「日韓比較文化論」 | 神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神とは〈いのち〉であり、それへの感謝が信仰だ。あらゆる違いがあっても、それは闘争の理由とはならない。我々は等しく〈いのち〉を生きているからだ。その理解こそが、新しい文明の思想軸となる。

 「遊ぶっきょう」教祖は、今ソウルの町で遊んでいます。すべての看板がハングル文字なので何がなんだか分からないのですが、ぶらりと立ち寄った店の韓国料理に舌鼓を打っています。初めて訪韓したのは今から40年以上も前のことですが、当時、人々は貧しく、毎日、空襲警報が鳴り響き、板門店に駐留する軍のジープは、戦闘に備えてエンジンをかけ放しにしていました。

 その頃と比べれば恐ろしい発展ぶりであり、一面では日本よりも先進国となりました。強烈な土砂降りの中、誰もいない昌徳宮の邸内を散策し、歴史的建造物の美に感動しました。しかし、一歩町に出ると喧噪の世界が広がり、雑然とした街並みは台湾や日本とそっくりで、どうやらこれが東アジアの民族性なのかもしれません。それに日本と連携して新たなアジア文明を構築するためにも、もう少しこの国が漢字文化を大切にしてくれれば、と思います。

 また日本と大差ないのかもしれませんが、韓国人が世間体を第一義にするのは頂けません。男性は学歴に、女性は美容に躍起になり、誰もが高級車に乗ろうとします。私は韓国の深層文化に痛く共感しているのですが、この国の人たちがこのまま表層文化に漂流し続けるのなら、何か危ういものを感じます。人間はそれぞれの文化を敬意を払い、平和に暮らすことが何よりも大切なことをソウルの裏町を徘徊しながら実感しています。【護摩978回 イベント予定はHPを御覧ください。英語版Facebook: Arigato Zen動画:https://www.youtube.com/@machidasoho9820 #禅 #護摩供養 #富士山 #カウンセリング #健康 #wellbeing