部品が届くまでに洗いましたアセアセ

うーん、洗ったけど思ったより塗装の劣化、腐食がありました真顔

37年経つもんねw





キャブレターは掃除をして、各通路の通りを確認できたので、届いたパイロットジェットとOリングセットを交換して組みました。



チョークのプラスチックのネジ部分が割れてしまっていたので、新品と交換します。

なぜここを真鍮とかにしないんだ〜なんてスパーダの時から思っていましたが、ボディー側を万が一舐めてしまったら、キャブレターがゴミになってしまう可能性があるからプラスチックなのかも??



取り寄せたパーツは確かVツインマグナの品番だったと思います。
角度同じぐらいですが、長さがが違います。



少し短いですが、Vツインマグナのをまるまる使ってみました。(後々エンジン始動のときに気づきましたが、ワイヤーのガイドが少し短くなった分、ワイヤーに余裕ができてしまってチョークを引ききれてない気がします。今度戻してみます。)



キャブレターの作業中にオイルを抜いてフィルターも外していたので、新しいものに組み替えて取り付けました。

オイルは以前、ご近所さんに4L缶のカストロールパワーワン10w-40を譲ってもらって残っていたので、それを使いました。




キャブレターを取り付ける前に、カッチカチになってるインシュレーターを交換しました。

XJRのようにひび割れするほどの長さやキャブの角度でもないので、ドライヤーで温めればまだ使えると思いますが、変に労力使いたくないので、部品が出る間に新しいのに変えておきました。

このあとキャブレターを取り付けました。



センタースタンドがついているので、リアタイヤを先に交換しました。

タイヤはTT900GPを選択〜
というかこれぐらいしかまともなのがない。
フロントが16インチなのでタイヤの選択に困りますw

IRCの安いタイヤもありますが、ツーリングでも使う可能性があるVTなので、ちゃんとしたものを入れてマージンを取っておきます。(主はライディングが下手っぴなので...悲しい)

後に17インチが出てきて流用する方も多いですが、インボードディスクとこの独特なスポークが好きなので、変える気はありませんニコニコ




先日、うちに作業しに来ていた友人のKさんが「クラッチを握ったら、ピンも一緒に回ってない?」って気づき教えてくれたので、グリスアップしようと思い外そうとしたら、下のナットは外れるのにピン上部のマイナスを回して外そうとするも全く緩まない。。。

ショックドライバーで叩くもびくともしない不安

上のマイナスを回しながら下に飛び出たネジ部でダブルナットをかけて、同時に力を加えるも無理。

ついにはホルダーも傷が増えてきて嫌気が差したので、どうなってるかだけでも見たくなったので、グラインダーでガッツリぶった切って外してみました



外してびっくり。。。

レバーにひっついたままで動かないので、ハンマーでガツガツ叩いたら、ピンが抜けたと思いきやカラーごと一緒に抜けてきました笑い泣き

まさかのカラーとピンが一体化〜
ここは基本的にグリスアップしてるので、ここまで固着するのは珍しい。
逆にナットが外れて緩むのをよく見るが...





調べてみるとまだ新品が出るもんなんですねニコニコヨカッタヨカッタ

僕のような事例はあまりないかもしれませんが、転けて割れてしまった方に参考用に品番をおいておきます。

たしかVT(mc15)、VTZ、スパーダ、ゼルビス、VTRが一緒だったので、見た目が違うVツインマグナも一緒かな?





プラグは真っ黒だったので、純正番手のプラグを買いました。
パーツカタログを見て買ったので、DPRじゃなくてDPの抵抗なしを買いました。

ナゼ前のプラグは7番と下げていたんだろ??



キャブが付いてエアクリまで組んだので、点滴で始動してみました。

案外すんなりかかりました爆笑

暖気をするまでは少し反応が悪いですが、暖気が終わると早いスロットル操作にもレスポンスがついてきます。
しっかり上まで回りました〜



エンジンがかかることも確認できたので、残りの作業を進めていきます。

また作業場に放り込み、仮組みしていたリアホイールを再度外して、簡単に色を塗りました。
塗っているとめっちゃ弾く。。。
あれだけアルカリ洗剤で洗ったり、ウォッシュコンパウンドでも洗い、シリコンオフでも脱脂したのに悲しい

腐食部分で弾いてるので、多分出品時に塗りたくられたシリコンスプレーが染み込んでたのかも。
自分のバイクなので、ある程度の出来で十分です〜
依頼分でこうなった場合は全て剥離します。

乾かしたら組んで、チェーンも張りました。
あまりお金をかけたくないので、アップガレージで新品チェーンを購入。安いスチールを選択しました。
5200円でした〜



次はフロント!

流石インボードディスク。見えないけど鉄製ディスクは錆だらけですw



フォークもオイルが漏れていたのでバラして、シール交換をします。

片側のスライドメタルがズタズタだったので、新品を追加注文しました。



インナーチューブは点サビがあり、ちょうど可動部分にいてるので、1000番のペーパーで削ったあと2000番まで上げて仕上げました。

ペーパーをかける時は縦方向に動かすとオイル漏れが発生する可能性があるので、必ず横方向で当てます。



錆の飛び出た部分を削ったあと、腐食によって凹んでしまった部分をアロンアルファで穴を埋めました。

高校生の時に師匠に教えてもらい、一応応急処置としては効果がありましたので今回もこれで〜

これでも漏れたら社外のインナーチューブを買います。。。

乾いたらペーパーでアロンアルファを慣らして、新品オイルシールとダストシールに交換してフォークオイルを入れて完成しました。




フロントもタイヤを組んで塗りました。

リアと同じく腐食部分で弾きが見られました。それでも塗ったら綺麗でしょニコニコ



インボードディスクも塗って、ブレーキキャリパーはオーバーホールして組みました。
カス溜まりが少しありましたが、ピストンに傷も腐食も無くシール交換のみになります。

キャリパーのカスを掃除したり、ピストンとキャリパー側内壁を1000番以上のペーパーを当てて慣らすことで、シールを入れてない状態でピストンをキャリパーに入れると、「ストンッ」と落ちるぐらいになります。
こうなるとキャリパーシールでピストンを保持するようになり、他に無駄な抵抗がなくスムーズに動くので、引きずりが起きなくなります。




前後足も組んで残りは腐ったタンクのみ。

錆取りをしました。



1日おいたあと、中を洗うと紙コップ半分ほど出てきた。。。

流石にこの量が取れると不安になりましたが、どうもなんか違和感があるので、近くにあった磁石を放り込んでみるとどれもくっつかない。

恐らく腐ったガソリンの固形物っぽいです。

タンクは恐らくガッツリは錆びてないっぽい。
これなら腐ったガソリン洗浄剤を先に入れても良かったな悲しい




タンクが仕上がったので、燃料コックと燃料フィルターを付けてとりあえず完成しました。

あまりにも乗りたかったので、雨の中でしたが試運転に行きましたよだれ

新品のTT900GPで雨の中を乗ると、グリップしてる感覚がないw
なんかずっと浮いている感じガーン

流石に怖いのでぐるっと走って帰りましたw

水漏れ、ガス漏れ、オイル漏れ無し〜


これでVT250が復活しましたおねがい

TZRでは不安な場所に行くときの足として使う予定ですが、ツーリングでも使う予定です〜


欲しい方が出てきたら譲ることも可能です←
一応値段書いておきますね♪

今なら整備後8km程度の走行で、前後新品タイヤ、フロントキャリパーOH、パッド純正新品交換済み、バッテリー新品、チェーン新古品、キャブレター清掃などなど、書いた内容分の整備ですが...

27万円で!!(結構お金かかったアセアセ)