命を懸ける価値 | サイド3 ~charからのメッセージ~

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下差し

余命4年 難病の社長 雇うのは“元受刑者“たち 「俺は言う」命を懸けた戦い

 

札幌市の建設会社・北洋建設社長 小澤輝真さん(43)

2012年、運動機能が低下し、進行すると寝たきりになる脊髄小脳変性症を発症。 余命4年

 

小澤社長は元受刑者を積極的に雇用しています。

僕も小さな会社の社長をしていますが、人を一人雇うのはとても大変なことです。小さな会社であればあるほど、社員が一人増えるということは大きな出来事なんです。

それが、元受刑者となると簡単ではありません。

 

犯罪を犯す人には根っからの悪人もいれば、まともに真面目に生きてきたのに、ちょっとした出来事で犯罪者となるケースもあるでしょう。

でも、どちらも同じ犯罪者です。

社会の元受刑者へのイメージは「怖い」「近寄りたくない」など良くないものばかりです。偏見と言えばそうかも知れませんが、「怖い」「近寄りたくない」と思うのはごく普通の気持ちだと思います。元受刑者が社会復帰する為には、周りの理解が必要ですが難しい問題です。

 

元受刑者を雇っているとなると、その会社のイメージにも影響があるでしょう。職種や業界にもよりますが、僕の会社のように結婚式場やホテル、幼稚園などと取引きをしている場合は、雇用することは非常に難しい問題となります。なんとかしてあげたいという気持ちがあっても、取引きに影響が出てしまうと、他の従業員に迷惑が掛かってしまいます。

 

小澤社長は「元受刑者に働く場を与え、再び罪を犯させない」という想いがあるようです。実際、貧困と犯罪は密接に関係があるとされていますし、出所後に再就職が決まらず再び犯罪を犯す者が多いのは事実です。どこでも敬遠される元受刑者を雇い入れ、せっかく雇ってすぐに辞めてしまう事実があるのに、それでも元受刑者たちに手を差し伸べるなんて、僕には真似できません。

 

 

 

冒頭にも書いた通り、小澤社長の余命は4年です。

みなさんなら「あなたの命はあと4年です」と言われたら、どうするでしょう?残された時間をどう生きるでしょう?

 

小澤社長は残された時間を「元受刑者たちの生活向上、再犯率の減少」の為に使うと決めたのでしょうね。そうすることに自分の命を懸ける価値があると思ったのでしょうね。

この方、僕よりも年下です。僕は周りに思いやりを持ちたいと考えていますが、実際は自分のことしか考えていないかもしれません。

小澤社長の行動を見ると尊敬してしまいます。

職種は違っても、同じ社長として彼から学ぶことはたくさんあります。

 

網走刑務所で内定をもらった男性がこう言っていました。

「かけるしかないですよね、もう。ここで勝負して腹決めてやるしかないから。社長と出会ったことで、(覚せい剤を)やめられればいいかなっと思っている」

 
小澤社長は残り僅かな命をかけています。
自身の余命よりも元受刑者たちの未来を考えています。

二度と同じ過ちを繰り返さずに、小沢社長の想いに答えてほしいと思います。

 

 

 

 

カナコさん、今日のライブはどうだったでしょうね。

明日3/18(日)は

アピタタウン稲沢
13:00〜、15:00〜 2ステージです。 
 
charは桃乃カナコさんを勝手に応援しています。