<ジョセフィーヌに悪い虫が・・・ その1からの続きです>


差し出されたのは




クリスピークリームドーナッツの詰め合わせ



当時、できたばかりで、買うにはなんと8時間も並ばなければならないのである。




「僕並んで買ってきたんです、どうぞ食べてください」



「僕???」 と思ったあなたは鋭い。



頬を赤らめて貴重なドーナツを差し出した彼は男性。



(ジョセフィーヌは別にカミングアウトしているわけではない。)



さすがに悪いからとジョセフィーヌは一旦は断った。


だが、彼が涙目になっているので、結局代金だけ払わせてもらうことにして受け取ったのである。



家においてあったので、プレゼントだと思ってアテクシが全部食べちゃったのはヒ・ミ・ツ




それからも何かの折に、手作りのケーキやら、高級菓子やらしょっちゅう持ってくるらしい。



どうやって追い払おうかしら。少し心配だわ。