ガザで生きるということ
アフリカ大陸の希望峰からの帰り、バスの窓から見た夕陽です。力強い!
昨年12月に見た映画「手に魂を込め、歩いてみれば」。
6月27日から東京の「ポレポレ東中野」で上映されると知りました。
SNSの力を信じて
どなたかが気づいて足を運んでくださったらいいな
見にいけなくても心に留めてくださったらいいな
と思いながら書いています。
映画は、イラン人の映画監督が
ガザに住むパレスチナ人女性ファトマとの
1年間にわたるビデオ通話を記録したものです。
ファトマは25歳のフォトジャーナリスト。
監督は18歳で革命後のイランからフランスに亡命した女性。
どちらも戦争や革命で人生が変わってしまった人々です。
通話記録は時に映像が乱れ、空爆の音が響きます。
いつも笑顔のファトマが次第に表情を失い疲れていく様子は
ニュースからは見えてこない
ガザに住む人々の現実を生々しく伝えます。
それでも笑顔を見せようとするファトマ。
命の強さ、希望の光を内側から放つようでした。
戦後80年以上が過ぎ
戦争を自分の身の回りに起こる出来事と結びつけて
想像することすらできない私たち。
でも一度始まってしまったら
簡単には終わることができないのが戦争。
この映画がカンヌ映画祭で上映されると知った翌日、
ファトマはイスラエルの空爆で亡くなったそうです。
戦禍で生きる人々の命の輝きと
その輝きを無惨に奪っていくことの残酷さ、虚しさ。
それでも絶望の隣りにある希望を信じたくなる映画です。


