コレステロール値の平均は、大豆レシチンを摂る前は225ミリグラム(基準値は120~219ミリグラム)だったのが、摂った後には、218ミリグラムに低下しました。そして、実験前に総コレステロール値の高かった人ほど、顕著な効果が見られたのです。
 例えば、大豆レシチンを摂る前の総コレステロール値が291ミリグラムだった女性(58歳)の場合、摂った後には31ミリグラムも下がって、260ミリグラムになっていました。
 このように、260~270ミリグラムという高い数値だった人たちは、軒並み30ミリグラム程度低下して、基準値近くになったのです。
 また、コレステロールのうちHDL(善玉)コレステロールについては、増加しました。実験前の全員の平均値は57ミリグラム(基準値は男性が40ミリグラム、女性が45ミリグラム以上)だったのが、59ミリグラムになったのです。

 コレステロールには善玉と悪玉があり、善玉は余分なコレステロールを肝臓に運び去る働きがあり、悪玉は動脈硬化を招くことは、みなさんもご存じでしょう。
実際、この実験では、動脈硬化の進行度の目安となる動脈硬化指数も、実験前の3.2から2.8に下がっていました(基準値は3.0未満)。特に、もともと動脈硬化指数が3.0以上と高かった人のほとんどが、大豆レシチンを摂ったら大幅に下がったのです。

●アルコール性脂肪肝も退ける
 脂肪肝の中でも、お酒の飲みすぎで起こる脂肪肝をアルコール性脂肪肝といいます。大豆レシチンは、この予防や改善にも有効であるということも判明しています。
 米国のリーバー博士が行った実験では、ヒヒ(大型のサル)を2つのグループに分け、片方のグループにはアルコールを含んだエサだけを、もう一方にはアルコールを含んだエサに加えて大豆レシチンを与えました。
 その結果、大豆レシチンを与えたグループのヒヒの肝臓は正常だったのに対し、与えなかったグループのヒヒでは、約80%が、線維症や肝硬変など、重度の肝臓病に陥ったということです。現在、人間のアルコール中毒患者を対象にした実験も行われており、良好な結果が得られているそうです。
 この他にも、糖尿病、高血圧、胆石、血栓、不眠、うつ、物忘れ、自閉症、更年期障害など、さまざまな症状の改善に、大豆レシチンが有効であると実験で確認されています。

赤ちゃんにもレシチンは必要

●赤ちゃんの早期死亡のほとんどが、呼吸困難によるもの。
 アメリカの権威ある健康誌『プリペンション』は、レシチンの有効性(血液中のコレステロールを取り除く能力)を説いていることで有名。
 これによると、赤ちゃんが呼吸困難に陥るのもレシチンの欠乏によるものだと述べています。
 以下『プリペンション』誌より。
 私たちは赤ちゃんが生れたとき、その子が男か女であるかを知るより、まず呼吸をしているか、していないかを確認するはずです。
 もし、呼吸をしていなかったら、それこそ秒単位で担当医は可能な限りの蘇生に全力を尽くします。
 幸いにして一旦呼吸を始めたら、赤ちゃんの呼吸障害の徴候に対して注意深く看視しなくてはなりません。
 なぜなら、赤ちゃんの呼吸困難は最も手に負えないやっかいなことの1つだからです。 

 というのも、赤ちゃんの早期死亡の大方の原因は、めざましい医学の向上で克服しましたが、いまだに難問の1つは呼吸困難だからです。
 そのための小さな生命の犠牲者は沢山いるのです。その中には、パトリック・ブビアー・ケネディもいたのです。

●赤ちゃんがレシチンを持っているかどうかがわかったのは、
最近のこと。
 さて、医学者たちは呼吸困難を起こしている赤ちゃんと、完全な反射運動によって正常な呼吸をしている赤ちゃんの違いを研究しました。
 その結果、これら両者の違いは、赤ちゃんの肺臓の内層にあるレシチンという栄養分の量によることが判明したのです。
 もし、レシチンが赤ちゃんに比較的大量に存在していたなら、呼吸困難に陥るようなことはほとんどないとしています。
 またレシチンが極めて少ない場合には、赤ちゃんが生き残れるチャンスは少ないと発表。
 事実、このことは数年前から知られていたことで、それはイギリスの有力な医学雑誌『ランセット』の中で、ウエルシュ国立医科大学のS・G・バーグワナニ医博とその医学者グループによって述べられた通りです。
 つまり、完璧なまでの十分なレシチンを赤ちゃんが持っているかどうか、あるいは不十分な状態で生まれてくるかを予知することが可能となったのは、ほんの最近のことなのです。

●母となる人は、特にレシチンを十分に摂取する必要があります。
 これは母親の胎内で胎児をとりまいている羊水の一滴を取り出してこれを分析し、レシチンの含有量を調べる方法なのです。
 羊水中のレシチンの含有量は、担当医が勧誘陣痛を考えているときに決定的な決め手となります。 
 つまり、羊水中のレシチンの量を担当医は知っているので、早まった陣痛をすすめたとき、どのような危険が胎児におよぼすかを十分、予知できます。
 ですから、自信を持ってその困難にぶつかり、克服することができるわけです。(早産児はレシチンの保有量が非常に少ない)
 以上が『プリペンション』からの抜粋ですが、この中で母親となる人への重要な警告がなされています。
 母となる人は、普通のとき以上にバランスのよい栄養摂取が必要なことはもちろんですが、特にレシチンを十分摂取していなくてはならないということです。
 胎児を形成してゆくその細胞に、十分なレシチンが不可欠なのです。

レシチンは美しいお肌をつくり、肥満を防ぐ、女性のためのものです

 レシチンは大豆や小魚、卵の黄味に多く含まれている生命の基礎物質で、人体に不可欠なものです。
 もし、このレシチンが体内で不足するとどういう障害が起こるのでしょうか?
 ここでは、皮膚と神経の問題を中心に、女性とレシチンのかかわりについて、ご説明いたします。
●お肌のトラブルや皮膚疾患を予防するレシチン。
 レシチンで、お肌はイキイキ。
 どんな高価なクリームをつけても、どんなにメイクアップが上手でも、青白い生気のない肌では、若々しいあなたはつくれません。
 本当の美しいお肌をとり戻すためには、身体の中から美しくすることを考えねばなりません。
 そのためには毎日の食事でバランスのある栄養をとる必要があります。そこでこうした栄養を補うために、摂っていただきたいのがレシチン。
 しばらくレシチンを摂り続けると、イキイキした健康なお肌に変わってゆくのが、目に見えてわかってきます。
 それはいままでレシチンが欠乏していたためで、毛細血管の血流が悪くなっていたのが原因です。

●ぜい肉をとり、プロポーションを整えてくれる素晴らしいレシチン。
 もし、あなたが肥満タイプじゃないけれど、ヒップや太ももがちょっと太っているなと感じたら、ぜひレシチンをお試しください。
 レシチンは完全なヤセる薬ではありませんが、あなたの体重を必要とする所へ移動してくれます。
 例えば、レシチンを毎日スプーン2~3杯を食べているうちに、ヒップが小さくなり、太ももがしまってきます。
 つまり、細くなったというより“ムダな肉がなくなってくる”というわけです。
 これはアメリカのメアリ・アン・クレショウ夫人が『ファミリー・サークル』という雑誌に公開した体験記です。
 この夫人の体験は、偉大な心臓専門医のアトキンス博士(アメリカで大ベストセラーになった『ドクター・アトキンスの食事革命』の著者)を驚かせました。
 アトキンス博士は、レシチンの効用を再認識させられたと述べていますが、彼女が試食した栄養素、サイダー・ビネガー(酸造酢)やケルプ(海草)、それにビタミンB6を多く含む食品なども大きな役割を果たしたと述べています。
 特にレシチンは脂肪の蓄積したところを取り除いてくれます。いま無理をして減量している方は、さっそくレシチンをお試しください。体全体がイキイキして、無理なくぜい肉が除かれるでしょう。

●レシチンは体内の毒素を解毒し、洗浄してくれます。
 「レシチンは私たちのあらゆる分野で役立っています。体外から摂られたものであれ、体内で発生したものであれ、体内の毒素を無毒化する効果を持っています。
 また消化や脂肪の酸化においても大変重要な役割を果たし、筋力や線組織の活動力を増進させます。ですから、体力がつき、脂肪がつかないのです」とニコラス・A・フェリー博士は述べています。
 私たちの腸にはたくさんの老廃物が蓄積されています。
 そしてこの老廃物が毒素となって体液内に吸収され、全身のあらゆる疾患を誘発します。美容の面から見ると、シミや吹きでものができたり、肌色が悪くなったりすることが多いものです。
 そのような大敵である毒素をレシチンは解毒して体内を洗浄してくれるわけです。

●健康な精神をつくり出す、レシチン。
 考えごとや心配ごとがあると、急にフケが出たり、白髪が増えたりします。これはいずれも、脳や神経を酷使するために起こるものです。
 またストレスの多い現代生活では、原因のはっきりしないイライラや腹立ち、さらには頭痛や肩こり、不眠症、性的不能などにおちいることがよくあります。
 フェリー博士は続けてこのように述べています。
 「レシチンの存在は、とくに神経系統におよび内分泌線の細胞構造のなかにおいて、ダイナミックなエネルギーの源泉であることを、私たちは銘記すべきです。ですから、食事の中にレシチンが少なければ少ないほど、人体内で最も大切な部分の活力は減退してしまいます」すなわち、神経細胞にとっても大切なのがレシチンの働きなのです。

●強壮剤としての効果もあります。
 その証拠に、アメリカのある大学での研究報告によると、「精神異常者の脳レシチンは正常な人間の脳の2分の1しかない」といっています。
 さらに今から25年前、ドイツではレシチンをセックスの補助剤ともいわれていたことがあります。
 これはレシチンが神経と精神不調を正す効果だけでなく、ストレス疲労からくる性的不能に対しても効果があると数多く発表されたためです。
 現在では強壮剤としてだけでなくすべての器官に不可欠な栄養素として、その効果が解明されてきたため、とりたててセックスのみが強調されなくなってきています。
 しかし、レシチンには生殖に必要な栄養素が豊富に含まれていることはいうまでもありません。


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